会山行紀行文 2016年
 11/20(日)
(あさまかくしやま)
浅間隠山
1757m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
5名
(男性2名・女性3名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
自宅(6:00)=二度上峠登山口(9:55-10:05)…北軽分岐(10:30)…わらび平分岐…浅間隠山山頂(11:35-12:40)…往路を戻る
…二度上峠登山口(13:50-14:00)=はまゆう山荘(14:25-15:10入浴)=自宅(19:30)
≪紀行文≫
〜〜〜手軽に大展望を楽しめる山〜〜〜

 新潟が毎日のように低い雲に覆われぐずついた天気で山はお預けと思っていたところ、山友から「天気が良さそうな長野か群馬の山に行きませんか?」とのお電話を頂き、結果群馬県の“浅間隠山”に行くことになった。しかも、送迎付きで運転することも無いと言う近年全く無かった山行となった。

 細い雨降る新潟を出発し、県境のトンネルを超えると、この時期特有の青空が広がっていた。
 高速を降りてからかなり一般道を走り、二度上峠に到着すると、すでに駐車場は満杯。僅かな空きスペースに車を停めることが出来た。
 登山準備をすると、新潟では信じられないくらい暖かい日差しが降り注ぎ、防寒着なんて全く必要なかった。

 登山口は駐車場から少し戻ったところにあり、そこから涸れた沢のような登山道を登っていく。
 多少岩が転がっているがとても歩きやすい。
二度上峠の駐車場(満杯) 登山口 涸れた沢状の登山道 

 登り始めて間もなく、美しいカラマツ林の登りとなるが、もう少し早い時期なら素晴らしい黄金の林が観られたと思う。
 カラマツ林を登り切ると平坦な尾根歩きとなり、やがて山頂方向を示す看板が建つ分岐路に来る。ここは昔来たときは北軽井沢方向への道標もあったのだが、それもなくなり道も藪化しつつあった。
カラマツ林を登っていく 気持ち良い稜線歩きとなる 北軽分岐(北軽方面は踏み跡程度)

 分岐路を右に進むと前方の林の向こうに山頂が観えてくる。
 やがて熊笹が目立ってくると、わらび平分岐までの急登となるが、この熊笹の斜面には緩やかな九折に道が出来ていて全く苦にならない。
 登り切ると、わらび平分岐に出る。登山道は左に行くのだが、試しに右のわらび平方面に行ってみたが、ここも藪化していて歩く登山者は極めて少ないと予想される。本道に戻り山頂を目指した。
林の向こうに山頂が観える 熊笹の急斜面は九折の緩やかな道が わらび平分岐(左に行く)

 わらび平分岐から、少し鞍部に下がり、登り返すと山頂は間近。このあたりに来ると木々が切れ左右の見通しが開け、左には美しい姿の浅間山
右側には榛名山や赤城山が、振り返ると富士山が望める。
浅間山の全容が観えてきた 右手には榛名山も観える 山頂まであと少し

 到着した山頂は予想通り、多くの登山者で賑わっていたし、上がってくる登山者は異口同音に素晴らしい展望に歓声を上げていた。
 僅か開いているスペースに腰を降ろし、暖か日差しと素晴らしい展望を楽しみながらゆったりと昼食休憩をとった。
賑わう山頂と、向こうに噴煙上がる浅間山が望める

 山頂の展望を楽しんだ後、往路を戻り下山した。
 下山後、帰路の途中にある“はまゆう山荘”で温泉を楽しみ、新潟に戻った。

 この山は標高の割には安全で楽な登山道であり、素晴らしい展望を鑑みた時、会山行では“C緩〜D”レベルと思うし、チャンスがあれば皆さんをご案内したいと思うし、誰かが会山行にとも思う。