≪紀行文≫ |
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「仙人ヶ岳」を詳報原稿で知った時にはこの山のことは全く知りませんでした。
関東陽だまり登山を期待して「栃木百名山」の一座に参加しました。
Hリーダーは自称(公称も)晴れ男だそうで、その通り、新潟を出発して群馬県に入っても雨模様でしたが次第に晴れてきました。
昨年の山行時の様子等車内で聞きました。
下山路は昨年「赤雪山」経由で、一寸大変なコースだったので、今年は難易度を落として、鎖場の犬帰りの巻路を利用するとのことで、ひとまず安心(?)致しました。
登山口は民家前なので、迷惑にならないように路肩で仕度をします。
帰路は猪子峠まで行かないで猪子トンネルの手前でバスが待っています。 |
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登山口にあるマップ |
仙人ヶ岳を目指します。 |
さぁ出発! |
途中取り残された柚子がありました。実はこの柚子の事を車内でリーダーからお聞きしていました。
道路沿いに小さな川が流れていて、その向こう岸に柚子が生っているけど、長〜い物で落とさないと採れないと。でも実際には無理でした。 |
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鳥居を潜り登山道へ入ります |
採り残っている柚子 |
下部は終わった梅の木 |
途中カタクリの群生地とあるので、たくさん咲くのでしょうか?でも、新潟のカタクリよりは小さいかな? |
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雪解け水が少ない所為でしょうか、
流れる水も少ない |
カタクリが咲いていました。 |
沢を右、左と丸太橋でこえて、不動の滝を左に見ながらいよいよ鎖が下がっている岩が出てきましたが、鎖は必要ないようです。 |
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休憩 |
沢の水量も少し増えてきました。 |
岩を掴んで用心して登ります |
所々岩をくり貫いた穴があり、大きな穴には入られないように金網で覆ってありました。
これは嘗て、マンガン採掘鉱後で、岩切鉱山と呼ばれていたので、「岩切登山口」と命名されたようです。
生不動尊はねりふどうそんと読み、約1000年前に当時の世尊寺の僧が不動明王を祀ったのがはじまりと「分県登山ガイド」に書かれていました |
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緩いジグザグ登りが続きます |
生不動尊で休憩 |
まだまだです。頑張りましょう! |
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まだまだです。頑張りましょう! |
この辺から急登の始まりです |
熊の分岐 帰りは猪子峠方面へ進みます |
急登の先に山頂らしきピークがあるのですが、3度くらい偽ピークに騙され、山頂に到着しました。
山頂は風を通り寒いので、少し下がった処でお昼 としました。 |
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急登です |
山頂 |
三等三角点 タッチ |
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微笑ましい句 |
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山頂から少し下がったところで昼食 |
集合写真 |
来週の日曜日26日は「仙人ヶ岳トレイルラン」が行われるので、練習で走っている若者数人とすれ違いました。
帰宅してから調べるとこのトレイルランは米を担いで走るのだそうです。
男性が5キロ、女性が3キロだそうです。面白いですね。
熊野分岐の案内は登りの時にはこの案内の左で上に上がったので、見逃しました。
熊の分岐からはダウン&アップ、ダウン&アップの繰り返しで、累積標高差は標高の3倍くらいにはなっているでしょう。
下りが上りよりも時間が掛かり、ザレ場の下り、岩場のトラバースなどなど・・・。 |
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熊の分岐 |
猪子峠90分とありますが
実際はそんな時間では着かないです |
知ノ岳 |
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松田川ダムを俯瞰します |
左は皇海山?右は筑波山?
何れもスマホ「山カメラ」から |
下る前に登る路が見える! |
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下がって又、登るピークが見える |
激下りの前に休憩 |
猪子山 |
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長く険しい下りが続き、トンネル手前でバスを見つけた時にはホットしました。
「仙人ヶ岳」標高は663mですが、下山のアップ&ダウンの累積標高差は侮れない山です。
4月になると山腹は赤ヤシオに彩られるそうです。
安直に登るなら犬帰りを通らないでピストンするならファミリー登山になるでしょうね。
初めての山は不安もありますが、登り終えると満足感もあります。
今回はザレ場の下りが勉強になりました。 |
ようやく里に近い案内が出てきました。
猪子トンネルへ向かいます |
最終点 猪子トンネル |