≪紀行文≫ |
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〜〜〜パウダースノ―を踏みしめ浅間山の展望〜〜〜 |
前日からは大雪情報が出ていましたが、軽井沢方面の天気予報は終日晴れマークなので、それを信じて小雪状態の新潟を定刻より5分早く出発しました。
個人的な事ですが、9日の朝に起きる時に突然「ギックリ腰」を起こし、医者に行き、痛み止め注射してもらい、湿布、腰部固定帯をしての参加となりました。
長野県に入ると抜けるような青空で、浅間山の展望も期待できます。
(俳句)県境はまだ六尺余春の雪 557 T・K |
軽井沢の雲場池駐車場は、秋の紅葉時期には満車状態になるそうですが、今は1、2台ほどです。
ピン付き長靴、普通の長靴、普通の登山靴とそれぞれの装備です。
駐車場の後には雲場池があり其処にはトイレもあり、しっかり出発準備をして出発します。
(俳句)信濃路はきらゝきらと春日差す 557 T・K
一旦道路に出て別荘地入口へ入ります。
舗装された道路をしばらく歩きますが端は薄っすらと凍っています。
(俳句)凍返る道路踏みしめて登山道 557 T・K
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出発準備 |
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抜けるような青空 |
道路から見上げた離山
(別名テーブルマウンテン) |
登山道案内とありますが、実際は別荘地への私有地を歩かせてもらいます。 |
此処からは別荘地を抜け登山道に入りますが、実際は登山道と言うより、遊歩道と言うほどの広い道、緩やかなジグザグ歩きです。
パウダースノーと言うのでしょうか、新潟の湿り気をタップリ含んだ重たい雪とは違います。足捌も軽いです。
(俳句)春の雪ぱさゝ軽き軽井沢 557 T・K
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別荘への案内 |
此処からは別荘地を抜け登山道 |
スキー場が見えますが雪があまりありません。休業中でしょうか?
(俳句)大小の木々それぞれに雪間あり 557 T・K (俳句)離山春の陽抱き頂へ 1507 N・O
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軽井沢スノーパーク |
踏み跡はあります、
脇には鹿の足跡と思しき跡があります。 |
ほぼ半分 |
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皆さんカッコ良いですね。暫し立ち休憩です |
此処からが本当の意味での登山道 |
雪の中には階段状の丸太が見えます。少し勾配が急になりました。
三等三角点があるのですが、雪に埋もれていました。
ジグザグに登っている時には風や寒さは感じなかったのですが、さすがに山頂へ来ると寒いです。
集合写真を撮って、僅か10m下った処にある東屋でお昼とします。 |
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登山道らしくなってきた |
山頂直下 木々の並びと春日の影が美しい |
山頂です |
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浅間山 |
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浅間山をバックに集合写真 |
此処でお昼 |
真っ白な左側になだらかな裾野を引いているのは剣ヶ峰 その後方に少し薄く見えるのが黒斑山です。
(俳句)春寒し峯の昼餉のそこそこに 557 T・K
山頂でお昼を食べていた人が「噴煙が見えるよ!」と言うので仕度をして上に上がります。
写真では分かりませんが・・・肉眼では真ん中より少し左側から右へ棚引く煙が見えます。
(俳句)春動く噴煙上げし浅間山 1507 N・O (俳句)春雲の隙間に見えし妙義山 1507 N・O
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写真では分かりませんが“噴煙”が |
軽井沢の町と遠くは佐久地方の山でしょうか |
木々の隙間から妙義山 |
登りでは登山道との分岐で、踏み跡がしっかりした方へ少し進み、周回して山頂へは行けるのですが、5分ほど戻り頂上まで250mの案内へ戻りました。その分、下りでは快調な足運びで、時間短縮で、予定通りの時間で駐車場に着きました。
(俳句)下山道見おろす町の春浅し 557 T・K (俳句)雪折れの枝また踏みし下山道 557 T・K
パウダースノー歩きは快適で、浅間山の噴煙は帰路、車中からははっきりと認められたのですが、生憎車窓からは撮ることは出来ませんでした。
山頂には山名が刻まれた方位盤があり、遠くは谷川連峰、八ヶ岳連峰、荒船山等の佐久の山など見られるようです。
気楽に短時間で登れるので、又来たいところですが車に乗る時間の方が長いですね。
ギックリ腰も登りは快適だったのですが下りではやはり腰に響きました。参加を逡巡しましたが、痛みを押して参加した甲斐がありました。
今まで知らなかった山の企画をして下さったIリーダーに感謝です。 |
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