会山行紀行文 2017年
 8/20(日)〜22日(火)
天候:下記記載
(たてやま〜あみだがはら)
立山〜阿弥陀ヶ原
3015m(立山)
参加者 (紀行文) 2146 Y/I
4名
(男性2名・女性2名) (写真) 2146 Y/I
≪コースタイム≫
8月20日(日)晴一時雨
立山駅駐車場9:00−ケーブルカー9:30〜立山道路バス9:50〜立山王殿の湧水10:45〜雷鳥沢  キャンプ場。昼食〜 剱御前小屋着15:00
8月21日(月)晴、雨
小屋5:10〜剱御前山・ご来光〜小屋・朝食岳 小屋出発6:50〜別山・別山北峰〜真砂岳岳〜富士ノ折立〜大汝山〜雄山12:15〜一の越〜みくりが池温泉14:35
8月22日(火)ガス、小雨
温泉7:45〜分岐〜天狗平山荘8:30〜獅子ケ鼻岩、一の谷〜分岐〜阿弥陀ヶ原ホテル11:50〜    立山駅駐車場
≪紀行文≫
 〜〜足まかせ、天気まかせの立山・天狗平・阿弥陀ヶ原縦走〜〜 

 山行計画書には新潟5時出発、2件の宿泊先住所、ロープ7m持参、防寒対策必携、体調と天候を優先し無理な工程は行わない。
 簡潔明瞭な計画書を手にいざ登山を開始。

≪1日目  8月20日(日)晴≫
 9時立山駅駐車場へ到着、直ぐに女性人はケーブルーカーの切符を求めに走る。
 お盆明け、平日、雨予想?か、並ばずに乗車できて幸先良いスタートに安堵する。

 美女平から室堂行きのアルペンバスは滝見台で小停止し称名の滝を見て、阿弥陀ヶ原では高山植物に魅了される。
 そして室堂立山玉殿の湧水を多めに補給する、明日は500cc500円だよ。

 いざ出発、石畳みの階段を降り目指した地獄谷方面からは鼻、口、目に硫黄の刺激を受ける、通行不の看板に立入防止柵、前回は走り抜けたが今回は少し残念だけ危険を回避できよかったと安堵する。

 雷鳥沢キャンプ場で昼食を取りゆっくり休息、登頂前方鞍部に小さく見える建物あり目指す剱御前小屋?かな。
 これからが今回山行の目的、急がない、疲れたら休む、時間を気にしないを実践、ジグザグのガレバを休むこと多数回午後3時に小屋到着。後は楽しい宴会でした。
(紀行文投稿の予定はなかったので一日目の写真は数枚の撮影)
4回目の立山で初撮影した称名の滝
出発前 名水立山玉殿の湧水を補給 地獄谷の噴煙 一日目の宿泊所  剱御前小屋

≪2日目  8月21日(日)晴・雨≫
 4時40分戸外へ出るがガスで視界10m、既にギャル3人が登山支度で準備運動し、見晴らし場所へご来光拝みに出発。
 (5時10分日の出、見晴らし地点まで片道約10分との情報)

 5時に部屋に戻る、わずか10分後ガスが一気に飛び去る、間に合えとばかり見晴らし地点まで駆け足で登りかろうじてご来光を拝む。
 そこに剱御前山2792mの標識を見つけヤッターと小さな声で大喜び。探求心旺盛なH女子も朝食後に剱御前山を登頂する。
剱御前山から別山にご来光を拝む。 喜んだ剱御前山の標識 朝食のメインは焼き魚でした

 小屋から別山までは準備運動(剱御前山登頂往復20分)が良かったのか、朝ご飯のお替りが良かったのか軽快なステップで2山目を登頂する。 別山南峰〜北峰を歩き真近に見る剱岳に圧倒される、カニの縦ばい、横ばいはどのあたりかな?時間を忘れていつまでも見ていたい絶景でした。
別山南峰〜剱岳 別山北峰最先端にて 剱岳をバックに満足そうな顔

