≪紀行文≫ |
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〜〜〜暖かい陽射しを浴びて展望を楽しむ〜〜〜 |
≪12月2日(土)浅間隠山≫
午前6時10分、バスは予定通り駅南を出発。巻潟東で途中乗車者を乗せ関東方面へ。
前日突然降りだした雪にはハラハラさせられましたが、長いトンネルを抜けるとそこは関東、まぶしい朝日が差し込んでくるとバスの中に歓声がわきます。
月夜野インターで高速を降りた後、群馬県高山村の高山道の駅で休憩、リーダーさんより「ここで登山靴に履き替える様に」との指示がありそれぞれ準備を整えて、二度上峠登山口までは更に一時間半ほどくねくねの山道を登っていきます。
(バスに揺られながらかなりの標高を稼げたとニヤニヤしていたのは自分だけだったのでしょうか)
後で知ったのですが、この〈二度上〉という地名は、昔このあたりに電気鉄道が走っていて、あまりの急こう配のためスイッチバックをして上がっていった事からきているとか。
登山口では先日会員の広場で教わった登山前のウォーミングアップをして体を温めました。 |
2051 S/Tさん提供 |
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浅間隠山登山軌跡(クリックで拡大) |
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登山口近くの二度上峠下駐車場に到着 |
出発前に全員揃って準備体操 |
駐車場近くの登山口 |
そしていよいよ登山開始、落ち葉ときらきら輝く霜柱を踏みしめて歩きながら見上げる冬枯れの木々、その間からのぞく真っ青な空が、出掛けて来た時の鉛色の空を忘れさせてくれます。 |
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稜線までは少し斜度があります |
見上げる木々と空はとても美しい |
暖かいので稜線にてお色直し休憩 |
気持よく続くつづら折りのなだらかな道に気を許していましたが、わらび平から山頂直下はなかなかの急登、日ごろのトレーニング不足を実感。 |
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気持ちよく樹林帯を歩きます |
やや斜度を増して登山道も九十九折 |
木々の間から浅間山が観えてきました |
しかし頂上に着くとそこからは360度の素晴らしい展望が開け、浅間山の噴煙も見えます。そして遠く富士山も!!
山頂で思い思いにお昼をいただき疲れをいやした後は来た道を戻ります。 |
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山頂が観えてきました。 |
山頂では浅間山の大展望が迎えてくれました |
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冠雪した谷川岳もきれいに観えます |
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暖かい陽射しを浴びて昼食休憩 |
浅間隠山山頂にて集合写真 |
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名残惜しいですが下山開始 |
急坂も下りは楽々 |
無事登山口に戻りました |
バスに乗り込みほっとしたところで、何やら皆さんの荷物の中から赤.白.ピンクの液体が…
心地よい揺れとその液体のおかげで民宿に着くころには皆さんのお顔もほんのり染まるのでした。
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≪12月3日(日)石尊山≫
民宿からバスで10分程で追分登山口到着。
昨日に引き続きウォーミングアップをしてから大きな火山岩のゲートを通り登山道へ。
今日の道もふかふかの落ち葉を踏みしめながら歩きますが、昨日と少し違うのは、小さな火山岩が落ち葉に隠れていること。それだけ浅間山に近づいたのだという事が分かります。
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2051 S/Tさん提供 |
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石尊山登山軌跡(クリックで拡大) |
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宿の向こうに浅間山 |
霜が残る追分登山口 |
霜を踏みしめ出発 |
登山道を進むにつれて川の音が近づいてきました。さらに川の様子が見えてくると、その水の色は赤いのです。火山の影響だそうで、近くには血の池、赤滝(血の滝)などと呼ばれる場所があり、源泉(帰路立ち寄る)もありました。 |
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樹林帯に続くまっすぐな広い登山道を進む |
林道分岐1220m付近と交わり休憩 |
間もなく左手に赤く濁った沢が観える |
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赤滝(血の滝)に立ち寄ります |
確かに鉄分を多く含んだ赤い滝です |
滝の傍の洞穴に石像が二体安置 |
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源泉分岐(源泉は帰路立ち寄ります) |
血の池弁財天 |
おはぐろ(鉄漿)池で休憩 |
往復12キロの登山道のほとんどがなだらかな樹林(雑木林)帯や林道となっており、本格的な登山道はそのうちの4キロ程だそうですが、傾斜がきつくなるにつれ美しい雪のストライプ模様の浅間がすぐ後ろで背中を押してくれているような気がしました。 |
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石尊平までの急な登りになります |
尾根上の石尊平に到着 |
山頂まであと少しの急坂 |
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石尊山山頂での集合写真 |
山頂からの展望を楽しむ |
時間も早かったので少し下って先ほど通って来た“おはぐろ池”でお昼、そして源泉に立ち寄り、来た雑木林の道をまたまた延々と歩き無事に下山しました。 |
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おはぐろ池傍で木漏れ日を浴びて昼食 |
源泉(冷たい?)に立ち寄りました |
雑木林の中をまっすぐ登山口に向かいます |
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