≪コースタイム≫
≪1日目(晴、曇)≫
新潟駅南口(7:00)=糸魚川IC(9:25)=湯峠(10:50-11:10)…大渚山東峰(12:10-12:25)…西峰(12:35-13:20)…湯峠(14:15−14:30)
=雨飾荘入浴(14:45-15:55)=中土の民宿(16:15)
≪2日目(晴、曇)≫
民宿(5時45)=金山登山口(6:15-6:30)…天狗原山(10:30)…金山(11:30-12:15)…天狗原山(12:55)…登山口(16:30-17:10)
=新潟駅南口(21:00) |
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≪紀行文≫ |
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≪1日目(8/4)≫
花の綺麗な山と噂には聞いていた金山、今年の山行計画に有ったので此の山に行こうと決めて申し込みをしました。
実施日が近くなった頃リーダーからの連絡で月末まで登山口迄の林道が通行止めで延期に成り8月にずれ込む事になりました。
その為メンバーも大幅に入れ替わり参加人員も少し減りました。
行程時間が長く成る山なので麓で前泊をして早朝から登る予定です。
前日は足慣らしの為近くの大渚山に登る事に成りました。
私は以前2度程登った事の有る山で山頂からは雨飾山や北アルプスも良く見える山ですが今日は残念ながら山頂からの眺望は有りませんでしたがその代わり暑くて大汗をかきました。此の山は秋の紅葉の頃登山口近くの鎌沼とセットで歩くと良い山です。
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大渚山登山口 |
崩落箇所注意 |
東峰で休憩 |
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西峰へ |
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西峰展望台、下は避難小屋 |
山頂で集合写真 |
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大渚山の帰りに雨飾山荘で入浴後今日の宿の中土の民宿に着きました。
20人では1軒の民宿には泊まれず男女別々の民宿に宿泊する事に成りました。
リーダーから飲み過ぎには注意されていたのですがお酒は好きな方なので少し飲み過ぎ翌日の登山にほんの少し影響が出てしまいました。 |
下山開始 |
無事下山 |
≪2日目(8/5)≫
朝民宿を出発して県道で女性陣と合流待機していたバスに乗り込み登山口を目指します。
雨飾山荘の直ぐ近くより新潟県の笹ヶ峰方面へ通ずる林道をバスは走り登山道近くに駐車、既に3台位の乗用車が駐車していました。
準備の後歩き出します。いきなりのブナ林の中の急登、汗は吹き出しその分水も飲み体の水分が入れ替わる程に汗をかきました。
水場で休憩、その後も急登が続づき掘れ込んだ沢状の急の登り、少し濡れて居て下山の時怖そう。
途中の窪地にキヌガサソウの群落が有り皆歓喜の声を上げる。
少し進むとザレたピークが見えます。ザレの頭と言い此処を越えなければなりません。
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水場 |
水場で休憩 |
急登は続づきます |
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掘れ込んだ沢状の登山道 |
群生するキヌガサソウ |
ザレの頭を越えねば |
足場は悪くロープも有りますが滑落しないように慎重に登ります。
周りにはシナノナデシコやタカネナデシコなど綺麗な花も咲いていますが見る余裕も写真を取る余裕も有りません。
天狗原山の稜線に出てお花の綺麗の所を歩きます。シナノキンバイやハクサンコザクラが綺麗です。
お花畑の中に石仏がひっそりとお花を見ながら鎮座して居ます。天狗原山の標柱の直ぐ先の登山道で皆休憩します。
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シナノナデシコ |
花を見る余裕も有りません |
天狗原山の稜線に出た |
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お花畑の稜線 |
お花畑の中に鎮座する石仏 |
天狗原山 |
此処より帰りの登り返しが怖い様な激下り。
鞍部より登りも始まり雪渓を何度も越えた先が今日のハイライトの「神の田圃」の湿原地のお花畑です。ハクサンコザクラやアオノツガザクラ、チングルマの群落が見事です。
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登山道で休憩 |
登り返しが心配な激下りの始まり |
雪渓を越えて |
登山道は雪解けの水が流れ歩きずらいです。最後の雪渓を越えれば金山の山頂です。
山頂に着くと何人かのブループが下山する所で山頂には誰も居ず狭い山頂は貸し切りです。
残念な事に目の前に見えるはずの焼山や火打山その他の山々は雲に覆われて何も見えません。
少しお日様も出て日蔭の無い山頂でランチタイム、我々だけの貸し切りの静かな山を楽しみました。
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此の雪渓を越えれば山頂 |
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山頂で食後のひと時 |
集合写真 |
ランチタイムの後下山開始、とうとう最後まで雲は切れず焼山や火打山は姿を現してくれませんでした。
神の田圃の湿原の花も名残ほしいですが見納め。
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下山開始 |
雪穴の中に何か見えますか? |
神の田圃を通過 |
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神の田圃のハクサンコザクラ |
チングルマとアオノツガザクラ |
山頂を振り返る |
雪解け水の流れる沢を下り天狗原山への登り返しが難儀、お花畑の石仏の前で大休止、笹ヶ峰の乙女湖は雲の間から見えましたが最後まで妙高、火打、焼山は姿を見せてくれませんでした。
此処は風も涼しく動きたくないですがそうはいきません。
石仏に分かれをして急な下りが始まります |
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厳しい天狗原山への登り返し |
石仏前で休む仲間達 |
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焼山方面は雲の中 |
妙高方面も雲の中 |
雲の切れ間から乙女湖が見える |
掘れ込んだ沢状の登山道滑らないように慎重に歩きザレの頭からの激下りも何とかクリヤして水場で最後の休憩をして何とか登山口に着きました。
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越えて来たザレの頭 |
登山口は近い |
くたびれましたが無事下山 |
1日目の足慣らしの大渚山は今日のメンバーでは本当軽い足慣らしでした。でも金山はそうはいかず休憩を入れて10時間と参加の皆さんはどうか知れませんが私には難儀な山でした。でも綺麗なお花が見られて花の名前は良く分かりませんが山野草の好きな私は満足の山行でした。
リーダー、サブリーダー各係りの人、参加者の皆さん大変お世話な成りました。又何処かの山で会える事を楽しみにしています。 (おわり)
≪今山行で出逢えたその他の花々≫
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