≪紀行文≫ |
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五十嵐川のほとりに聳える八木鼻の大岩壁の上が八木山です。杉林から斜面に取り付き、ジグザグに急斜面を登り一汗かいた頃、尾根に出ました。先ずは八木山に立って集合写真を撮りました。 |
GPSの軌跡(歩程約6時間)
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一位の実は甘い |
集合写真(八木山) |
追分の松の小ピークに立つと袴腰山の眺望が迫りました。一旦下って三角山の急登を声かけあって一歩一歩頑張りました。
三角山に続くピークが見返りの丘で「ぶなの道」との分岐になります。ザックをデポして空身で袴腰山を目指しました。 |
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三角山は急だった |
合流地点まで歩きます |
登りは順調 |
参加者は足が揃ってロープ道を順調に上りました。ほんのり汗をかく頃に小広い山頂に着きました。
今日は暑くも寒くもなく絶好の登山日和になりました。2度目の集合写真を撮って往路を戻りました。
(俳句)点々と村点々と刈棚田
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袴腰山に鐘は鳴る |
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岩場はらくらくと |
袴腰山山頂にて集合写真 |
「ぶなの道」新道は平成16年に開削され、同年7月の集中豪雨で登山道が一部損壊していたのですが、近年修復されました。
新道の出だしは緩やかに下って行きました。ここから眺めると、粟ヶ岳に向かって歩いてみたいと思わせてくれる一種感動がありました。
尾根が細くなると急坂になって落ちていました。長いロープをしっかり頼って慎重に下りました。
いよいよ「ぶなの道」の真骨頂のアップダウンが始まったのです。鹿熊越(かくまごえ)には石祠があり鹿熊集落との往還道の昔が偲ばれました。
小ピークをいくつも越えて、450mピークの見晴場に着いてランチにしました。
(俳句)村抱き棚田を抱き山粧ふ |
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若ぶなの道です |
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ロープ場は慎重に(鹿熊越) |
アップダウンを繰り返して |
着いたー!ランチだー! |
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山座同定? |
ランチは楽し |
眺望絶佳! |
午後は450mピークを越えた辺りに合流する北五百川尾根を下りました。
急尾根をぐんぐん下り、杉林を抜けて沢に沿うと間もなく堰堤が現れました。
ヤブ道と沢の渡渉を2度3度繰り返すうち、林道終点に飛び出して無事に下山となりました。
山岳作家で画家の遠藤ケイ氏の自宅が近くにあると聞いていたので寄ってみたのですが留守でした。 |
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ここから下ります |
一気にぐんぐん下りました |
ちょっとヤブ道も |
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2、3度渡渉して |
下山しました |
遠藤ケイ氏を訪ねました |
北五百川集落に下りると中心部にある山神社に御礼詣りをしてから、麓のいい湯ら亭で入浴して新潟へ帰りました。
(俳句)秋惜しむ棚田の里の道祖神
今日参加の皆さんがよく協力し合って盛り立てくれたので、思い出に残る山旅が出来ました。
ありがとうございました。一日お疲れ様でした。(おわり) |
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