会山行紀行文
No-021
グレード:C
2017年
 4/2(日)
晴れ
春季集中登山「弥彦山」
八枚沢コース
参加者 (紀行文) 2117 Y/N 
20名
(男性8名・女性12名) (写真) 1396 H/K
≪コースタイム≫
八枚沢登山口(9:35)…妻戸山(11:00)…弥彦山山頂(11:15-11:25)…大平園地(12:00-13:05)…多宝山(13:30-13:35)…天神山(14:20)
…丸小山公園…岩室リハビリ脇駐車場(15:30)
≪紀行文≫
~~~最後まで足並みが揃いほぼ時間通り~~~

 3月は全国的に気温が上がらず、今年の桜前線は平年より遅いペースで進んでいる。予報では平年よりかなり遅い開花となるところもありそうだ。新潟の先週の平均気温(高)が10度と低かったが、今日も気温が上がりそうもない。しかし上空は青空が広がっていて雨の心配はない。気分は爽快、お目当ての花は期待できそうかな。恒例の会行事である、春季集中登山には持って来いの登山日和である。

 各6コースの参加メンバーは、3台の大型バスに乗り込み駅南を出発。それぞれの登山口に向かった。八枚沢コースは、裏参道コースと2号車に同乗。途中の乗車場所からの参加者も同乗し全員が揃った。
 
 バスは弥彦スカイライン入口の観音寺から雨乞山登山口の猿ケ馬場に進向。その途中で車1台が通れる林道の分岐で八枚沢コースのグループは下車。その道を右に曲がり道の行き止まりに登山口がある。駐車スペースには10台ほどの車が駐車しており満杯状態。ここに停められない車が路肩に何台か駐車している。
2号車八枚沢コースバスに乗り込む 車道より登山口に向かう 準備終えて登山開始

 各人ウォームアップを済ませて登山開始。登山口を一歩踏み出すと八枚沢の渡渉である。
 小さな滝が流れているのが目に入った。エッ!なんと印象的な登山口だろう。そしてまず階段の急登が始まる。
 2万5千図を見ると登山口から妻戸山まで尾根を一直線の直登になっている。かなりの急登がつづいているので覚悟しなければならない。
登山口の標識 最初から階段登りが始まった 優しそうな滝がお出向かえ

 急登の途中々の斜面には色とりどりの雪割草やカタクリの群生が見られきつい登りを癒してくれる。
 春になると雪割草やカタクリで埋め尽くされる花の時期はやはり西生寺からの裏参道コースと観音寺からの八枚沢コースに限ると越後百山に書いてあった。

 足並みが揃って全員が快調に歩を進める。急登が一瞬途切れて緩やかな道になったところで休憩。
 この度の山行ではいつものように汗が噴き出ることもなく快適。雨乞山の鉄塔も見える。後ろを振り返り海が見えてくるときつい急登はほぼ終わり。
乾いている登山道を心地良く歩く 整備された登山道 最初の休憩で水分の補給
先ずはカタクリのお出迎え カサコソと乾いた登山道 休憩を取りゆっくりと登ります

 後半は緩やかで歩きやすく気持ちがいい。妻戸山から奥の院の鳥居が見える弥彦山頂はもうすぐだ。
 ここから少しばかり先に進むと裏参道コースと雨乞山コースの合流点(分岐)に到達。ここから山頂奥の院を目指すが手前の階段が少しばかりの残雪のために泥濘にはまって歩きづらく苦労する。

 鳥居をくぐると弥彦神社奥の院、御神廟がある山頂に到着。それぞれが御参りを済ませてから集合写真を撮る。
 廟の周囲は展望施設になっており、ここからは、眼下に広大な越後平野の穀倉地帯や日本海の大海原が見渡せる。大海原の先には佐渡島、海岸の先に見えている米山がまだ雪を被っていて美しい。
 穀倉地帯の先には粟が岳、五頭連峰などの山々が連なって見える。その奥には白く輝いている飯豊連峰。
 360度の大パノラマを満喫したら、全員が集結する場所、大平園地へ向かう。
奥ノ院が見えてきました 奥ノ院が近づくにつれて泥んこの登山道 弥彦の拝礼は二拝・四拍・一拝ですヨ
 広場前の案内看板
八枚沢コースの皆さんの集合写真です サァー 下って登って大平園地に向かう

 早速、各グループごと輪になって待望の昼食です。晴天の下、暖かい日差しを浴びて賑やかに談笑しながらの楽しい食事が始まった。
 この度もN.Hさんがご馳走を振舞ってくれた。大きな弁当箱にギッシリと詰め込んだ手作りのご馳走である。2品が回ってきたので遠慮なく頂戴した。N.Hさんの担いでいる大きなザックはいつも膨らんでいて重そうだ。なかなかできないことだ。感謝と同時につい期待してしまっている。
車座になり暖かい日差しを受けて楽しいランチタイム  
 
 昼食タイムが終わると142名全員が集合して集会が開かれた。会長の挨拶、新人紹介などがあった。グレードの分け隔てなく自由に参加できる山行は会員相互の親睦もかねて大変意義のあるものだと思う。   
 会長の挨拶 ご苦労された企画実行部  新入会員の自己紹介  

 午後からの後半のコースは、多宝山から石瀬峠さらに天神山から岩室の丸小山公園で終了となる。復路は各コース全員が揃って下山することになり、まず眼前の多宝山に向かって出発。

 多宝山の山頂付近はまだ残雪があるため山道は雪解け水で泥んこ状態のため滑りやすい。転倒など細心の注意をはらって下山する。
 石瀬峠までの長~い山道をなんと120名もの集団が歩くのだから大変である。最後まで足並みが揃いほぼ時間通りに下山。

 本部、各コースのリーダー、メンバー各位に感謝。    
昼食を終えて多宝山に向かう隊列
天空は青空が広がっています
多宝山に到着  ここからは泥んこの下山道だ😢