≪紀行文≫ |
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〜〜〜憧れの吾妻連峰主稜縦走、展望と湿原を訪ねる縦走路で山容が素晴らしい山々・そして花畑〜〜〜 |
【2日目】東大巓(1927.9m)・昭元山(1892.6m)・烏帽子山(1879m)・ニセ烏帽子山(1836m)・家形山(1877m)・一切経山(1949m)
【吾妻連峰とは】 福島県福島市、耶麻郡猪苗代町、北塩原村と山形県米沢市との境界に位置する。西吾妻山(にしあずま)(2035m)を最高峰に、西大巓(にしだいてん)、東大巓(ひがしだいてん)、一切経山(いつさいきようさん)、中吾妻山、東吾妻山、高山などの2000m級の峰々が東西に連なるのを総称して吾妻連峰と呼び、東西20km、南北12kmの200平方kmを超える、広大な面積を有する山域である。 |
那須火山帯に属する火山であるが、一切経山に始まり、西吾妻山、中吾妻山、東吾妻山、高山と次々と噴火によって山を形成していったといわれ、現在は一切経山の八幡焼けと呼ばれる箇所でのみ、火山活動が見られる。吾妻小富士や桶沼などの馬蹄形カルデラも見られる。
名前の由来は、一切経山あるいは家形山(いえがたやま)にある。山容が、四阿(あずまや)造りの屋根に似ていることから、「あずま山」とも「いえがた山」とも呼ばれ、これらを総称して吾妻山と呼ばれたものである。福島市内から望む一切経山や家形山は、確かにあずまやの形をしている。
連峰は、おしなべて緩やかで、山上には多くの高層湿原が点在し、高山植物が咲き誇る。馬場谷地(やち)、大谷地、いろは沼、弥兵衛(やへえ)平、谷地平、浄土(じょうど)平、鳥子(とりこ)平などは登山道が通る湿原だ。それ以外にも、多くの池塘が点在している。
標高1500〜2000mの間は、オオシラビソ、シラビソ、コメツガ、キタゴヨウなどの針葉樹が、それ以下の中腹はブナ、ミズナラなどの広葉樹が広がる。高山植物に稀有種は少ないが、八重咲きのヤエハクサンシャクナゲ(ネモトシャクナゲ)は天然記念物に指定されている。
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歩いた距離;24.8Km
(1日目;11.8Km、2日目;13.0Km、 |
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歩いた軌跡(クリックで拡大) |
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明月荘前の木道で登山準備 |
明月荘から15分歩くと
弥兵衛平湿原(高層湿原)が見渡せる |
東大巓登り口に到着、ここから1分で頂上 |
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東大巓頂上は狭い |
これから縦走する5座、中央手前が昭元山・
その左が烏帽子山(見えないが間にニセ烏帽子山あり)・左奥の屋根の形が家形山
奥のその右が一切経山・その右に前大巓・一番右の大きい山が東吾妻山 |
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縦走路にはこの標識がある。
これが続いていれば道間違いをしていない |
このような身の丈を超える笹ヤブを
かき分けて歩く |
笹ヤブと倒木が出てきて、
超えるか下をくぐるか迷う |
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もうすぐ昭元山だ、頑張れ |
昭元山到着 |
昭元山頂上は狭く見晴らしがよくない |
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昭元山頂上から先の縦走路の山、手前左から烏帽子山その右にニセ烏帽子山・その奥の屋根の形が家形山、奥のその右が一切経山・その右に前大巓 |
昭元山からの下りは足が軽い |
後ろの昭元山から一旦下り
烏帽子山への登り |
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ニセ烏帽子山への登りから、笹が刈り払いされ登りやすい |
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烏帽子山頂上の集合写真 |
ニセ烏帽子山山頂が狭いので先で休憩 |
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まだ時々身の丈を超える笹ヤブに |
兵子で休憩、ここは姥湯温泉への分岐地点 |
兵子からすぐに堀田林道分岐がある |
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家形山への登り |
家形山の標識に出たが、ここは平坦な屋根の端の場所で、頂上ではない |
ここが家形山の頂上、頂上標識はなく三角点と山頂の道標に代わるケルンがある |
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家形山頂上から目下にはコバルトブルーの五色沼、別名「魔女の瞳」が大きく見え、
その先には一切経山の頂上。 |
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家形山頂上の集合写真 |
頂上は風が強くなってきたので
下山して五色沼で昼食 |
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風を避けて昼食後雨が強くなってきたので
雨具を着る |
五色沼から一切経山を登る |
雨と強風で体が飛ばされそうになり漸く
一切経山頂上に |
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一切経山頂上の集合写真 |
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雨と強風で体が飛ばされそうな状況で
踏ん張って下山 |
酸ガ平避難小屋でいったん休憩 |
浄土平へ到着 |
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