会山行紀行文 2017年
 12/4(月)
薄曇り
(おおくらやま)(すがなだけ)
大蔵山・菅名岳
864m   909m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
5名
(男性3名・女性2名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
新津(7:00)=大蔵山登山口(7:30−7:47)…登山口(7:58)…1合目(8:24)…4合目(9:00)…6合目(9:28)…大蔵山々頂(10:13‐10:20)
…三五郎山(11:03)…菅名岳山頂(12:18−13:06)…椿平(14:04)…巾沢(14:15)…林道(14:50)…登山口(15:23)
≪紀行文≫

 天気予報午後から悪く成る予報ですが雨が降る前に近場の山、大蔵山、菅名岳にに仲間を誘って登って来ました。大蔵山の登山口には我々の車だけです。6日前の笠菅山でワカンを持参しないで難儀したので今日は全員ワカン持参です。

 4合目手前から雪は出て来ましたが昨日日曜日でお天気も良く多くの人が歩いたのでしょうトレースはバッチリで歩き易いです。
 6合目で休憩、眼下に広がる五泉の市街を眺めます。
 此処より山頂までもしっかりしたトレースが有り難なく山頂に着きました。
登山口の橋を渡る 4合目 6合目より五泉の市街
菱ヶ岳 大蔵山山頂に着いた 粟ヶ岳 白山

 少し休憩の後菅名岳に向かいます。小屋まではトレースもしっかりして居たのですがここより引き返した人もいる様でこの先未だ雪も少なく藪も有り歩き辛いです。三五郎山の手前のピークまで来ましたが雪に足が潜り歩き辛くなりワカンを着けます。
川内の山々 大蔵山の小屋 今シーズン初めてのワカン

 藪で三五郎山は分からず横山方面への尾根に入り間違いが分かり引き返します。これから通過する痩せ尾根は見えますので其れを目指して藪の中を下ります。痩せ尾根は未だ雪も少なく危険な所は有りません。
雪が少なく藪歩き 雲海に浮かぶ山々 痩せ姉尾根歩きは藪は無し

 その先も少し藪の所を通り菅名岳の山頂に着きました。此処でお昼ご飯にします。雪の中ですが時々薄日も差し風も無く寒くは有りません。雲の上に浮かぶ幻想的な山々を眺め至福の一時を過ごします。
山頂下の藪歩き 菅名岳山頂 雲海
飯豊も見えます 飯豊を見ながら昼休憩 菅名岳を後に

 今日は周回予定ですので昼休憩の後雪の緩んだ急な下りの丸山尾根をワカンの踵を踏み込み慎重に下ります。8合目を過ぎた辺りで雪も少なくなりワカンを外します。
 椿平に着きこの付近には雪も無いので久しぶりに此処より巾沢に下り沢沿いに歩く事にします。
 沢への激下りは雪が有ると危険ですが雪が無ければ安全に歩けます。最後に短い梯子を下り最初の橋を渡ります。
 この後こんな橋を十数回渡ります。
丸山尾根の下山 ワカンを外したので快適に歩けます つばき平より巾沢に下ります
短い梯子を下り沢へ 1番目の橋 沢沿いに歩きます

 どっぱら清水の湧き出た水が滝の様に沢に落ちる所を眺め全部で12カ所の橋を渡り雪崩跡の雪の斜面を沢に滑落しない様に慎重に通過し最後の橋を渡り林道に出ました。
 後は30分ほど林道を歩き無事駐車場に着きました。心配した天候も雨に当たる事も無く悪天候の続ずく此の時期貴重な晴れ間を見て大蔵山、菅名岳の周回歩きをする事が出来ました。まだ雪も少なく藪歩きで大変でしたが今シーズン初めてのワカン歩きもで疲れましたが楽しい山歩きが出来ました。 (おわり)
3番目の橋を渡り どっぱら清水の入り口 雪崩の跡を慎重に
最後(12番目)の橋を渡り 此処を登れば林道 30分の林道歩き