会山行紀行文
No−T70
グレード:D
2016年
 12/6(火)
晴れ
陽だまりの
「風のみち」
参加者 (紀行文) 2052 M/T 
28名 (俳句) 557 T/K
(男性4名・女性24名) (写真) 2051 S/T
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:15)=花園IC=夫婦滝(10:15-10:25)…東屋(11:00-11:15)…日本の里(12:05)…風布みかん園・昼食(12:35-13:55)=花園IC
=新潟駅南口(18:10)
≪紀行文≫
 出発時の新潟は大変な雷雨、トンネルの向こうは晴れを期待して出発しました。現地に着いた時、突然、パラパラと雨と風。「風のみち」を行く我々への風神のお出迎えだったようですが、すぐに収まりました。

 「風のみち」は「風布川に沿った自然と対話が出来る遊歩道」と埼玉県寄居町の観光案内にはあります。
 観光に力を入れる寄居町は、スタート地点にある夫婦滝にあやかって「愛の鍵架け場」を作ったようですが、鍵はぱらぱら、パワースポットをこれからのようです。

 (俳句) 愛の鍵ぱらゝ架かり冬の川  (俳句) 冬紅葉淵に寄り積む夫婦滝  (俳句) 式部の実此の橋からは風の道

風の道の案内板 スタート地点 夫婦滝

 冬紅葉の残る中、落ち葉を踏みしめ、遊歩道を上ったり下ったり。風布川の飛び石渡りが6回ありました。「始めこわごわ、慣れたころにはもう終り」と童心に帰って飛び石渡りを楽しみました。
 姥宮神社では富を発すると言われる「富發の杉」を参り、くぐると病気にならないという「胎内くぐり」にチャレンジし、冒険一杯プラスご利益ありの「風のみち」歩きでした。

  (俳句) 折れ竹の気ままに向いて落葉道  (俳句) 草の実の赤きを裾に天狗岩  (俳句) 手を借りて渡る飛び石冬温
  (俳句) 水涸れし川にも古りし木の橋が   (俳句) 冬桜ひそと咲き満つ風の道

東屋で休憩 また、歩きま〜す 上ったり下ったり
橋を渡り 始めこわごわ 風布川に沿って
少し慣れたかな 滑らないように! また上ります
余裕がでました お手をどうぞ! 慣れた頃にはもう終わり

  (俳句) 散り紅葉水車折々ごとゝと   (俳句) 冬晴るる四手新しきご神木   (俳句) 落ち葉積む胎内くぐり賑やかに

日本(やまと)の里の水車 姥宮神社 富發の杉 胎内くぐり

 風布のみかんは北条氏が小田原から移植したものと言われ、北限のみかんです。
 昼食もそこそこに、ハサミと袋を持ち早速みかん畑へ。みかんは食べ放題、詰め放題。
 食べ放題と言ってもそんなに食べられるものではありませんが、最高は11個食べた方がいました。

 風が強く冷えてきたので、予定より少し早く出発、目いっぱい袋に詰めたみかんをお土産に帰路に着きました。

 県境のトンネルを抜けると新潟は銀世界、陽だまりを求め年の瀬のトレッキングでした。

  (俳句) みかん狩り重きリュックに悔いてをり
 みかん園に到着
これが美味しそう! どれにしようかな? 話が弾みます
締めはお抹茶で
新潟は雪でした  ミカン園で集合写真