≪紀行文≫ |
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今年も恒例のキツネノカミソリパトロールの日となりました。
来る途中、宮前登山口の駐車場は閑散としていた分その車がそっくり浦浜登山口に廻ったように浦浜登山口の集合場所は満車でした。
今回は参加者少なのでヨーロッパ松コースを登ることにしました。
民家の裏山から取り付くとそこは寺沢の左岸尾根の一端でうす暗いへつり道を進みました。
一旦沢に下りて対岸に渡ると右岸尾根の西斜面にはキツネノカミソリの大群落が現れました。
(俳句) 秋彼岸近しきつねの妖し花
下から見上げる格好なので見事な眺めでした。 |
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右岸尾根に取り付きました |
キツネノカミソリ現る |
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キツネノカミソリ現る |
見上げる先に大群落 |
大群落へ登りました |
沢に沿って進む道にはマーキングが付けられて、右岸尾根に取り付く急坂にトラロープが固定されていました。
前日の降雨で滑りやすい急坂に先行者の靴跡が残っていました。
一昔前と違い、今では利用者が多い認定コースとして整備されているようでした。 |
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大群落は続きます |
まだまだ上まで続きます |
なかなかの急坂でした |
支尾根を登り上って少ピークの小広場で休憩中に後から登って来た老夫婦が追い越して行きました。
(俳句)山梨の小さき実落つる山は秋
この後、小浜尾根の合流点までよく踏まれて勾配が一定で歩きやすい登山道が続きました。
稜線に出ると盆休み中とあって多くの登山者とすれ違いました。
登山道でスライドする度に「清掃登山ご苦労様です。」と声かけしてくる場面も何度もありました。
登山道は概してきれいでゴミはありませんでしたが、清掃登山のスタイルに一定のデモンストレーション効果があったと感じました。
向陽観音堂前の広場で昼食にして、集合写真を撮って午後はいつもの左岸尾根を浦浜登山口へ下山しました。
(俳句)広々と蒲原五郡秋の風
(俳句)眠る間にそだち伸びたる毒きのこ
みなさん暑い中一日お疲れ様でした。 |
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尾根道は緩やかに |
笹の花とは凶事の予兆? |
山梨の実を拾いました |
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小浜尾根に合流 |
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山頂の山梨の大木 |
向陽観音堂前の広場で集合写真 |
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稔田(みのりだ)ももうすぐ |
ドクツルタケが発生 |
天牛(カミキリムシ)は雨の使者 |
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