会山行紀行文
No−40
グレード:C上
2017年
 5/29(月)
晴れ
(よねやま)
米山縦走
(吉尾〜谷根)

  993m
参加者 (紀行文) 2242 K/A 
21名
(男性10名・女性11名) (写真) 1866 S/T
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:05)=米山SA(8:35)=吉尾登山口(9:00-9:10)…山伏岩(10:45)…女人堂(11:25)…米山山頂(11:35-12:30)
…熊野権現(13:00)…赤石岩(13:40)…白蛇ヶ池(14:20)…谷根登山口(15:35-15:50)=新潟駅南口(17:45)
≪紀行文≫
〜〜〜期待以上の素晴らしい山でした〜〜〜
 雲ひとつない快晴の下、予定より少し早く新潟駅南口を出発しました。
 私は初の米山登山。その美しい山容を目にする度、登ってみたいとこの日を楽しみにしていました。

 いくつか登山コースがありますが、今回は人気のある大平ではなく、吉尾登山口から登って谷根に下山する縦走です。

 吉尾登山口ですばやく準備を整え、3班編成で出発しました。

 風がなく長い上りにいきなり汗をかきましたが、新緑の木々が日差しを和らげてくれたお陰で、順調に登れました。

 残念ながらシラネアオイは終わっていましたが、濃い色から薄いピンク色のたくさんのイワカガミが私達を迎えてくれました。
吉尾登山口より登山の開始です.
少しずつ新緑の中へ シャガ、イワカガミのお出迎え

 山伏岩を経て、上りの難所「つるべ落とし」にさしかかりました。

 慎重に登って、みんな無事クリア。
 

 所々咲いているヤマツツジやミツバツツジを愛でながら進み、女人堂に到着しました。
中間地点の山伏岩
登りの難所鎖場 釣瓶落とし 歴史を感じる 女人堂跡地

 ここからは容赦なく強い日差しが照りつけましたが、10分ほどで米山山頂に着きました。
 山頂は360度の素晴らしい眺めです。眼下に青く輝く日本海、遠くに佐渡がくっきりと見え、右に視線を移すと雪を抱いた飯豊連峰があります。その右側には越後三山、そして上越の山々。期待以上の素晴らしい展望に、「来てよかった!」と心から思いました。
頂上に着きました ホッと一息 振り返って
 
 前日が山開きだったそうで、この日も山頂には多くの方がおり、私達は外でかたまってお楽しみのランチタイムにすることに。
 実は、朝リーダーさんから「避難小屋に、前日登られた会員のSさんからすいかの差し入れがある。」と聞いていました。
 小屋で一晩過ごした(笑)すいかは程よく冷えており、思いがけないうれしいプレゼントに感謝しつつ、全員でおいしく頂戴しました。 
 Sさん、本当にありがとうございました。 
S氏差し入れの大きな美味しいスイカ 全員笑顔で集合写真をパチリ(1396H/Kさん提供)

 12:30お腹もいっぱいになり、長い下りに向けて気を引き締めて出発です。
 30分程で熊野権現を通過し、時々ロープづたいに下りながら、ぶなの美しい林の中を進みました。

 1時間くらいでまた上りになり、赤岩山(753m)に着いてしばし休憩です。この後白蛇ヶ池から前山(608m)とまたアップダウンが続きます。
 下りもずっとイワカガミのかわいい花が咲きみだれ、ぶなの新緑からの木漏れ日もとてもきれいでした。

 右側に谷根ダムが見える辺りから、激下りになります。3時間超えの長い下りに私の太ももが悲鳴をあげています。
谷根コースを下ります  激下りの開始です 
 爽快なブナ林をルンルン気分で 

 つまずかないように、思い通りに動かない重い足を頑張って1歩ずつ進め、やっと新猿飛橋の谷根登山口に着きました。
 きつい下りでしたが、無事に下山でき充実感でいっぱいでした。
 
 帰りは鮮魚センターに寄りのどを潤してから、17:45無事新潟駅南口に着きました。


 米山は、山頂の素晴らしい眺めとたくさんのイワカガミが印象に残った期待以上の素晴らしい山でした。

 リーダーさん始め、各係の皆様、ご一緒して下さった皆様どうもありがとうございました。
新装なった橋を渡り  バスの待つ谷根登山口に着きました