≪コースタイム≫
≪12日(水)≫
秋葉区所(5:17)=新井、姥捨各SA=道の駅ほりがねの里=一ノ沢登山口(9:50)…王滝ベンチ(11:40)…笠原沢(14:00)…常念小屋(15:13)
≪13日(木)≫
常念小屋(6:30)…常念岳山頂(7:45-8:30)…常念岳小屋(9:30-10:00)…笠原沢(11:30)…王滝(12:45)…一ノ沢登山口(14:05-14:20)
=ほりでーの湯(14:45-15:40)=小布施SA=米山SA=秋葉区所(19:30) |
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≪紀行文≫ |
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紅葉の最盛期を狙った登山も先月の連続台風で木々には葉がほとんどない、登山道にはコメツガ倒木がふさいでおりました、一ノ沢を丸木橋で数か所渡り、せせらぎの音を聞きながら飲み水心配なしの登山道です。
胸突き八丁の急登まではハイキングコース、最後の小屋までの800mはキツイ道でした、途中に三ヶ所ベンチが設けられているのに納得しました。
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一の沢を幾度か渡ります |
常念乗越に着く(赤い屋根は常念小屋) |
夕食前のストーブのある暖かい談話室で同宿泊の人達と雑談、最後の常念乗り越までのキツイ登りに手を焼きましたが、持ち寄ったつまみを肴に、缶ビール、日本酒、ワインは500円で売店から求められる、乾燥室も完備、先月雨天の朝日連峰の縦走の小屋とは雲泥の差でした、山頂からピストンは勿体無い、アドバイスで蝶が岳方に少し向かう事になりました。
二日目(13日)朝食後小屋前からご来光を仰ぎ、赤く染まる穂高連峰の峰々天空に突き刺す槍ヶ岳の勇姿に感動しました。
小屋から山頂に向かう登りは見晴らし良いが、急な登りが延々とつづき、足元には浮石が多くそれに10cmくらいの霜柱が立ち、上は見えるがなかなか到達しない、
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見事なご来光 |
ご来光で赤く染まる槍ヶ岳 |
山頂に向けて出発 |
前常念岳への分岐を超え、岩を登りようやく常念岳山頂に到着、360度の展望、穂高連峰はもちろんのこと大天井岳の奥に燕岳、7月に登った鹿島槍ヶ岳の後立山連峰、八ヶ岳、富士山、南アルプスと最高の展望に満足し少し先に行く昨夜の話は消えました。
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常念岳からの槍や南岳の峰々 |
常念岳から穂高、上高地、遠く御嶽 |
常念岳山頂にて |
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下山道も雲海に浮かぶ後立山連峰山々、穂高連峰の景色伴奏にルンルン気分。
リックの置いた常念小屋に戻り身支度を整え、もう危険個所も登りもない下山コースに安堵しました。
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穂高岳をアップで |
遠く南アルプスが |
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最高の気分で山頂を後に |
下山時観た鹿島槍 |
常念小屋に戻ってきました。 |
青息吐息で登りつめた、胸突き八丁も下山時は一ノ沢の清流を見ながら爽快な道でした。
その後は数か所にコメツガの巨木倒木が道を塞ぎ、葉が青々しておりましたし全く開通作業がなされない、そんな訳で下山時刻は予定より一時間近く遅れました。
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胸突き八丁の絶壁を下ります |
胸突き八丁の急坂を下ります |
巨木倒木が道を塞いでいました |
一ノ沢登山口からほど近い、日帰り温泉常念岳が見える、“ほりでーのゆ、四季の郷”でゆっくりと湯つかり新潟に戻りました。
楽山だより10月号の山行コース案内に挿入される、スケッチ長部六郎さん、永野英さん画に引き寄せられました、山行案内ページが引き締ました、続き記載してもらいたいです。
カメラをパチパチの山行にサヨナラして、何時かは両氏のようなスケッチブック片手にのんびりした山登り(失礼)を楽しみたいものです。
(おわり)
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