会山行紀行文 2017年
 11/28(火)
晴れ
(かさすげやま)
笠菅山
615m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
5名
(男性3名・女性2名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
新津(8:00)=送電線巡視路入り口登山口(8:55−9:15)…44番鉄塔(9:52)…43番鉄塔(10:26)…42番鉄塔(11:05)…山頂(11:48)
…テレビ局中継施設(11:59−12:56)…42番鉄塔(13:22)…登山口(14:56)=三川温泉寿の湯(15:05−15:45)=新津(16:40)
≪紀行文≫

 時雨の季節の貴重な晴れ間を見て阿賀町の笠菅山に仲間と登って来ました。
 笠菅山は新谷川と中ノ沢川に挟まれた所に有る独立峰で登山道は細腰からの林道終点から登るコースと中ノ沢集落手前の県道から林道を少し入り送電線の巡視路を山頂近くまで登り山頂に行くコースの2カ所あります。今回は送電線の巡視路を登ります。

 新津は雪など少しも無いので雪山装備無しで出かけましたが(長靴だけ持参)国道49号線から中ノ沢へ向かう県道に入ると道路の両側には除雪した時の雪がまだ多く残っていて皆びっくりこんなに雪が残っているとは思いませんでした。
 県道から少し林道に入り送電線の巡視路から歩きます。
 幅の広い緩やかな道を少し残っている雪を踏みながら歩きます。46番鉄塔には行かず左の杉林に入り沢に下り丸木橋を渡ると急登の始まりですが長くは無く緩やかなった所で休憩します。
 今の所積雪は多くは有りませんが登るにつれ多くなると思います。カンジキも無くストックには雪用のリングも取り付けて
無くスパッツも無くスコップや断熱のシートも持参して居ません。雪が多くなり前進が出来なくなった所で引き返すつもりで登ります。
 44番、43番の鉄塔も越えますが42番鉄塔の登りは雪も多く倒木も有り迂回したりで時間が掛かります。
送電線の巡視路から入ります 沢を渡り 急登の始まり
44番鉄塔 43番鉄塔 菱ヶ岳

 何とか42番鉄塔に着きますが長靴には雪も入ります。でも此処まで来れば山頂は近くですので休憩後山頂を目指します。
雪が多く成って来ました 42番鉄塔への登り 足がヌカル

 今日はお天気も良く近くに五頭連峰、少し遠くに粟ヶ岳や白山、諏訪峠の鉄塔、遠くに笠倉山や御神楽岳も良く見えます。
 42番の紅白の鉄塔は五頭山からも見えます。
 鉄塔から少しの急登で登りは緩くなり天然杉の中の尾根を歩きピークで巡視路から分かれ倒木を乗り越え最高地点の主三角点は雪の下で分かりません。
五頭山 天然杉の生える尾根 山頂は近い

 木の間越に飯豊の北股岳が白く輝いて見えます。少し下り藪の中の山頂三角点に寄りますが此処も雪の下で分かりません。
 此処よりり直ぐ下のテレビ局の中継施設まで下ります。
三角点はこの下かな? テレビ局の中継施設へ下ります 中継施設


 皆今日は断熱のシートを持参していないので昼ご飯のときお尻が冷たくなると困るの
で中継施設の階段の雪を足で払い通路の雪も足で払い此の上で昼の休憩にしました。

 風も無く日差も温かく長靴も脱ぎ足をお陽様に温めて貰い昼ご飯にしました。
二王子岳 
 北股岳 中継施設の雪を足で払い  陽当たりの良い所で昼休憩 

 帰りに藪に少し入り飯豊の北股岳の見える所で写真を取り山頂を越え下山します。帰りはトレースが有り順調に歩けます。
下山開始 下山 倒木を越えて下山
下山 42番手鉄塔に着く
鉄塔からの五頭連峰 下山

 今日は我々5人だけの山かと思われたのですが巡視路の分岐で単独の男性とスライドしました。
 42番鉄塔、43番鉄塔、44番鉄塔、沢の丸木橋と順調に下山します。

 日暮れも早くなった此の時期遠くの山へは行けず近場の山で又気温も低いので近くに温泉の有る所が良いです。
 今日も三川温泉寿の湯で体を温めて帰りました。 (おわり)
遠くに御神楽岳 倒木を乗り越え 下山
44番鉄塔を通過 丸木橋を渡れば登山口は近い 無事下山