自然保護活動
レポート・紀行文
2016年
 5月2日(月)
曇り
大峰山
山桜パトロール
400m
参加者 (紀行文) 2070 S/F 
27名
(男性9名・女性18名) (写真)2011Y/O 2070S/F
≪コースタイム≫
大峰山駐車場(9:30-9:45)…願文山若しくは寺沢林道…大峰山展望台(11:00-11:15)…大峰山山頂(11:25-12:15)…法印瀑分岐(13:30)
…法印瀑付近(13:55)…大峰山駐車場(15:00-15:10)
≪参加者≫会員番号のみ記載
953、1291、1449、1487、1625、1630、1632、1633、1714、1907、1926、1947、2011、2070、
2074、2109、2115、2116、2133、2134、2135、2173、2176、2180、2242、2244、2246
≪紀行文≫
〜〜〜活動の意義を感じながら〜〜〜

 平日なので道路が混むと思い早く家をでるも、大峰山駐車場に1時間前に到着。

 天気予報より今一つすっきりしない天気だったが、山を歩くには最適な天気と気温の中、自然保護のアピールと登山道清掃を兼ねた恒例の“大峰山山桜パトロール”への参加メンバー27名が元気に集結。(皆さんとても早くから支度をしていた)

 全員が揃ったところで自然保護部長のOさんから“自然保護パトロールの意義”についてお話があり、寺沢林道コース組と願文山組と分かれて出発。

 しかし、準備の最中に二つの小学校の団体登山のバスが来るは来るは、みるみる駐車場は元気な黄色い声で埋め尽くされた。(今日は混むぞ)

(今回のパトロールコース)
全員が揃いリーダーより説明 コース別のメンバー確認 散った桜の花びらを踏んで(願文コース)

 願文コースは直ぐに林道から逸れて願文山を目指していったが、寺沢林道コースは延々と小学生の列が続く。
 この渋滞登山は大峰山展望台まで続きゆっくりと歩け清掃登山には最適スピード…、しかしゴミは殆どない。
寺沢林道の先端部で休憩(前方に集団が) 殆どの桜散っていたが、此処だけが満開 小学校の団体は大峰山展望台まで続く

 願文山コースは途中、堀切が有ったりして結構急なアップダウン、しかも今朝までの雨で足元は滑る。
 林道コース組より少し遅れるも大峰山展望台に無事到着。  
雨上がりの急坂は滑ります(願文コース) 800年前の堀切を下って登って(願文コース) もう一息で展望台、ガンバー!(願文コース)

 広い大峰山展望台からチェリーヒュッテ付近は元気な小学生で溢れんばかり。
 ここで願文山コースと寺沢林道コースが合流し、昼食場所の山頂広場に向かう。
大峰展望台近くのチェリーヒュッテ前は大賑わい 全員揃って山頂に向きます

 山頂には若干の先客はおられたもの我ら27名がゆっくり昼食を頂けるスペースは残っていた。
 残念ながら遠望はすっきりしなかったが新緑をおかずに頂く昼食は最高だった。
 昼食後、全員で記念写真を撮り、後半戦(下山ではない)に向け美しい新緑の中へ出発。
山頂で昼食休憩
後半戦に出発 山頂で記念の集合写真

 足元にはチゴユリやスミレ、イカリソウ等可憐な花々が咲いていたが、何より新緑が素晴らしかった。
 法印瀑分岐までは楽な峰歩き、此処からは法印瀑を目指して一気に下りとなる。(足元は滑りやすいが転んだ人は居なかった)
 途中、新緑に囲まれた法印瀑や大瀑が美しいものの遠望で我慢。
 このルートは静かですれ違う登山者は無かったが、都合で逆コースで上がって来られた地元のIさんと合流、山菜談義に花が咲く。
法印瀑分岐で休憩 法印瀑  繁みの向こうに大瀑

 全員無事に大峰山駐車場に戻って来て、今回の解散式。

 Oリーダーより、秋には自然保護の勉強会をこの地域で実施したいとの話があった。

 楽山会の自然保護パトロールに対して様々なご意見もあるが、

 ・会員自ら自然保護に対して関心が醸成できる。
 ・我々の行動が登山者に対するゴミ捨て等の抑制効果につながる。

 この素晴らしい活動を純朴に続けることにより県内の山々からゴミが無くなり、他県から来る登山者に対しても「新潟の山は美しい」と思って頂ければ幸いと思っている。  

 この活動に多くの会員も、この活動の意義を理解し大いに参加頂きたいものだ。
大峰山駐車場で解散式
     

≪守って行きたい、この自然≫


 今回のルートで出逢えた可憐な花々です。

 来年も、再来年も出逢えることを願っています。