 真砂岳頂上手前の内蔵助山荘分岐から、北アルプス、立山、内蔵助カールの絶景(米山SAで出会ったOリーダー推奨)を満喫する。

 立山の本丸へ向かう、頭上に落ちてきそうな岩また岩を見て、息を切らしては休憩し漸く富士の折立に立って一安心冷たいビールが頭に浮かぶ。

 大汝山に寄る。先ほどまで親子で立っていた頂上へは落下が怖く半分はパス、歳は取りたくないね。
立山縦走路の降り 内野内蔵助山荘付近〜
立山従走路の登り 富士の折立 頂上を見上げると 大汝山 これより上は無理でしょう

 雄山山頂は人人人と小学生の団体登山者等で満杯、有料参拝(500円)を見送り参拝者をお祓いしている神主を拝む。

 下山は亀の甲羅模様な道、信号機の無い連続した4差路5差路みたいでした。

 一の越までがずいぶんと長い下りに感じられました。

 空模様と相談した結果、浄土山登頂をせずに室堂経由みくりが温泉へと変更した。

 結果オーライ宿到着後に雨。

 今晩は無事下山と入浴に感謝し、宴会で大いに盛り上がろう。
雄山山頂
雪渓に若ママ降れず ストックを貸す 楽山魂 一の越よりゴミを拾うKリーダー 立山完走に乾杯 長〜い宴会が続く

≪3日目  8月22日(日)曇・雨≫
 5時起床戸外へでるがガスでご来光拝みは無理、部屋に戻り再寝。

 今日は午後から雨予想、木道と一カ所谷へ下り渡渉がある天狗原経由阿弥陀ヶ原散策路へのコースに決定。

 7時45分雨上がりで濃いガスに取りあえず天狗平山荘を目標に出発する。

 視界50mの地獄谷との分岐を左折し神秘的な石畳の歩道を歩く。

 チングルマが群生している?が遠方は確認できない。

 一人の女性写真家と出会う、少し歩くと急に目の前に天狗平山荘が現れた。
みくりが池温泉
朝食バイキング 室堂・地獄谷・天狗平分岐 天狗平へ  水平な石畳を歩く

 阿弥陀ヶ原方面へ案内標識が2か所あり。
 山荘で道順確認、A旧道、木立の中で景色は望めないが道はしっかりしているし約T時間30分で行けるとのこと、Bは木道歩きの散策路、時間が長い2時間30分、少し危険箇所ある。危険の意味もよくわからないが皆さん木道散策路に惹かれたのでしょうか?すんなりとBを選び出発する。
 ガスで視界不良のなかでは近くの草木しか見れなかったが、獅子ガ鼻岩・一の谷に着くころにはガスも取れ左右の山々や草花を見ることができるようになった。
 ところがこれからが大変でした、ミニだけど剱岳のカニ縦ばい、横ばい、四国石鎚山より高低差が若干低い獅子ガ鼻岩の覗き、飯豊山大日杉のザンゲ坂に負けない急坂とロングロープ。山荘の方の助言を理解する。
獅子ガ鼻岩の覗き 這う程の高さ 獅子ガ鼻岩 ナガーイ鎖

 一の谷の欠けた橋板が最後の難所、一息つけた散策路休息場所迄の道程は50分強の降り,登りの休憩なし、我、特に女性2人の頑張りに拍手でした、又、標識に上級者向けルートの表示に納得でした。
 一般者散策路を経て11時50分阿弥陀ヶ原ホテル前バス停に無事に到着。
漸く一の谷鞍部へ到達 獅子ガ鼻岩・一の谷越えは上級者 阿弥陀ヶ原ホテルを目前に

 時間に追われないを楽しい山行に誘っていただいた同行者に感謝、感謝の立山でした。

≪立山で見たお花です≫