会山行紀行文
No−009
グレード:C上
2017年
 2/26(日)
曇り
マンダロク山
  400m(前進端P)
コンパスの使い方実践山行
参加者 (紀行文) 2011 Y/0 
15名
(男性9名・女性6名) (写真) 2011 Y/O
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:10)=高石登山口(8:30-9:00)…B点(9:25)…C渡渉点(9:40)…D点・第一鉄塔(10:15)…E点第二鉄塔(10:40)
…400mP・前進端(11:15)…(往路を戻る)・第二鉄塔昼食(11:50-12:20)…(往路を戻る)…C渡渉点(13:10)…(往路を戻る)
…高石登山口・下山 (13:30)=新潟駅南口(14:30)
≪紀行文≫

 1/25000国土地理院地図「高石」が車中で配られてTリーダー氏からコンパスの使い方を習いました。
 地形図には登山口の高石集落を起点に目標登頂地点までA〜Eの5地点のウェイポイントと磁北線(西偏方位7度40分)が記されています。

 バスを降車した地点Aから次のB地点にコンパスの長辺を当てコンパスハウジングを右にグリっと回して中の赤い線と磁北線を平行にすると、矢印の指す方位角が60度になります。以下同じ方法でB−Cは130度、C−Dは92度、D−Eは74度を設定して記入しました。

 集落の出発点Aから集落外れのB点まで地図上で1センチメートルは水平距離では250m、標高差10mを地図で読んでスタートしました。
コンパス講義受講中 首にマップとコンパス首尾よし いざ出発!

 今日は参加者が3名ずつ5班に分かれて登るのです。他班のトレースは使わず、読図しながらウェイポイントを目指すことになります。
 B地点からへつり道を進み一旦大沢に下りて渡渉してC地点に集合しました。ここまでは順調です。
目指せB地点 早速オリジナルトレース 渡渉点です

 次のD点へは東へ92度、標高差70m、水平距離320mで樹林帯を登り第一鉄塔を目指します。ここでTリーダーからベアリングの角度(歩き出しの第一歩の方角)は直線的な方角ではないとアドバイスを受けました。急坂を上った杉林の中に鉄塔が見えました。
 間もなく5班とも鉄塔下に集結出来ました。
他班のトレースは当てにしません 固く締まってワカン快調 第一鉄塔到着

 薄暗い杉林の中のD点から次の第二鉄塔E地点へ向かいました。昨日の雨で雪は固く締まりワカンの沈みは左程ではなくてラッセルの心配は要りませんでした。杉林が灌木帯に変わると前方に高い第二鉄塔が姿を現しました。
 地図上の破線と別れ、北東74度方向に伸びる細尾根を登ると今日の目標地点609mピークがある筈です。赤松の巨木が立つ尾根上に出ると南東の崖地へ雪庇が発達して、踏み抜きに注意しなければなりませんでした。
 400mPを前進端として第二鉄塔Eまで戻ってランチになりました。
急坂も何のその 第二鉄塔が現れました 細尾根に乗りました
雪庇が発達しています マンダロク山は雲の中 400mピークで反転しました

 雪景色を眼下にしながらランチタイムは無風で快適でした。
 午後は第一鉄塔Dは飛ばして渡渉点Cまで下り、集合地点とすると指示が出ました。
 バックベアリングは登りの反対だから180度を足して270度地点へ下ることになります。
 コンパスの指す通りを下って全班が渡渉を終えました。後は集落へ下るばかりです。コンパスの通りに全員が集落へ戻ってきました。
 Tリーダー氏の分かり易い説明、誠にありがとうございました。(おわり)
午後の指示バックベアリングは何度? 渡渉点はもう直ぐです 集落へ戻ってきました