≪コースタイム≫
小出IC(6:20)=泣沢登山口(駐車エリア)(6:45−7:00) …黒又川橋(7:30−40)…974m三角点(8:50−9:00)…山頂(10:55−12:00)
…974三角点(13:15−25)…黒又川橋(14:20−25)…泣沢登山口(14:55−15:10)=(関越自動車道)=自宅(新潟市)(17:30) |
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≪紀行文≫ |
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〜〜〜快晴の下、気持ち良い秋山を楽しむ〜〜〜 |
会の先輩から誘っていただき未丈ヶ岳へ、
前日まで他の山に入っていたため小出ICでおち合い、会友4人で奥只見シルバーラインへ。
トンネル内の避難シャッターを開けて到着した登山口には既に10台ほどが駐車。
同行の先輩によると、5年前の大雨で黒又川を渡る橋が流され、数年前に来た時は長く深い渡渉に苦労したとのこと。
今回はその経験を踏まえ登山靴をザックに入れ長靴で出発、ところが、その場所には立派な鋼製の橋が架けられていた。
「よかった!」心配していた渡渉から解放され安堵する。
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右のシャッターを開けて駐車場に到着 |
長靴のため小さい渡渉はスイスイ |
大勢のグループの後ろにつきしばし渋滞 |
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2年前に設置された鋼製の橋を渡る |
橋がないとこの黒又川を渡渉します |
陽の光を浴びながら尾根を進む |
橋を渡った所で登山靴に履き替え、ここから本格的な登りが始まる。
快晴の下、気分よく高度を上げる、しばらくすると越後駒ヶ岳が顔を見せ、次に中ノ岳、そして、荒沢岳も姿を現し気分が高まる。
974mの三角点から未丈ヶ岳の全容を望むが、紅葉はまだ早く濃い色付きは山頂付近だけで、全体的に赤が少ない。
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越後駒ヶ岳(右)と中ノ岳が見えた |
鳥が翼を広げたような荒沢岳も登場 |
標高を上げると葉が色付を増す |
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山頂付近は綺麗に色付いている |
目の前の山頂を目指して最後の登り |
山頂付近から振り返ると、荒沢岳から越後三山の素晴らしいパノラマが目に飛び込んでくる。
今年4月の会山行で登った日向倉山から見た未丈ヶ岳、今はその未丈ヶ岳から日向倉山を俯瞰していると思うと感慨深い。
最後の急坂を登って到着した山頂からは、越後三山と毛猛山、浅草岳、粟ヶ岳、遠くに妙高・火打、飯豊連峰まで望める。
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@越後駒A中ノB兎C荒沢D日向倉E妙高火打(わかるかな) |
1552.8mの山頂に到着 |
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@毛猛山(後ろ守門)A桧岳B浅草C粟ヶ岳 |
右越後駒(後ろ八海山)、左中ノ岳 |
狭い山頂から少し下がった右の道を、笹をかき分けながら10mほど下ると視界が開ける。
「こんな所にどうしてこんな草原が?」と思ってしまうほどの広い草原が目の前に現れる。
開放的な景色の中草紅葉に腰を降ろし、偶然一緒になった会の先輩の知人のグループ(4人)と一緒にお昼をいただく。
1時間ほどゆっくり休んでから下山、陽が当たらず滑りやすい北側の斜面に注意しながら高度を下げる。
注意していたが1m程滑り落ちる、危ない、あぶない、情けない。
陽の当たる角度が変わり、山肌の紅葉が鮮やかさを増す。
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開放的な景色に癒される@村杉岳A会津朝日岳B丸山岳 |
草紅葉の中でお昼をいただく右は浅草岳 |
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急坂を注意深く下るが・・・ |
紅葉が鮮やかさを増す後方は毛猛山 |
標高を下げ駒・中ノ岳ともお別れ |
急坂を下り終え、陽射しを浴びながら緩い尾根を歩く、秋色の景色に包まれ気持ちが良い。
デポしておいた長靴に履き替え、短い渡渉を数カ所渡り、車の止めてある登山口へ。
今年の秋はスッキリしない天気が続いていたが、今日は気持ち良い秋山を楽しむことが出来た。
秋晴れと誘っていただいた先輩に感謝しながら帰路についた。
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秋の尾根を気分良く歩く |
尾根歩きもここで終わり |
中央が高い橋、わき見歩行禁止 |
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渡渉の後は鎖の登り |
長靴で渡渉もラクラク |
長い影と共に駐車場へ戻る |
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