≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=登山口(8:35-8:50)…石黒山頂上(12:45-13:25)…登山口(16:35)=新潟駅南口(19:25) |
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≪紀行文≫ |
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~~~秘境奥三面のブナの原生林の紅葉を堪能~~~ |
新潟駅南6:10集合、総勢22名。バスで日本海東北道から朝日スーパー林道を経由して朝日村に向かいます。
行程図(クリックで拡大) |
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1週間前まで秋雨前線と台風の影響で日本列島は大変な状況でした。今週に入っても週の初めは雨模様、週末もまた崩れるとの予想です。
幸運にも今日は何とか天候に恵まれ、静かな晩秋の一日を石黒山で楽しむことができました。
九十九折のすれ違い出来ないような朝日スーパー林道を行くこと約20km、猿田川野営場近くに登山口があります。
途中でキノコ採りと思われる軽自動車が何台かありました。
石黒沢のヘツリからの登攀コースであり、渡渉数回(難所は2ヶ所)、急登(難所は3ヶ所)、更には泥田と、秘境奥三面にふさわしい変化に富んだコースです。
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8:35登山口着
登山口には立派な表示があり(頂上まで4km、3時間)車数台の駐車スペースがあります。気温は十度前後、吐く息は白く、スパッツをつけ、いざ出発です。
8:50登山口発
沢の音を聞きながら、石黒沢のヘツリを慎重に歩くこと30分、最初の小さな渡渉があります。
ブナやミズナラや朴の金色に輝く黄葉、そして、風雪に耐えた巨木、大木に圧倒されます。 |
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登山口 |
入り口ちょっとした広場 |
沢沿いを慎重に |
9:50大変な難所の渡渉(今日のメインイベント)
昨日までの雨で水嵩も増し、朽ちた丸太の橋らしきものがありますが、激流が吞み込み通行できる状態ではありません。 |
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いろいろ逡巡の後、Nさんが沢沿いから倒れた小木を引っ張り出し、沢に懸け、手の確保として活用、不安定な足場をリーダーの助けを得ながら渡渉するというものです。もう足がくがくです。
不幸にもドボンと沢に尻もちをついた人もいたような。
10:00 渡渉が終わると、ここから本格的な急登が始まります。
ふと見ると倒木になめこの株を発見。思わぬ収穫、ひとかたけ分くらいありそうです。
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最初のロープ箇所 |
アップダウンが続きます |
見事な広葉樹林帯 |
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小さな渡渉何か所かあり |
下りは滑りやすく慎重に |
最大の難所 |
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小木に掴りながら |
なめこ発見。株立ちがありました |
本格的な登り |
その後、倒木を跨いだり、くぐったり、見事な黄葉の樹林帯の中を進んでいきます。
背中や額にも汗が噴き出てきます。
11:00またもや渡渉の難所(石黒沢の支流か)ここも水嵩が多く慎重に渡ります。 |
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樹林帯を行く |
最後の難所の渡渉 |
11:30リーダーより頂上まであと1時間の指示。ロープ箇所の急登のあり。
両側の木につかまりながら足を取られないように慎重に登ります。
登りきると、落ち葉で隠れた池があり、石黒山の稜線部を見ることができます。
標高750m付近、このあたりの木々はほとんど落葉しています。
12:15頂上直下の最後の急登、ロープ箇所あり、急登の割には細いロープ。
足元も滑りますが、靴をはの字にせよと後ろから指示あり、スキーのようにエッジを靴底で利かすことですね。納得です。
12:35 登りきると避難小屋跡に到着。ちょっとした広場になっています。
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マユミの紅葉? |
ちょっとしたショット |
最後の急登 |
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落葉で隠れた池あり |
標高750m付近 |
避難小屋跡を通過 |
12:45 石黒山頂上。(三角点あり)ところどころ薄く降雪の形跡あります。眼前には朝日連峰のパノラマが広がり、もうすでに初冠雪です。
風もややあり、背中の汗が冷えてきます。
藪こぎの先に小さな展望台があるということでそこまで移動。小枝が跳ね唇に当たり少し腫れました。
13:00 昼食休憩
13;25 記念写真を撮って下山開始
16:35 登山口
19:25 新潟駅南着
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初冠雪の朝日連峰 |
頂上を示す三角点あり |
避難小屋跡にもどり昼食 |
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心配した下山の渡渉はすんなりと |
結局、本日の山行は、登り(3時間55分)下り(3時間10分)ということになりました。
新潟・山のグレーデングによれば石黒山は難度A,体力2(ちなみに鷲ケ巣山は難度B、体力4)ということらしいですが、今日に限っていえば結構大変というのが率直な感想です。
くねくねの朝日スーパー林道も車酔いしましたし、ちょっこらちょいと行ける山でありません。しかし、天候にも恵まれ、すばらしい山行であったことに改めて、御礼申し上げます。 |
集合写真 |
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