≪紀行文≫ |
|
|
〜〜〜オレンジ色に染まるツツジに大満足〜〜〜 |
梅雨時の空のご機嫌伺いに振りまわされ心配しましたが、前日に傘マークが消え実施にしました。
浅間連峰の西側に位置し名前の如く丸く穏やかな山容の湯の丸山と、その奥に空に向かって突き出した烏帽子岳を9名で歩きました。
湯ノ丸山は亜高山帯でありながら低山の植物から高山の植物100種が混生する植物の宝庫です。
烏帽子岳は山を始めた頃(10年前?)レンゲツツジを見に来て湯の丸を登り、その時に山頂から見た景色の中、長い稜線の先に突き出した山として印象深い山でした。
スタート地の地蔵峠から先ずは烏帽子に向かいます。キャンプ場までは広い砂利道を歩き、キャンプ場を過ぎると前方に特徴ある湯ノ丸山が観えてきます。
キャンプ場から先は登山道となり、ツツジが目立ってきて、見上げると、カラマツ、ダケカンバの緑が綺麗、カラマツはとてもおしゃれです。
秋に黄金色に変わりお日様の光を受けキラキラ輝きゴージャスな装いをします。 |
|
|
|
地蔵峠からしばらくは広い道を歩きます |
キャンプ場(前方が湯ノ丸山) |
登山道に入るとツツジが目立ってきます |
低木に変わり、視界が広がりますと前方に烏帽子岳が見え、間もなく、烏帽子岳と湯ノ丸山をつなぐ鞍部に位置する分岐路に着きます。
分岐路を左にとり烏帽子岳につながる稜線を目指します。 |
|
|
|
樹林帯を抜けると前方に烏帽子岳が |
烏帽子と湯ノ丸を分ける分岐路 |
烏帽子岳への稜線を目指します |
稜線に出ますと、北アルプスが一面に見える筈ですが・・、白い雲の世界に覆われ、な〜んにも見えません。
雨が降らないだけでも良しとしょうと気を取り直し最初のピーク小烏帽子、その先の烏帽子岳に続くガレバ歩き、晴れていれば北アルプス、富士山を見ながらの稜線漫歩だったのにな〜、と思いながら山頂に到着しました。
山頂で昼食を食べてると時折、雲の切れ間から顔をだす僅かな山容(北アルプの白馬岳や蓼科山等)で山座同定をしました。 |
|
|
|
烏帽子岳への稜線にでました |
小烏帽子直下のガレ場 |
小烏帽子岳(遠望が効きません) |
|
|
烏帽子岳が見えてきました |
|
山頂で楽しいランチ |
烏帽子岳山頂での集合写真(皆さん達成感一杯です) |
|
烏帽子岳山頂より北アルプス方面(雲の上に少しだけ白馬連山が顔を出してくれました) |
これから目の前にド〜ンと構えている湯の丸山へ向かいます。
途中、小烏帽子から烏帽子を振り返る等して一気に分岐点まで降りました。 |
|
|
|
湯ノ丸山に向かうため烏帽子を降ります |
小烏帽子岳から烏帽子岳を振り返る |
分岐点まで降りました。 |
分岐からは、今日最大の難所、急登50分を重くなったお腹を道連れに上がりました。
無風の樹林帯を先ほどまで声がしたメンバーですが、いつの間にか無口になり静かです。
汗だくでガレ場を上がると、どこが山頂と思うほど広い山頂へ出ました。. |
|
|
|
新緑の樹林帯を登ります |
ガレ場になれば山頂は近い |
「もう少しだ、ガンバレ!」後方は烏帽子 |
山頂でしばし展望を楽しんだ後、浮石に気をつけながら湯の丸山を下り、レンゲツツジの咲くツツジ平へと向かいました。 |
|
|
広い山頂で休憩 |
|
湯ノ丸山山頂にて(よく頑張りました) |
湯の丸高原(ツツジ平)経由地蔵峠に |
「遭難防止の鐘」を通り過ぎると一面オレンジ色に染まるツツジ平、とても綺麗です。
咲き誇るツツジの中を牛がお散歩・・・
「レンゲツツジ保全のため、6月〜9月頃は牛を放牧。牛はレンゲツツジを食べず繁殖の支障となる笹やズミ等を食べ草刈りする」
と記載された看板がありました。この牛たちは人の変わりをするんですね。それにしても牛の糞だらけ、足元注意!
この大量の糞がレンゲツツジの肥料になって綺麗な花を咲かせる、自然の営みには無駄がないようです。
自生するツツジは国の天然記念物に指定されおよそ70万株のようです。 |
|
|
|
「遭難防止の鐘」 |
素晴らしいツツジを牛さんと一緒に楽しみます |
|
|
湯の丸高原の看板にて(後方は湯ノ丸山) |
ツツジに囲まれて集合写真 |
|
|
ツツジ平を過ぎると、地蔵峠を目指してゲレンデを一気に下れば良いのですが、よく観るとあちらこちらに牛の糞。
でも気持ちの良い斜面を下り、足並みの揃ったメンバー、元気よく下山することが出来ました。
久しぶりの湯の丸、烏帽子岳、何回か来てますがその1回1回が一期一会です。
その一つ一つを懐かしく思いながらの山歩きでした。
参加者の皆様、楽しい一日を有難うございました。 |
地蔵峠を目指してゲレンデを下ります(足元の糞に注意しながら) |
|
|
≪今回の登山では様々な花と出逢いました≫ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|