会山行紀行文
No−T08
グレード:D
2016年
 3月21日(月)
晴れ
(かなやま)
山上の古城
“金山”

  239m
参加者 (紀行文) 1876 Y/K 
31名 (俳句) 557 T/K
(男性8名・女性23名) (写真) 1876 Y/K
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:05)= 越後川口SA(7:30)= 赤城高原SA(8:40)= 大田桐生IC(9:40)=大光院駐車場(10:00)
… 西尾根コース駐車場1(10:50)… 金山山頂(12:00)…山頂広場(12:30-13:30昼食)… 西尾根コース広場(14:10)
…金山城跡ガイダンス施設(14:30-15:30)= 大田桐生IC(15:40)=新潟駅南口(18:55)
≪紀行文≫
〜〜〜春うららかな古城を巡るトレクでした〜〜〜

 今回は、群馬県太田市 大光院呑龍様の裏山、新田義貞に所縁のある金山城址トレッキングである。
 筆者は、今年初めての山行で心うきうきでしたが、空模様は越後特有の鉛色の冬空です。
 しかし、トンネルの向こうは、きっと晴れていると期待して出発。
上信観光バス 弥彦山も見送ってくれて 湯沢は霧氷の世界

 トンネルを抜けると、そこは春!目にまぶしい陽光と青空だった。
 また、緑の絨毯が一面に、麦畑か

 (俳句)その国の麦青々と広々と

 バスは、時間通りに大光院駐車場に到着。一同身支度をして出発。
 大光院の裏をかすめ、金龍寺の脇を通って山道に入る。まさに、木漏れ日の散歩道である。
 足元にはスミレの花が出迎え、頭上には白いこぶしが見下ろしている。
 程なく、西尾根コースの駐車場に着き、ここから、ガイドつきである。 

 (俳句)囀りの古刹の奥の登山口    青空へこぶしの花の白極む

山道を行く 金山城 二人のガイドさん

 ここから、二班に分かれて、夫々のガイドさんの説明を受けながら登山する。
 見晴台では、上信国境の山々、眼下には太田市の市街地が見渡せる。

 (俳句)山城の土塁にきらり犬ふぐり  暮らし跡ある月の池木々芽吹く

石垣 山上の石垣 石切り場跡

 金山城址山門からは、いよいよ山城、そして上杉謙信が8度攻めて、一度も落とせなかったという城の巧みな構築、山上の井戸と涸れない池などを巡り、新田神社へ到着。
 山上広場では、ぽかぽか陽気の中、昼食タイム。別のグループのガイドさんが来て、またまた講釈。

 (俳句)日の池を見下ろす昼餉春うらら   本丸の跡芽吹きそむ大欅 

土塁跡 日の池 新田神社


 下山途中に、コミュニティセンターで映像とレクチャーで、金山城の由来、所縁の武将たちのエピソード等の説明を受ける。

 (俳句) 下山して新田の荘はうららかな
 

 春の陽のあたたかいな恵みと自然と一体化した歴史の勉強になった一日でした。
金山山頂広場での集合写真  
草津志賀方面  上越方面
日光白根方面 赤城山方面
モクレン スミレ ヤマツツジ