自然保護活動
レポート・紀行文
2016年
 4月10日(日)
晴れ後曇り
登山研修会
高立山
276m
参加者 (レポート)2070 S/F 
22名
(講師5名・受講他17名) (写真)2070 S/F
≪コースタイム≫
矢代田駅(8:15)=大沢公園駐車場(8:45-8:55)…高立山山頂(10:15-研修と昼食-15:15)…大沢公園駐車場(16:15)解散
講習参加者:1291、2038、2208、2215、2226、2230、2234、2241、2242、2243、2244、2245、2248、2249、2250
講師     : 781、1427、1779、1861、1862           他:1866、2070
≪レポート≫
〜〜〜身に付けて欲しい〜〜〜

 快晴ではないが、暑からず寒からずといった絶好の研修登山日和となった。
 受講生15名を含むメンバーがJR矢代田駅に集合し、登山口の大沢公園に。
 大沢公園では手順よく登山準備を済ませ、M研修部長の挨拶の後、桜が咲き誇る大沢公園を横切り、いきなりの急斜面でスタート。
大沢公園で準備を整え集合 (1861 K/Y) 桜咲く大沢公園内を進む 公園の奥にある登山道から入る

 山頂までの1時間少々を新芽の木々を楽しみ、イワカガミやスミレなどの可憐な花々を愛でながら、気持ち良い登山を楽しむ。 
新緑の木々や小さな花を愛でながら緩やかな登り下りを繰りかえし登って行く 高立山山頂に到着

 山頂に到着後、荷物を置き研修のスタートとなった。
 開会式ではT会長の挨拶、新人の紹介と挨拶、そして講師陣の紹介があり、研修プログラムがスタートした。
会長挨拶(1861K/Y) 新人の紹介 講師の紹介

(1)地図とコンパス(講師:1861 K/Y)
 
 ・地図の見方、コンパスの基本的な使い方
 ・コンパスと地図を使った進むべき方向の見つけ方
 ・コンパスと地図を使って、見える峰々(2点)から現在地を求める

 等を学んだが、今日だけでは忘れてしまうので山行時には持参し実際に使ってみて身に着けて欲しい。  
講師(1861 K/Yさん)のよるコンパスと地図について説明と実施。(皆さん熱心です)

(2)テントの張り方(講師:1779 S/A・1862 Y/I)

 2グループに分かれ実際にテントを張ってみた。
 比較的スムーズに張ることが出来た後、講師からテント使用の注意事項を聴く。

   ・テント内での就寝について
   ・結露防止について
   ・テント内での自炊(コンロ使用)について
 等を学ぶ。
2班に分かれてテント張(1861 K/Y) もう少しで設営完了(1861 K/Y) 完了後の注意事項を聴く

(3)救急法(三角布などを使って)

 この知識は現実使う機会が無い方が良いのだが、いざと言うとき役立つ為、真剣に聴き実習をした。

 ・三角布の折り方
 ・三角布を使った頭部損傷の応急手当
 ・三角布を使った腕の骨折応急対応
 ・三角布を使った足首ねんざの対応方法
 ・ストックや雨具を使った簡易担架の作り方と運び方
 ・歩けなくなったけが人の背負い方 等  
頭部の怪我対応(1861 K/Y) 腕の骨折などの対応(1861 K/Y) 急造担架の作り方を運び方(1861 K/Y)

(4)ロープ利用法

 ・エイトノット(八の字結び)の仕方と応用
 ・ブーリンノット(もやい結び)の仕方と応用
 ・クローブヒッチの仕方と応用

 これら基本3種を学び、“急斜面トラバース時の応用”も合わせて学んだ。
「先ず良く見て下さいね」  「立ち木などをリよする場合は…」  「危険な斜面などをトラバースする場合は」

 午後からはやや冷え込んできたが、メンバー全員元気にカリキュラムを全て終えることが出来た。
 最後に参加者全員の記念写真を撮り下山となった。
 結構な急斜面の下山ではあったが、全員無事に大沢公園に戻り解散式となった。ご苦労様でした。
元気よく下山開始
研修を終え、全員で集合写真   大沢公園での解散式
≪レポーター感想≫
 殆ど毎回参加させて頂いていますが、此処で学んだことはとても大事なことと思います。
 しかし、多くの参加者が日々の経過とともに忘れてしまうことも事実と思います。
 怪我の対応などは実践が無いにこしたことは有りませんが、最低地図とコンパスの使い方は通常の会山行でも実践してほしいと
 思いました。
 機会があればテン泊の経験もされると、山の面白さも増すものと思っています。
 新人の皆さんの今後の活躍を期待しています。

≪研修を見守ってくれた花々≫