会山行紀行文
No-142
グレード:C
2017年
 11/12(日)
曇り時々小雨
(ばんやさん)
番屋山

933m
参加者 (紀行文) 2273 N/K 
26名
(男性11名・女性15名) (写真)1862Y/I 2051S/T
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:25)=吉ヶ平登山口(9:20)…椿尾根(10:35)…番屋山山頂(11:35-12:05)…雨生ヶ池(12:55-13:05)
…吉ヶ平登山口(13:45-14:05)=新潟駅南口(16:05)
≪紀行文≫
~~~八十里越から番屋山、雨生ヶ池の縦走と充分楽しむ~~~

 天候が不安定で心配でしたが、終日曇りとの予報で山行が決行されました
 これから登る番屋山について、まったく知りませんでしたが「新潟100名山」を読むと登山口のある吉ヶ平は八十里越の宿場町として開けていた所で昭和45年集落は集団移転したと記述がありどんなところか興味を覚え登ってみたいと思っていました。

 バスの中でリーダーから今回の山行は番屋山往復ではなく登りは八十里越を下山は雨生ヶ池(まおいがいけ)への縦走としたいと説明があり歴史を感じることができるのではないかと期待が膨らみます。

 登山口の吉ヶ平山荘はきれいな新築の建物で、登山準備・トイレを済まして登山を開始します。
歩いた軌跡(クリックで拡大) 吉ヶ平登山口駐車場で登山準備 平成27年に改装された吉ヶ平山荘

 歩き始めて20分程で馬場跡(分岐)石碑がありここから八十里越に入ります登山道と云うよりは林道を歩くような感じです。

 椿尾根で休憩、右手奥に雪を頂いた守門岳が展望できました、尾根の周りの赤や黄色の紅葉も本当にきれいです。
八十里越、整備された林道を歩くよう 八十里越から見る雪を頂いた守門岳 小さな沢をいくつも徒渉
きれいに紅葉(黄色)した木々 八十里越、番屋山分岐椿尾根で休憩 山腹の狭い登山道を慎重に通過

 山頂直下の登山口からは急登です、踏跡はあるのですが木の根が張り出し落ち葉も積もって滑りやすく慎重に一歩一歩登ります。

 急登をあえぎあえぎ登りきると山頂に到着です。
 頂上では小雨が降って周りにガスがかかり残念ながら眺望はありません。
 たまたま山頂で、八十里越から番屋山への登山道を整備した吉ヶ平管理組合の人達3人にお会いしたので、整備への御礼を申し上げました。

 山頂で昼食をとっていると急に冷え込んで小雨が雪に変わってきたため慌てて下山の準備をして雨生ヶ池へ下山を開始。
番屋山山頂への最後の急登 番屋山山頂 
周りはガスがかかって眺望は得られず
山頂で昼食中、小雨が雪に変わる

 雨生ヶ池は登山道の両側が太いブナの原生林、その下に静かにたたずんで背後の紅葉が池に映って神秘的な雰囲気です。
 あわてて頂上を降りたのでここで集合写真をとり、後は平坦な道を無事登山口に戻りました。

 八十里越から番屋山、雨生ヶ池の縦走と充分楽しめた山行です、リーダーに感謝申し上げます。
慌てて下山開始
背後の紅葉が池に映って神秘的な雨生ヶ池 雨生ヶ池で笑顔の集合写真