会山行紀行文
No−151
グレード:C緩
2017年
 6/28(水)〜7/4(火)
下記記載
(りしりとう)(れぶんとう)
利尻島・礼文島

490m(礼文岳)
参加者 (紀行文) 2171 M/S 
10名
(男性3名・女性7名) (写真) 2171 M/S
≪コースタイム≫
≪6/28≫山ノ下埠頭出港(11:45)〜
≪6/29≫小樽港入港(4:30)=稚内市内(12:00)=宗谷岬=ノシャップ岬=稚内港出港(16:40)〜利尻島鷲泊港入港(18:20)
     =旅館雪国(18:00)
≪6/30≫宿(8:00)=利尻島郷土資料館=沼浦展望台=オタトマリ沼=南浜湿原=仙法志御崎公園=沓形岬公園=ペシ岬
     =高山植物展示園=宿(16:00)
≪7/1≫宿出発(8:00)=鷲泊港出港(9:00)〜礼文島香深港入港(10:05)=北のカナリアパーク=レブンウスユキソウ群生地トレッキング
     =スコトン岬=高山植物園=旅館一番館(17:00)
≪7/2≫宿出発(8:00)=内路登山口(8:30)・・・礼文岳山頂(11:00)・・・登山口(13:20)=メノウ浜=宿(16:00)
≪7/3≫宿出発(8:00)=香深港出港(8:00)=稚内港入港(8:45)=苫小牧東港着(17:45)出港(19:30)〜
≪7/4≫山ノ下埠頭入港(15:30)
≪紀行文≫
 ≪6/28(水)晴れ≫
 万代太鼓に見送られ新造船「アザレア丸」にて新潟港を出港、船はみんなピカピカで気持ち良い。
 乗船すると振舞酒でおもてなしを受ける。(客室はカプセルホテルみたいに個室?)

≪6/29(木)≫
 小樽港着、いよいよ北海道に上陸、稚内に向けて出発する。車窓からの風景は、やはり雄大で、牧草地には牛が・・・

 稚内港出航まで日本最北端の宗谷岬、ノシャップ岬を見学する。

 稚内港には古代ギリシア建築を思わせる北防波堤ドームがあり、北海道遺産となっている。

 鷲泊港入港後すぐに港近くの旅館に着き、温泉・夕食はうに、カニ、刺身の三重奏です。
万代太鼓に見送られて 
日本最北端の地・宗谷岬 ノシャップ岬 稚内港内の北防波堤ドーム
     
≪6/30(金)曇・強風≫
 風が強くとても利尻山は「無理」とのリーダーの声で島内一周トレッキングに変更です。(他のグループも山頂まで登った方々はいなっかたみたいです。)

 利尻島郷土資料館;島内の歴史と文化を知る為、北限の博物館へ。
 沼浦展望台;ここから見える利尻山は「白い恋人」のパッケジになっているそうです。
 南浜湿原;一周して、ミニ尾瀬のようなお花畑を楽しみました。
 ペシ岬;標高92.3mの展望台。強風にあおられながら四つん這いになりながら登る。(怖かった)
 姫沼;周囲1キロのトレッキング
 島内1周の帰路、すっぽり利尻山を包み込むような滝雲が……、皆さん大興奮!こんなのみたことない。

 夕食後、部屋で非常用持ち物の説明、簡単なロープワークの勉強会。たまに練習しないと忘れます。Kさんは台所でたまに練習するみたい。 素晴らしいです。
誰かがやん衆と酒を呑み交わしています。
 なぜかこんなところで会えるなんて  強風の中、四つん這いになって登頂。 利尻山を包む滝雲
蛸壺みたいなテトラポット こんな歴史もあります。 毎晩、ウニ・カニ・牡丹海老

≪7/1(土)曇・強風≫
 利尻島から礼文島へ移動後、今日も天気が思わしくなく登山は明日にして島内トレッキングへ。
 北のカナリアパーク;学内(ロケ用セット)にてボランティアの方から島の成立ちや高山植物のお勉強会です。

 スコトン岬(北端の地);
 岩かげに民宿が風を避けて建っていた。

 帰り道、海にはゴマフアザラシの集団を発見、しぐさが可愛い!皆さん感動。 岩と見間違えそうです。

 高山植物園;
 鉢植えのアツモリソウをみる。自然のものは6月15日頃で終わるそうです。本当に不思議な形のお花です。

 (閉園間近に入りましたが親切な係員さんがガイドをしてくれました。)
朝からイクラをいくらでも食べ放題。 残念ながら肉眼では望めなかったので
写真展にて
昨日登ったペシ岬 子供時代に帰って「はる先生」と1枚。 参考になります。
日本最北限のスコトン岬 アザラシにも遭遇しました。 鉢植えですが礼文敦盛草

≪7/2(日)曇・強風≫
 本日もスッキリしないが雨はないので礼文岳へ、宿から車で移動して登山口へ準備をして出発。
 登り始めは少しきついがその後はゆるやかな登山道、下はぬかるんで歩きにくいが所々に竹の子が……、490mの山だがなかなか頂上に着かない。
 山頂は強風とガスで早々に下山です。風をよけて少し下で食事。下りは刈り取った竹などがあり、滑らないよう注意する。
 登山口に近くなると眺望も開け目の前には海が…、天気はスッキリしませんでしたが雨具を着ることなく、無事登山口到着です。
 時間があったのでメノウ浜でメノウ拾い、お土産屋さんからメノウの選別をしてもらいました。
 島の西側になるのか、こちら側は晴天、本当に島の天気は場所のよって違うのにびっくり。
 本日は早めに戻りゆっくりと温泉につかり、荷物の整理です。
 夕食は宿の名物ウニの土瓶蒸しでした。何とも言えない上品な味に皆さん大満足。宿の親父さんとの会話もはずみました。(当然、お酒も) 
ようやく登山ができます。 鹿にもしかと会いました。 ウニの土瓶蒸し

≪7/3(月)曇≫
 最後のお土産を買い占めて、いよいよ稚内に向け出港、やっぱり利尻山は全景を見せることはなかった。残念、もう一度来いということなのか?でも稚内入港前にはなんと樺太が見えた。
 入港後、往路とは別の日本海側を道の駅を食べ歩きながら南下。
 苫小牧に到着後、コンビニに寄ることなくすぐに乗船、旅を振返り10人用個室?で楽しいミーテングで長い夜を過ごしました。

≪7/4(火)曇≫
 夕方、ようやく山ノ下埠頭に到着。
 利尻山には登れなく残念でしたが、素晴らしい景色となによりも良い仲間達と過すことが出来、本当に楽しかった。
 いろいろな経験をさせていただきました。ウニも美味しかった!帰ったらロープワーク練習します?

≪今回の旅で出逢えた花々≫一部です