会山行紀行文
No−082
グレード:C上
2017年
 7/30(日)
曇り時々雨
(たいらっぴょうやま)
平標山
1984m
参加者 (紀行文) 2134 Y/M
16名
(男性8名・女性8名) (写真) 2134 Y/M
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=湯沢IC(国道17)=元橋登山口(8:45)…鉄塔(10:00)…松手山(10:45)…平標山(12:30-13:00)…平標山ノ家(13:45-14:00)
…林道(14:40)…元橋登山口(15:30)=新潟駅南口(18:00)
≪紀行文≫
〜〜〜雨とお花畑〜〜〜

 私が新潟楽山会に入りたての頃、三国山から平標山ノ家までのコースを歩きました。その山行の最後に、目の前に見えた山が忘れられません。
 丸くて平和そうでおとぎの国のお山のようでした。平標山だと教えてもらいました。
 いよいよ、あの山へ登ります。とても楽そうな感じです。

 元橋登山口から登ります。
 
 ここからいきなり、ずっと階段状の登山道が続きます。楽だと思ったのは勘違いです。

 30分程登ると見晴らしが良くなりますが、そこからまだまだ鉄塔まで急登でした。

 鉄塔にたどり着いた時が、一番苦しかったです。
登山口案内 いきなり急登 鉄塔が見えてきました。

ここで休憩して松手山に向かいます。

15分程登ると眼下に苗場スキー場が見えました。

色とりどりのテントと音楽。今日はフジロックフェステバルの最終日です。
こんな山の上からでも盛り上がりが見て取れました。

松手山までは、やはり急登です。

登りきるとほっとしましたが、ここで雨粒が落ちてきました。
想定内ですが残念です。

全員、雨に備えます。 
 眼下に苗場スキー場
またまた急登 見晴らしはよくありません ついに雨です。身支度を調えて

 雨の中の尾根道を進んでいくと一ノ肩のお花畑に着きました。
 フウロ、シモツケソウ、ヒヨドリバナ、ウスユキソウ、ホタルブクロ、ウツボグサ、クルマユリ、シャジン等の花が咲き乱れていました。
 いろんな花がこんなに一斉に咲いている所を見たのは初めてです。
 これまでのご褒美。雨でなければ、ゆっくりとここで休んでいたいと思いました。
 一ノ肩のお花畑
雨の尾根道 お花畑で一休み いろいろな花が咲き誇り

 一ノ肩の急登を登り、更に尾根を進むと平標山頂です。
 ここからは、佐渡や北アルプス、富士山も見えるはずですが、残念ながら雨で見えません。
 景色は良くありませんでしたが、ここまで登れたことはうれしい限りです。

 なるべく風の当たらないところでお昼をとりました。
尾根道を進めばもうすぐ山頂
 黄色い花の絨毯  山頂で集合写真 

 下りは雨で滑りやすい木の階段が続きますが、平標山ノ家から平元新道を通って帰ることにしました。
 山の家に行く途中、一面のキリンソウの花に圧倒されました。

 平標山ノ家で休憩して、水の補給をしました。
 後は平元新道の木の階段をひたすら進みます。転んだら間違いなくけがをしそうです。よそ見は禁物。
 しかし、ブナ林が美しく、雨もしのいでくれます。林がカラマツに変わると、平標山登山口に着きました。
平標山山ノ家 
滑るので慎重に この道は滑りやすいです 平標山登山口

 雨も止んだようなので、ここで雨具を脱いで、身軽になって林道を進みます。
 1時間程歩いて駐車場に着きました。

 全員本当にすごいです。平然と歩きます。
 私だけが少し遅れて歩くこともありました。ラストリーダーに励まされて何とか登れました。ありがとうございました。

 本当は分かっています。リーダーに「はやい!」と言ったのですが、私の体力不足です。
 リーダーの適切な引率に感謝してます。登ることができて本当に良かったです。

≪平標山の花々≫