会山行紀行文 2016年
 9月3日(土)〜4(日)
共に晴れ
(くろいわやま)(みょうじょうさん)
黒岩山・明星山
1264m
 1189m
参加者 (紀行文) 2084 S/S
単独
(男性1名) (写真) 2084 S/S
≪コースタイム≫
≪9月3日≫
滝上発電所登山口(6:10)…中俣林道…中俣小屋(7:40-50)…中俣山(1037m)(9:15)…黒岩山(12:10-40)…中俣山(14:15)
…中俣小屋(15:00)…登山口(16:30)
≪9月4日≫
ヒスイ狭登山口(6:00)…竜護の尾根取り付き(8:30)…明星山(9:40-45)…甘露の水(10:55)…林道分岐登山口(11:00)
…林道ゲート(11:50)…岡集落入口(12:00)=(ヒッチハイクにて)ヒスイ狭登山口(13:00)
≪紀行文≫
〜〜〜二座の下見登山〜〜〜

 前日、『大人の休日』を使って利尻・礼文に行く予定で新幹線に飛び乗ったが大宮で乗り換えたら車内放送で函館本線が台風の影響で不通との事、仙台で引き返し新潟に帰った。
 しからばということでこれから行く予定の会山行下見に二山を登ることとした。

 黒岩山は栂海新道のエスコープコースとして知られているが単独で登ることは稀であるとの事。 しかし登山道はいりやま岳友会のみなさんのお陰で整備されていました。

 途中、明星山ヒスイ狭登山口を確認して中俣林道をさかのぼり滝上発電所のゲートまえで下車、釣り人から情報を得てゲートを潜ったらひたすら約2時間の林道歩きです。

 途中、ヨシオ滝を右手に見て中俣橋を渡ってから登山口標識をみて山道に入ります。

 GPSで確認をして数分で中俣小屋に到着。
 登山口の滝上発電所
登山口ゲート 林道から中俣小屋にあがる案内柱 中俣小屋

 小屋の内部や水場を見てから中俣山手前までの急勾配を登り中俣山に到着。

 ここからは緩やかに少し下り碁盤平という湿地帯を通過して青崩(あおぬけ)のガレ場に到着。

 ここからは見通しのきく尾根歩きとなり、時々栂海山荘の赤い屋根が見え隠れする。

 ネマガリ竹の道を抜けてようやく栂海新道の分岐点に到着、左へ行けば水場もある黒岩平のお花畑であるがもう昼時、右の黒い階段を登って黒岩山頂に到着。
中俣山の標識 黒岩山直下の分岐標識 黒岩山山頂標識 
 犬ヶ岳の右肩に栂海山荘  中俣小屋の水場


 残念ながら雲が出てきて朝日岳方面の眺望はきかないが腹ごしらえをして熊よけの笛を吹きながらゆっくりと下山、途中出会ったのはマムシと熊の糞だけであった。
 ヨシオ滝
  
≪9月4日≫
 このコースは11月の海谷山塊縦走の翌日に予定しているコースです。
 登山口はヒスイ狭の展望台を過ぎ小滝川に掛かる橋が目印です。
ヒスイ狭展望台から見た明星山  ヒスイ狭展望台の案内板 登山口案内板

 橋を渡り杉林の急坂を約30分、その後はガレ場をトラバスぎみに約1時間、目印の赤ペンキや布を見失わないように進む。
この橋を渡って入山 今年の初物(山葡萄) 竜護の尾根取り付きの標識

 サカサ沢を少し遡行して竜護の尾根取り付きへ、ここからガイドブックでは30分と書いてあるが山頂らしきも見えるし横着をしてGPSの電源を入れずに進んだら岩場を1時間以上もかかって山頂に到着した。

 どうやら狐に騙されたようだ?
急登の始まり ようやく山頂が見えてきた 山頂直下の分岐

 山頂から海谷山塊の駒ヶ岳・鬼ヶ面山・鋸岳のそれぞれに特徴のある山容が望めたが雨飾山は雲に隠れていました。
山頂三角点 山頂標柱 海谷山塊を望む

 下りは頂上直下の分岐から岡集落方面に下ります。
 急斜面を下り、甘露の水でのどを潤して林道分岐に到着。
 ここからまた昨日と同じように前回の台風で荒れたカンカン照りの林道を下りようやく県道に出た。
甘露の水 林道登山口の標柱 岡集落林道のゲート


 スマホを車に置いてきたためタクシーも呼べず、やむをえず今年2回目のヒッチハイクで高波の池分岐まで送ってもらった。

 (1回目は5月に鳥海山のBCで滑り過ぎてスノーボード基地から祓川山荘まで送ってもらった。)
明星山を振返る