≪コースタイム≫ 矢代田駅(8:25)…電波塔(9:15)…菩提寺山(10:50-11:00)…高立山登山口(11:30)…高立山(12:00-12:45)…のろし台(13:10)…大沢公園(13:50)
…旧街道(14:05-14:35)…矢代田駅(14:55) |
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≪紀行文≫ |
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2月10日の実施予定でしたが、天気予報が思わしくなく(多少の降雪はもとより織り込み済みですが、風が強いということで)前日の9日に、
日程を11日に変更しました。当初の参加者は47名でしたが、日程変更により19名の方々が参加できなくなってしまいました。
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矢代田駅で出発準備 |
矢代田駅を後に電波塔へ |
電波塔に向かう道 |
住宅が終わると、その先の道路は除雪が無いため、40cmほどの雪に覆われています。幸い、最近1〜2名の人が往復したと思える足跡があり、楽に歩くことが出来ました。
電波塔直前の広場に出ると、真正面にマイクロアンテナの鉄塔がどーんと立っています。そして、足跡はこの広場までで終わっていました。かねてこうした事態を予想して、男性諸氏にはワカンの携行をお願いしてありました。
広場の入り口でワカンを装着しました。
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雪面の足跡をたどって楽に歩けます |
電波塔手前の広場、足跡はここまで |
男性諸氏、女性有志はワカン装着 |
電波塔に到着すると、まだ日差しは届いてきていませんが、青空が広がって来ていました。
登山道は無線中継所の入口右側のコンクリート塀脇に付いています。しかし、登山道上の雪面には足跡の痕跡がある程度です。ワカン隊が先行して歩いているのですが、大きな誤算がありました。ワカンを着けた男性が10名ほど先行して歩けば、後続はワカン無しでホイホイ歩けるという思惑でした。しかし、雪の表面が固くなっていて、ワカン装着者はホイホイ歩けるのですが、ワカンで踏みつけても雪が締まらず、後続がツボ足で歩くとズブズブ潜ってしまいます。パーティーの進行は思うにまかせませんでした。
でも、幸運でした。電波塔から400mほど進んだら、石油の里からのトレースが付いていました。石油の里の駐車場奥の沢沿いの林道から来るルートで、石油の里からのメインのルートではなく、マイナーなルートなので、まさかトレースがあるとは思ってもいませんでした。
数日前に多人数のパーティーが菩提寺山に向けて踏み付けたであろうトレースでした。しっかり締まっていて、とても歩き易いトレースでした。正直助かりました。感謝です。
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無線中継所、登山道は入口右側の塀脇 |
ワカン隊が先行して歩きます |
石油の里からのトレース、ラッキーでした |
進むにつれて、けっこう起伏も多くなりましたが、パーティーは順調に進みます。このルートは菩提寺山の近くで石油の里からのメインルートに合流します。
石油の里方面からのルートは、菩提寺山の近くで幾つかの起伏があります。この起伏を登るたびに今度こそは山頂かなと期待させられ、結果がっかりさせられます。
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さぁ、山頂ですよ |
山頂からの風景、もやが掛かっています |
山頂でゆっくり休憩 |
菩提寺山から林道に降りて、林道経由で高立山に向いました。途中、大沢公園に向かう仏路越の林道が右に分岐します。高立山からの帰りには、ここまで戻って、この仏路越の林道を歩いて大沢公園に行く計画でしたが、林道を覆う雪の上には全く足跡がありません。どうしたものか思案しながら高立山に向いました。
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菩提寺山から林道に降り立ちました |
高立山に向けて林道を進みます |
高立山の登山口 |
高立山は青空の下での登山になりました。山頂は多少風がありました。風下の斜面に2〜3m降りて、雪を踏み固めてテラスを作ったら、日溜りのポカポカで、のんびり食事ができました。
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高立山に向かう |
日差しが差す明るい尾根を登ります |
高立山山頂の斜面、風が無くのんびり食事 |
高立山から大沢公園に降りる登山道は、山頂直下と大沢公園近くが急傾斜なので、凍っていたら危ないと思い、仏路越の林道を経由して大沢公園に行く計画でした。
しかし、仏路越の林道には足跡がなかったこと、登山道にはしっかりしたりっぱなトレースが付いていること、路面に凍結が無いこと、いざという時のロープは15メートルほど確保できることから、登山道で大沢公園に下ることにしました。
急傾斜箇所のロープはほとんどの場所で使用できる状態でしたし、足元も階段状で降り易くなっていました。全員無事に大沢公園に降り立ちました。
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慎重に、かつ力強く下ります |
ロープも使える状態です |
大沢公園に降りました、やれやれです |
大沢公園からは旧街道に入り、矢代田駅に向いました。矢代田駅到着は午後3時少し前、3時19分の電車に乗るには丁度良い頃合いの到着でした。
(おわり)
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旧街道に入ります |
明るい尾根上を通る旧街道 |
旧街道の出口、元気、余裕の脚さばき |
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