会山行紀行文
No−054
グレード:B上
2017年
 6/11(日)
晴れ
(あらさわだけ)
荒沢岳

  1969m
参加者 (紀行文) 2054 R/K 
8名
(男性6名・女性2名) (写真)1862Y/I 2097T/Y
≪コースタイム≫
新潟駅南口(4:00)=越後川口SA(5:00-5:20)=荒沢岳登山口(6:20-6:40)…前山(7:35)…前ー下(8:30)…前ー上(10:00-10:25)…荒沢岳山頂(12:30-13:10)…前ー上(14:30-14:50)…前ー下(16:10)…前山(17:00)…荒沢岳登山口(17:25-17:40)=白銀の湯(17:50-19:20)=新潟駅南口(21:10)
≪紀行文≫

                   〜〜〜1200mを超える標高差をものともせず〜〜〜

 シルバーラインを通って早朝の銀山平に抜けると一面の霧でしたが、支度を終える頃には越後駒ケ岳がくっきりと見える晴天となりました。

 登山口からすぐに始まるジグザグの急登を約1時間、前山に到着すると新緑の向こうに荒沢岳がクッキリ、素晴らしい景色です。
荒沢岳歩行図(クリックで拡大)
越後駒ケ岳を見ながら出発 道中唯一の水場 前山から荒沢岳を望む 手前の緑は前ー

 前山からは残雪も出てきましたが、歩きに支障はありません。小さな上り下りを繰り返しながら前ーを目指しました。
 前ーは切り立った岩です。鎖と梯子の連続で乗り切ります。
残雪を踏んで 最初の梯子はほぼ垂直
前ー中間地点 指差しているのは登山道 3人の登山者が見えますか? 奥は荒沢岳 真ん中に登山道
トラバースして 登る!! 更に登る!!

 前ー上に出ると山頂へ続く尾根道がはっきり見えますが、まだまだ距離があります。
 九合目で主稜線に合流、90度右に折れて、更に小さな突起を複数越えると山頂でした。

 山頂からの眺望は素晴らしいの一言、360度の大展望が広がっていました。
 越後駒ケ岳、毛猛山塊、未丈ケ岳、日向倉山、燧ケ岳、平ケ岳、巻機山、そして荒沢岳山頂から灰ノ又山、兎岳、中ノ岳へと続く縦走路が輝いていました。
 下山は来た道を戻ります。登る時よりも慎重に歩きました。
岩稜の途中で一休み 前ー上から山頂へ続く尾根 主稜の突起を越える
山頂で集合写真
山頂から続く縦走路の稜線 
下る!! 更に下る!! 前山まで下ってホッと一息

 快晴のもと、奥只見の秀峰を心行くまで楽しむことができました。
 1200mを超える標高差をものともせず、11時間一緒に行動してくださった皆さんに感謝します。