会山行紀行文 2016年
 11/20(日)
(せきそんさん)
石尊山
1667m
参加者 (紀行文) 2052 M/T
3名
(男性2名・女性1名) (写真) 2051 S/T
≪コースタイム≫
追分登山口(8:05)…血の池(10:05)…石尊山山頂(10:35-11:20)…源泉(11:40)…追分登山口(13:10)
≪紀行文≫
〜〜〜期待通り、すばらしい展望の山〜〜〜 


 石尊山は、浅間山の南斜面にコブのように盛り上がった寄生火山、あまり存在感はないが、すばらしい展望の山と言われています。

 陽だまりと展望を求めての山行でした。

 旧中仙道の追分宿より、別荘の中を北へ真っ直ぐ1km程行った、通称1000m道路に出たところに登山口があります。

 車のナビを入れて行ったのですが、別荘地の中の道路は分かりにくく、登山口を探すのに少し手間どってしまいました。
浅間山のこぶのような山(クリックで拡大) 今回歩いた軌跡(クリックで拡大)

 登山口からは、浅間山の広い裾野を走っている林道を3つ横切って行きます。
 雑木林の中、登山道はゆるやかに北へ一直線。かさこそと落ち葉を踏みしめ、ひたすら歩きます。
 左下にその名も濁川という黄褐色の流れが見えてきた。流れは幾段かの滝になっており、標識に「血の滝」と記されていた。名前は不気味だが、流れの色は血の色というよりは黄褐色に近いものでした、これは活火山である浅間山の影響によるものと後で知りました。
 防災広報無線塔を過ぎると、「血の池」と標識はあるが池は見えません。池は土砂で埋まりヨシが生えているのみでした。  
登山の注意   山頂まで5.4km 一直線の登山道 
黄濁する濁川  林道との分岐点  標識ばかりの血の池

 道はT字路になり、左に上ると「血の池弁財天」が祀ってあり、その横には「おはぐろ池」と書かれた標識が立つ小さな池があります。
 弁財天にお詣りをし、左方向へトラバース気味に上ったところで、登山口で会った地元の方に会いました。
 4日前にも上られたと言う、「あと100mでたいらの所へ出、その後は200mの急な上りになる。」と親切に教えて下さった。
 お話のとおりに最後の急登を上りきると、大きな大きな浅間山が待っていてくれました。
どっちがいいかな? 濁川の源泉 源泉の水は透明
ご利益がありますように おはぐろ池 山頂への案内

 ガイドブックは「山頂からの間近な浅間山の精細大画面は、大変な迫力。山肌のうぶ毛一本いっぽんまでが見えるよう。」と書いてあったが、まさにその通りでした。360°の眺めも良く、眼下には軽井沢の町、遠くは妙義山から、八ケ岳、北アルプスまで望むことができました。
 陽ざしも温かく、山頂広場で浅間の眺めをご馳走にゆっくりと昼食をとり、厚く積もった落ち葉をクッションに下山をしました。
三等三角点 山頂の広場 目の前に浅間山
妙義山 眼下の軽井沢町 落ち葉のクッション