≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:10)=諸上寺公園入口(8:50)…諸上寺山(9:05)…(観音巡り)…諸上寺(9:50)…石船神社(10:20)…諸上寺(10:35)…(観音巡り)
…諸上寺山(11:00-11:25)…(道玄池・昼食11:35-12:20)…(道玄池散策)…児童公園(13:00)…鮮魚センター(13:10-13:45)=新潟駅南口(15:30) |
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≪紀行文≫ |
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〜〜〜今日は楽しく歩けるぞ…〜〜〜 |
朝のお天気は穏やかな晴れでした。天気予報では晴れ一時雨と報じられていて、12時の時間帯に傘マークが付いていました。しかし、まあ大したことは事は無かろう、降ったとしてもぱらぱら雨だろうとたかをくくり、今日は楽しく歩けるぞと、ゆったり気分で歩き始めました。
観音巡りを終えて、お寺様にも神社にもお参りして、道玄池を見おろせる場所で昼食を摂りました。昼食時間は少し長めに予定していたのですが、大方の食事がすんだ頃、ポツリ、ポツリと雨粒が当たり始め、空がにわかに暗くなってきていました。これはちょっとヤバそうだぞと、皆さん急いでかたずけ始めて、予定よりも早く昼食タイムを切り上げて歩き始めました。
歩き始めは雨はほんのパラパラで、ほとんどの人が雨具を付けていませんでしたが、15分もすると風が出てきて、雨も次第に強くなったので、あわてて雨具を付けました。雨風はどんどん強まります。全くの見込み違い、えらいことになってしまったと思いながら歩いていたら、幸いなことに雨は15分ほどでほぼ止みました。風は、バスに乗って新潟に向かう時点でも、まだ強く吹いていました。
一時はどうなることかとハラハラさせられましたし、道玄池周辺の散策も予定行程の半分以下で切り上げましたが、その分鮮魚センターや最近話題の神林の道の駅の産直でじっくりとお買い物が出来たので、まあ良かった山行だと思います。
穏やかな秋晴れの下、諸上寺山に向かいました。諸上寺山山頂の園地まで、道脇には八重桜の古木が植えられています。もしかしたら桜の紅葉がと、多少の期待はしていましたが、紅葉にはまだまだ間があるようでした。園地の木々の紅葉もまだまだです。
なお、諸上寺山山頂の園地には駐車場があり、車で上ることが可能です。しかし、車道上に桜の枝などが張り出しているので、バスのように車高が高い車は屋根が枝に擦れてしまうので上がれません。諸上寺山山頂の園地にはトイレもあります。
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諸上寺公園入口で準備を整えます |
穏やかな秋晴れ、のどかに歩きます |
諸上寺山山頂の園地に到着 |
園地を出て、まずは諸上寺山の三角点を確認します。諸上寺山の三角点は標高73.3m、観音像の敷地の中に設置されています。
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園地を出ます |
諸上寺山の三角点(1) |
諸上寺山の三角点(2) |
三角点と諸上寺の間にはループ状に遊歩道が整備され、周回できるようになっています。この遊歩道には西国三十三か所の観音像が鎮座しています。パーティは遊歩道を三角点から右回りに巡りました。
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遊歩道脇に鎮座まします観音像 |
遊歩道から梢越しに見える道玄池 |
観音像にお参りしながら歩を進めます |
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一か所づつ丁寧にお参りします |
遊歩道には落葉が敷詰められ気持ちが良い |
落葉のお蔭で下り坂でも滑りません |
観音巡りの遊歩道の中間点、諸上寺に降りてきました。
諸上寺は、開山が大化4年(648年)と言われている古刹で、現在の本堂は文政13年(1830年)に建立されたものです。
本堂はとても大きく立派です。
庭園は裏山を借景とした名園とされ「花を見るなら岩船の諸上寺、梅に桜につつじに椿、 咲いてからまる藤の花」と唄われていたとのことです。
時間がたっぷりあったので、観音巡り後半の前に、せっかく近くに来たのだから石船神社(いわふねじんじゃ)に参拝することにしました。
石船神社は古い由緒ある神社で、平安時代、醍醐天皇の延喜年間の勅命によって定められた法制四部のひとつ延喜式神名帳(927年)に、越後國磐舟郡筆頭のお社として記載されており、古くから郡内広く信仰されていたとのことです。
石船神社では例年10月18日、19日に県無形民俗文化財に指定されている「岩船まつり」が行われています。
石船神社の御祭神饒速日命(ニギハヤヒノミコト)が、天の磐樟舟に乗り、この地においでになられたと伝わる日(現在は10月18・19日)を記念して催行されます。
私達が神社を参拝したのは本祭の翌日20日で、祭りの後片付けが行われていました(一日早く来たかったとの声があちこちから聞こえてきました…)
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石船神社で善女が参拝 |
祭り提灯が残っています |
おしゃぎりの倉庫格納作業中 |
石船神社の参拝から諸上寺に戻り、入り口を示す石碑から観音巡りの後半をスタートしました。
この石碑から入り、墓の手前を左に折れて、道なりに進むと遊歩道に続いて行きます。遊歩道の入り口付近は細竹の林でうっそうとしていますが、少し上ると広葉樹林帯の明るい道になります。三角点から諸上寺へは下りでしたが、諸上寺から三角点へは当然ながら登りになります。
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観音巡りの入口の石碑 |
遊歩道の入口、うっそうとしています |
少し上ると明るい道になります |
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観音像(1) |
遊歩道 |
観音像(2) |
観音巡りを終えて諸上寺山の園地に戻り、ゆっくり休息し、次は道玄池周辺の遊歩道の散策ですが、その前にいい場所を見つけてお昼をしなければなりません。道玄池を15m程下場に見おろす高台に芝生の小さな広場があったので、そこで昼食を摂りました。
水辺の近くは紅葉が早いので、昼食場所から見える道玄池の水辺周りの木々は、そこそこ紅葉がはじまっていました。
道玄池に下る道はススキの銀色の穂先が見事でした。
食事の初めはのんびりでしたが、40分ほどしたら、雲行きが怪しくなってきて、雨が二粒、三粒あたりました。皆さんあわてて後片付けを始め、予定の時刻前に出発しました。でも、誰も大降りになるなどとは想像していなかったと思います。
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園地を後に道玄池の散策に出発 |
道玄池の展望台で昼食 |
ススキの原の道を下ります |
歩き始めて15分ほどしたら、大方の人達の予想と願いに反して雨風がどんどん強くなりました。周りの景色も暗くなり、道玄池水辺周りの木々も紅葉の色を失ってしまいました。えらいことになってしまったとハラハラしましたが、幸い雨は15分ほどで止んでくれました。風は帰りのバスに乗る時にもまだ吹き続けていました。
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道玄池の南端、小雨がしょぼしょぼ |
風強く、雨は本降り |
色が消えた水辺の紅葉 |
雨は止みました。予期せぬ強雨で、散策行程を半分ほどに短縮しました。行程を短縮した分鮮魚センターや神林道の駅のお買い物時間がたっぷり取れました。
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雨上がりの遊歩道、もちろん濡れてます |
道玄池の北側の端 |
児童公園、ゴジラが迎えてくれました |
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