会山行紀行文
No−107
グレード:C
2017年
 9/24(日)〜26(火)
天候:下記記載
(からさわ)
涸沢

2309m
参加者 (紀行文) 2250 T/T 
8名
(男性2名・女性6名) (写真) 2253 N/S
≪コースタイム≫
≪9/24≫新潟駅南口(7:10)=沢渡(11:30)=上高地(12:10−13:00)…明神(14:00)…徳沢園(15:05)…横尾山荘(16:30)
≪9/25≫横尾山荘(5:45)…本谷橋(7:00)…涸沢(9:10−12:00)…本谷橋(13:55)…横尾山荘(15:05)
≪9/26≫横尾山荘(7:00)…徳沢園(8:00)…明神(9:20)…上高地(10:15−11:00)=新潟駅南口(17:10)
≪紀行文≫
≪9月24日(日) 快晴≫
 1週間前から毎日「てんきとくらす」でチェックを続けていましたが、予定の3日間いつ見ても晴れ、気温も高め。
 計画書では寒い日が予想されるとの事でしたが,新潟も朝からよい天気、参加者全員の行いが良かったのでしょうか?

 朝7時新潟駅南口をジャンボタクシーに乗り込み出発。リーダーは栄パーキングで合流。
 松本インターから梓川沿いに走ること約40分、日曜のせいか対向車が多いようです。

 沢渡バスターミナルで乗り換た地元のタクシードライバーは山ヤだそうで、「来週槍へ行くんだよ!」といかにも山男らしい。

 上高地に到着後、バスターミナルでランチを取りいよいよ本日の目的地、横尾山荘を目指します。
沢渡バスターミナル
上高地バスターミナル 出発前に河童橋をバックに記念写真

 明神、徳沢を経て横尾山荘に到着しました。途中トリカブトの美しい花があちこちに咲いていて、しばし毒の話で盛り上がったりしながら。
 山荘の外ではテント泊の人達が夕食の準備をしているのか、美味しそうな匂いがただよってきます。

 部屋へ入り荷物の整理などを済ませた後はお風呂へ。石鹸が使えなくてもやっぱりお風呂は気持ちいい!!

 夕食の順番を待つ間談話室でお疲れ様の乾杯!日曜の割には利用客が多く、食堂の前には長―い列ができていました。
 食事の後、新潟では見ることのできない美しい星空を眺めたりしながら明日に備えて21時の消灯前にはそれぞれのベットへと引き上げました。
明るく広い道が続きます
有名な「徳澤園」です 明神館の前で記念写真
今夜の宿「横尾山荘」に到着しました 横尾大橋、明日はこの橋を渡っていきます 陽が落ちて、山荘に明かりが

≪9月25日(月)今日も快晴≫
 5時45分朝焼けの山を見上げつつ山荘出発。
 梓川の川の音を左に聞き白く輝く花崗岩の河原を過ぎると、先ほどから見えていた屏風岩がもうのけぞらなくては視界に入らないくらい大きく見えてきました。

 揺れる本谷橋を渡り、いよいよ登りが始まります。
 何組ものツアーの人達に道を譲ってもらいながら進むことしばし、「落石注意、ここで休むな」と書かれた大きな岩の上を通り過ぎ、カールが見え始めたあたりから少しづつ色づいた葉が出てきました。
横尾山荘から涸沢を目指します 揺れる本谷橋を渡ります Sガレ押し出しを通過

 ヒュッテの吹き流しが見え、石の階段を登りきると憧れの涸沢ヒュッテに到着。
 名物のおでんやソフトクリーム、カレーなどでおなかを満たし、ゆっくり過ごすこと3時間、ヒュッテのテラスで神奈川から一人で訪れたという女性が「この次は頂上を目指したい」と目をキラキラさせなががら話しているのを、同じ思いで見上げる北アルプスの雄大な風景。
涸沢ヒュッテと涸沢小屋分岐、後一息。
美味しいソフトクリームで至福の一時 涸沢ヒュッテで涸沢カールをバックに記念写真

≪9月26日(火) またまた快晴≫
 上高地出発が11時とゆっくりなので、徳沢、明神でコーヒーを飲んだり、おみやげを買ったりしながら上高地バス停へ帰ります。
 ターミナルには別の山行〈奥穂高岳〉の迎えのバスが着いていました。12時出発との事で顔を合わせる事はありませんでしたが、頂上を踏んだ山ヤ達はどんなに引き締まった顔で下りてくるのだろうかと思いを馳せながらタクシーに乗り込みました。

 道の駅、ハイウェーオアシス等に寄り、ちょっとした観光気分で無事新潟へ。

 今回初めて二泊三日の山行となり色々な事を経験させていただきました。
 ご一緒してくださった皆さん本当にお世話になりました。とくに二日目の宿泊費をザックにしのばせ登られた会計さんに感謝します、ありがとうございました。
チングルマの花穂とゴゼンタチバナの実 横尾山荘にて