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2016年
3月13日(日)
曇り |
(残雪期)
安全登山講習会 新潟県山岳協会
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参加者(楽山会) |
(紀行文) 1630 S/O |
10名 |
(男性6名・女性4名) |
(写真) 1630 S/O |
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(全参加者33名)内、新潟楽山会参加者10名
1630 S/O 1862 Y/I 2011 Y/O 2054 R/K 2091 T/K 2097 T/Y 2117 Y/N 2136 M/N 2148 H/H 2173 K/H |
≪会場≫
南魚沼市清水 威守松山(1214m)
≪行程≫
ディスポ−ト南魚沼(7:50-8:20)=清水バス停(8:40-9:00)…P900m(10:45-12:45)…P720m(13:00-13:40)…清水バス停(14:15) |
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≪レオート≫ |
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〜〜〜 「初級者を対象にした残雪期の安全登山講習会」〜〜〜 |
威守松山往復の登山行動中で、適切な登山装備、装備の機能、ル−トの取り方、雪上歩行法、危急時対策など残雪期登山の基礎を学ぶ。
1)「残雪期の登山とその危険性について」
講師 元新潟県警察山岳遭難救助技能指導官
玉木大二朗氏よりお聞きしました。
近年新潟県内に於いて山岳遭難が一番多いのが巻機山との事。
特にヌクビ沢、割引沢、米子沢、などで身動きが出来なくなる
遭難が多いとの事。
地図も持たず道迷いする方が多いとの事で読図の必要性を
強調していました。
2)「低体温症の対応について」
講師 南魚沼市消防本部 山口和巳氏よりお聞きしました。
低体温時(震えが起こる症状)、救助隊が来るまで「暖かい
おしるこ」や「暖かいペットボトル」で心臓を暖める事が大切だ。
コ−ヒ−、お茶、酒、などはブ−です。 |
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集合写真 |
3)新潟県山岳協会遭難対策委員の方々から威守松山を往復しながら講習をして頂きました。
当初は講習会場が坂戸山の予定でしたが少雪のため威守松山に移しての実施でした。
積雪が1メ−トル位で例年より半分位と大分少ないとの事でした。
清水バス停の出発時点で地図とコンパスを使い読図のコンパスワ−クを教わりました。
あらかじめ要所々に落とし込んだポイントを確認しながら登って行きました。
登山道が雪に覆われているのでどの方向に行けば良いのかは難しいです。
谷、尾根、斜面、送電線、等高線などで現在地を確認しながら登ります。
地図が読めなければ大変です、親切丁寧に教えて頂きました。
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清水バス停登山口 |
地図に落とし込んだポイント |
現在地点の確認 |
急斜面を登りP858mのポイントに着くと越後のマッタ−ホルン大源太山や巻機山の
シンボル天狗岩を望むことが出来た。
墨絵の世界はこのことを言うのかと思える程の絶景でした。
今日の最終前進地点P900mポイントの急斜面でキックステップの歩行実技、
ロ−プワ−クの実技、そしてピッケルでの滑落停止などの実技と続き、それぞれが
思い思いに練習をやって見ました。
毎回内容が豊富で大変為になる講習会でした。 |
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越後のマッタ−ホルン大源太山 |
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巻機山のシンボル天狗岩 |
ストックの持ち方 |
低体温症の処置を説明する消防隊員 |
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ピッケルでの滑落停止 |
キックステップ歩行 |
ロ−プワ−ク |
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