≪紀行文≫ |
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〜〜〜手応え充分、黄金色の湯ノ沢岳〜〜〜 |
山行案内に湯ノ沢岳とありました。山形県?はて?初めて聞く名前です。すぐに申し込みました。
お恥ずかしい話ですが、摩耶山には登ったことがありましたが、摩耶山が連峰を成していることを知りませんでした。そして、湯ノ沢岳がその摩耶連峰の一つで、摩耶山に次いで2番目に高い山ということを知ることができました。
連日、雨予報が続く中、幸いにも今日は曇りの予報。Kリーダーの初山行に、お天気の神様からの大きなプレゼントでした。バスの中、少し緊張気味に挨拶されるリーダーに、参加の皆さんから「頑張れよ!」と励ましの声援と拍手が湧きました。
出発時の新潟は小雨模様、道中も厚い雲がなかなか取れません。鶴岡西インターを降りる頃からお天気は回復、天気予報は大当たりです。 湯ノ沢川沿いの細い林道では、ジェットコースターに乗ったような?アップダウンを何度か経験。運転手さんにご苦労をお掛けしましたが、定刻より早く湯ノ沢ダムの駐車場に着きました。
湯ノ沢岳はガイドブックに信仰の山とありました。まさにその通り、駐車場の対岸に鳥居が見えています。
リーダーのコース説明にあった「痩せ尾根、岩場、鎖場・・・、要注意!」が頭をよぎります。
出発前に、湯ノ沢岳大権現に今日の無事を祈りました。 |
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湯ノ沢ダム駐車場 |
橋を渡って出発 |
手を合わせ無事を祈る |
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登山コースの案内 |
しばらくは林道歩き |
ワラビ畑を抜け |
20分ほど、林道を歩き登山口に到着。寒さを心配しましたが、歩くと汗ばむほどです。
登山口には立派な標柱が立ててあり、地元の人に愛されている山のようです。
登山口からはすぐに鎖のついた階段、これがなかなかの急登。 |
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早や山頂への標識 |
ここが一合目登山口 |
すぐに急登が始まる |
登り始めの急登は辛い、二合目で休憩です。
Hさん差し入れの柿、リーダーの奥様手製のクッキーの美味しかったこと。ごちそう様でした。
二合目から471mピークを過ぎ、四合目までは比較的平坦な尾根歩き。ブナの原生林は黄金色に染まり、時にはトンネル状になり、その歩きは快適そのもの。 |
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こんな標識もあり |
ブナ林のトンネル |
二合目のブナ巨木 |
スラブが露出し、険しい山容の湯ノ沢岳が見えてきました。「リーダー、山頂は近そうに見えますが・・・」に、グルっと回るからまだまだと言う答え。稜線を覆いつくす見事な紅葉・黄葉を励みに頑張るぞ!
五合目、六合目と急登が続き、ブナ平に到着。 |
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信仰の山の名残 |
スラブ状の湯ノ沢岳 |
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痩せ尾根・木の根注意! |
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休憩はしっかりと |
やっと六合目 |
登りの順番待ち |
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あのピークを目指し |
岩場は慎重に! |
母狩山への分岐 |
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ブナ平はその名の通り、道は平坦となり黄金色のブナ林は、急登での疲れを癒してくれました。
さあ、それからが大変、痩せ尾根に鎖場あり、岩場の通過ありと気が抜けません。
主稜線の分岐に出て、やっとホットすることができました。
「山頂まで、あと20分!」と言うリーダーの掛け声で、よ〜し、最後だ、もう一踏ん張り、頑張ろう! |
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二番目におおきな木 |
山頂への最後の休憩 |
山頂についてほっと一息 |
あいにくと鳥海山や月山は雲に覆われ全容は見えませんでしたが、日本海まで見える眺望は素晴らしいです。
眺めをおかずに楽しい昼食をとり、名残惜しいですが下山することに。 |
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山頂の標識 |
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日本海を眺め昼食 |
湯ノ沢岳山頂での集合写真(2186 K/K) |
分岐からの岩場の下りが心配! 慎重に、慎重に、時間をかけてゆっくり下ります。
ようやく六合目に、これで危険個所が終わったぞ!グッドタイミングで、Nさんから干し柿の差し入れです。
干し柿をほおばり、元気を回復し、皆さん無事に登山口に到着することができました。
リーダーさん、お疲れ様でした。
初山行で何かと気苦労が多かったかと思われますが、素晴らしい山行をありがとうございました。
手応え充分、眺望のよさ格別の湯ノ沢岳山行にみな様は大満足でした。
今後のご活躍と、次回の山行を楽しみにしています。
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干し柿で元気を回復 |
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下りは慎重に! |
下山は紅葉・黄葉に染まりながら@ |
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下山は紅葉・黄葉に染まりながらA |
登山口まであとわずか |
お疲れ様でした! |
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