≪コースタイム≫
自宅=加治川治水ダム登山口(6:20)…倉見平(7:10)…岩岳(8:00-8:10)…烏帽子岩(9:00-9:15)…山伏峰(10:15)
…蒜場山(10:20-11:25)…山伏峰(11:35)…烏帽子岩(12:30-12:45)…岩岳(13:30-13:35)…倉見平(14:30)
…加治川治水ダム登山口(15:20)=自宅 |
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≪紀行文≫ |
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〜〜蒜場山(烏帽子岩)の紅葉を楽しむ〜〜 |
二週続けて蒜場山へ。
一週間前は、山頂(標高1363m)の紅葉を目的に登ったものの、既に大部分が落葉。
飯豊連峰の上部に雲がかかってスカイラインも拝めず、欲求不満状態で下山。
今回の目的は標高1030mにある烏帽子岩の紅葉。
二年前、朱色に染まった紅葉に感動、あの感動を再びと出発。
先週、紅葉の「こ」の字程度だった烏帽子岩の色付き、一週間でどこまで進んでいるか。
数日前に新潟をかすめた台風22号で、葉が落ちていないか心配しながら高度を上げる。
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朝焼けに浮かぶ蒜場山 |
隣の俎倉山も秋色 |
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焼峰山から赤津山に繋がる尾根を朝陽が照らす |
ダム湖周辺の色付き |
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陽光で紅葉輝く |
岩岳から逆光の蒜場山を望む |
朝陽が尾根の紅葉を捕まえる |
そして、お目当ての烏帽子岳。
たった一週間で色付きが一気に進み、烏帽子岩の南斜面がオレンジ色に染まっている。
台風の強風に耐えた葉が、見事な色彩を放つ。
二年前と比べ、赤が足りないように感じるが、オレンジ色もまた良い。
登って来た登山道を見下ろせば、休憩した岩岳(932m)周辺の紅葉も美しい。
朝陽を浴び、その彩りが鮮やかさを増している。
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烏帽子岳から蒜場山を望む、逆光の中、山肌が輝く |
一週間前はこんなでした |
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烏帽子岩から岩岳を俯瞰 @岩岳 A焼峰山 |
見飽きない景色に、後ろ髪をひかれる思いで山頂へと歩を進めるが、振り返って観る烏帽子岩の紅葉が美しく、「○○歩・歩いて、振り返る」を繰り返す。
登山道と平行に、山頂から北西側に伸びている尾根の紅葉が、これまた素晴らしい。
色をつけた無数の葉が、山肌を染め上げている景色に、何度も唸る。
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振り返って見る烏帽子岩 @大蔵、菅名岳A馬ノ髪山B俎倉山C五頭山D烏帽子岩 |
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山頂から北西側に伸びる尾根 @焼峰山 A二王子岳 |
山頂では、今季初めて雪をつけた飯豊連峰を一望。
風がなく、陽の光を浴びて、暖かい中で、昼食をいただく。
磐梯山や、夏歩いた大石山から大日岳のスカイラインを眺めながら、一時間程ゆっくり過ごす。
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飯豊連峰 @大石山 A地神岳 B北股岳 C西大日岳 |
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北股岳(左)にズームイン |
西大日岳にズームイン |
二王子岳とナナカマド |
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山頂から、登って来た岩岳から続く尾根(登山道)を俯瞰 |
下山で山伏峰を振り返る |
復路は太陽の位置(光のあたる角度)が変わり、往路と違う色合いの紅葉を楽しむ。
蒜場山の下山は、コースのきつさが後半足に出るのか、登山道が滑りやすいのか、毎回尻餅をついてしまう。
今回もズルズル何度も滑りながら登山口へ。
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鮮やかさ増す烏帽子岩 |
烏帽子岩から蒜場山を望む |
紅葉の登山道から烏帽子岩 |
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烏帽子岩と蒜場山 |
岩岳から蒜場山を望む |
秋色その1 |
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秋色その2 |
ダム湖と赤に染まる焼峰山(左) |
ダム周辺の樹々も色付く |
出会った登山者は5人、静かな山旅だった。
蒜場山の紅葉に魅せられ、下手な鉄砲を撃ちまくって、撮影した写真の数は1000枚異常イヤ以上。
山頂で出会った60歳位の男性との会話
私:烏帽子岩の紅葉は素晴らしかったですね。
男性:・・・綺麗だったけど狭い範囲だったね、昨年歩いた朝日連峰の○○コースの紅葉は山肌全部が真っ赤で凄かった。
これまで多くの山に登ったが、あの紅葉が一番。
そこまで言われれば観てみたくなる、これも蒜場山に二回登ったおかげで得られた貴重な情報。
早々と来年の秋山行の優先順序に思案をめぐらしながら帰路についた。
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