会山行紀行文 2017年
 7/17(月)
曇り時々晴れ
(ふどうさん)
不動山
1430m
参加者 (紀行文) 2052 M/T
3名
(男性1名、女性2名) (写真) 2051 S/T
≪コースタイム≫
不動地域生涯学習センター(6:30)=林道南葉山線・登山口(7:20)…分岐・休憩所(8:50)…不動山山頂(10:00-11:00)…分岐・休憩所(12:30)
…林道南葉線・登山口(13:45) =不動地域生涯学習センター(15:00)
≪紀行文≫
 〜〜この日にしか行けない山〜〜 

 不動山(ふどうさん)は上越市名立区の奥地にあり、上越市の最高峰で新潟100名山です。
 体力無し、技術無しの軟弱者が不動山に登るにはこの日しかない!!名立体育協会さん主催の「不動山登山2017」。
 普段、閉ざされているゲートが年に一度開かれます。

 一番の苦労は、その参加権を得ること。昨年までは電話申し込みで、大変な苦労があったらしい。
. 「朝8時30分になりすぐに電話するも、電話が通じず、仕事をそっちのけで100回も電話をかけてようやく3人分の申し込みが出来た。」という話がブログに載っていた。ちなみに、昨年は申込開始からわずか40分で締め切ったとのことです。
 その申し込み方法が今年は変更になり、郵便ハガキで申し込み、抽選となった。さっそく郵便ハガキを出し、あとは抽選に当たりますようにと祈る!!。なんと、それが当りました!! この日を逃すとチャンスはまた来年になる。行かなくっちゃ!!

 6時に不動地域生涯学習センターに集合。足並みに応じてA・B・Cの3コースに分かれます。
 Aコースで参加したことのある、故Kリーダーの「やんや、難儀かったてぇ〜!!」という話を肝に、我々はBコースを選択。

 開会式後、2台のマイクロバスに分乗して出発。林道南葉山線のゲート奥にある登山口に到着。ちなみにこの林道を歩くとすると8kmを超えるそうだ。やっぱり、この日に登るに限る!!
 登山口からは200m近く林道を下る。往きはよいよい、帰りは・・・? 故Kリーダーはこれが一番難儀かったと言っていたよなぁ〜。
集合場所前 混み合う駐車場 南葉林道登山口

 登山道は、よく整備されていました。この日のために、30名近い地元の方が整備されたそうです。皆さん、この山への思いれが深く、協力してもらえるのだというお話でした。
 堰堤を過ぎるといよいよ登り、これがなかなかの急登。Bコースといっても皆さん登りが速い(若い人が多い?)。ついて行くが大変。
 尾根コースとトラバースコースの分岐地点にある休憩所に到着、やれやれ、やっと休める。
林道歩きの始まり 林道終着にある堰堤 沢を渡り
急登が続く 余裕の若者達 嬉しい休憩

 トラバースコースを行くので、これからしばらくは楽になりますという話に元気をもらい再出発。
 危ない所にはロープを張り、崩れたところは補修されたトラバースコースは安心して歩けました。
 さぁ〜、いよいよ最後の山頂への登りです。これがなかなかの急登。ロープにつかまり、汗だくになりながら奮闘です。
 苦労してやっと山頂へ。生憎、ガスがかかり360度の展望は望めませんでしたが、時折見える、残雪の火打山、焼山の山容は大きかったです。  1時間たっぷりと休憩を取り下山開始。前日が雨だったので、滑ること滑ること、ロープにつかまり慎重に下山しました。
あと90分で行けるかな トラバースではロープにつかまり 山頂への急登
のんびりランチタイム 姿を現した不動山 やっと帰り着きました

 朝、心配した最後の林道の登り返しは長かったこと。
 ゴール近くで用意された冷たいお茶の美味しかったこと。なかなか難儀な山でしたが、地元の方の温かいおもてなしに思い出に残る山になりました。
 参加者から、年に一度はもったいないから、秋にも開催して欲しいという要望が出て、検討しますという主催者のお話でした。
 もしかしたら年2回行けるようになるかもしれません。

 問い合わせ先:
  総合型地域スポーツクラブ名立体育協会
    TEL/FAX 025-537-2182