≪紀行文≫ |
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〜〜〜下見を兼ねて今年も〜〜〜 |
この山が好きなり、幾度も足を運ぶようになり、そして秋には泊りでくるようになった。.
奇しくも、会40周年記念登山のコースに選ばれ、リーダーを担当することになった。
しかし、晩秋の巻機山を日帰りするには日没を考えるとかなりきつく、今回はこの記念登山の下見も兼ねることにした。
会山行と同様、5時に新潟を出発し登山口の桜坂に着くも、駐車場は既に満車状態で登山口から離れた駐車場に停める。
遠く巻機山の稜線を見上げながら登山準備をして出発。無人小屋泊り装備のリュックは重い。
入山届を提出し尾根コース入口に向かった。 |
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駐車場から望む、巻機山の山並み |
登山開始 |
尾根コース入り口 |
登り始めて三合目までは大きな石がゴロゴロ、とても歩き辛い。
やがて五合目に立つと視界が開け山頂方向が望める。
五合目から六合目までは美しいブナ林が続くが、足元は最悪。粘土質の急坂でとても滑りやすい。(下りが心配)
六合目からはヌクビ沢とその上に美しい山容の割引岳が望める。 |
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五合目から山頂を望む |
五合目〜六合目のブナ林 |
六合目から望む割引岳 |
六合目からは沢音を聞きながら、七合目に。七合目は広いガレ場で展望も良く休憩場所として気持ちが良い。
七合目からはこのコース一番の急登で、我慢を強いられ、続いて八合目の開けた坂も我慢の為所。
やがて登山道が緩やかになるとニセ巻機(前巻機)に到着する。
今回はここで昼食だが本番ではここで昼食は出来ない。ここで12時を過ぎると山頂をタッチし下山することは出来ない。
本番では此処を遅くとも11時半には通過したい。 |
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七合目 |
八合目 |
前巻機山 |
ニセ巻機を下ると、直ぐに避難小屋が観えてくる。
避難小屋に宿泊に関する荷物をデポし山頂に向かった。荷物は軽くなったが足は重い。 |
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ニセ巻機から避難小屋に下る |
避難小屋 |
避難小屋から山頂に向かう |
山頂標が建つ“御機屋”と言うところに到着するも、何故此処に山頂標が建っているのか分からない。
一応写真をとって最高地点に向かう。この稜線歩きはとても気分が良い。
最高点で折り返し、御機屋経由で割引岳に向かった。(本番では無理)
御機屋から一端下り進むと前方に綺麗な三角形をした割引岳が観えてくる。 |
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山頂標が建つ御機屋 |
向こうの小高いところが最高点 |
綺麗な三角形の割引岳 |
割引岳の山頂からは素晴らしい展望で、越後三山(八海、駒、中)が間近に望める。(今回はよく観えなかった)
空模様が怪しくなってくるのと、日没までに水汲みを終わらせなければならないので、急ぎ避難小屋を目指して下山。
下山は御機屋まで登り返し、小屋まで戻る。
水場は小屋から5分程度の沢まで下る。沢水はとても冷たく気持ちがいい。 |
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割引岳 |
避難小屋に戻ってきた |
避難小屋から水場への道 |
今夜は我々だけの宿泊でゆったりと場所を確保。(昨夜は超満員だったそうです)
日没は早く、ヘッドランプの明かりを頼りに夕食と談笑。
翌朝、雨音で目が覚め、朝食後即下山することにした。
幸いにも小屋を出るころには雨も上がったものの、やはり危惧した通り下りの斜面は難儀。
とても時間通りに歩けない。(本番でも同様と思う)。
昼前に下山し、六日町内の温泉銭湯に入り、新潟に向かった。
感想:本番では土曜日、人数、悪路を鑑みて、
⇒時間通りに歩けないかもしれないのでヘッドランプ必携。
⇒下りは滑る個所があまりにも多いので注意喚起を続ける。
⇒往路川口SAで登山準備を済ませておく。
⇒泥のようなところを歩くのでスパッツは必要。 |
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オコジョと出逢う |
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≪秋模様の巻機≫ |
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