会山行紀行文 2016年
 9/1(木)
天気:晴れ
裏磐梯
沼と滝巡り
参加者 (紀行文) 2070 S/F
4名
(男性1名・女性3名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫下記地図参照
新潟(6:30)=裏磐梯ビジターセンター(8:30-8:45)…毘沙門沼…赤沼…みどろ沼…竜沼…弁天沼…るり沼…青沼…遠藤現夢墓…柳沼
…母沼…裏磐梯物産館(10:45)=裏磐梯サイトステーション(11:00)…レンゲ沼…裏磐梯サイトステーション(11:25-11:50)=小野川不動の滝登山口(12:30)…不動の滝(12:50-13:00)…トロッコ道経由…登山口(13:25)=新潟(16:00)
≪紀行文≫
                            〜〜〜紅葉の頃もう一度来たい!〜〜〜

 昨年の秋に続き、2度目となった五色沼自然探勝路歩き、正確には40年以上前に来ているので3度目だが。

 40年以上前は夏場にキャンプで来ているが、遠い昔なので印象はなく、昨年の紅葉期の印象が強い。

 今回は縁あって夏場に来てみたが、緑豊かな森に囲まれた数々の沼巡りは良かった。

 裏磐梯ビジターセンターから歩き、先ず毘沙門沼を目指す。毘沙門沼は観光地なので大きな駐車場や売店があるが一歩沼に出ると美しい水面とその向こうに観える磐梯山に圧倒される。

 毘沙門沼を左手に見ながら進んでいくとやがて、広く歩いやすい探勝路となる。

 そして、観光客も来なくなるので静かな森林歩きが楽しめる。
今回歩いた道(クリックで拡大)
裏磐梯ビジターセンター  毘沙門沼と磐梯山  五色沼自然探勝路

 毘沙門沼を過ぎてから、様々な沼を巡る五色沼自然探勝路歩きとなる。

 ・赤沼:水中に落ちた落ち葉などが鉄さび色に染まって観えることから赤沼と言う
 ・みどろ沼:三つ以上の色が楽しめる沼で水生植物も豊富
 ・竜沼:樹林帯の中にあるのでとても見ずらい沼でその分神秘的な感じがする
 ・弁天沼:展望の開けた沼で遠く西吾妻が望める
 ・るり沼:名前の通り瑠璃色に輝く沼
 ・青沼:ここも名前の通り青を基調として輝く沼で水中の鉱物が太陽の光で青く光る為らしい
 ・柳沼:多くの魚が住み、とても美しい沼
 ・母沼:冬でも凍らず澄んだ水が特徴の沼

 探勝路もあとわずかの柳沼の手前から左へ進むと、明治の大爆発の跡この一帯の緑化に努めた“遠藤現夢翁”の碑が建っている(一見の価値あり)。
遠藤現夢翁の碑 他
赤沼 青沼 柳沼

 五色沼自然探勝路歩きも檜原湖に出ると終点。
 其処から車を少し走らせると、レンゲ沼近くの裏磐梯サイトステーションに着く。
 レンゲ沼を一周散策してから、裏磐梯サイトステーションに戻り、綺麗に手入れされた芝が特徴でこの庭のテーブルを使って昼食を摂った。
 庭から観る磐梯山の姿も美しい。
裏磐梯サイトステーション レンゲ沼 裏磐梯サイトステーションから観た磐梯山

 昼食後、小野川不動の滝を目指した。この滝は現天皇陛下が皇太子時代に来られている。
 駐車場から誰が観ても分かる入口を入り、歩きやすい道を歩くと、道が左に折れ緩やかな階段状の道となる。
 噂では「とてもきつい階段」と聞いていたが、時間も数分だし何のきつさも感じない誰でも歩ける道だった。
小野川不動の滝入口 歩きやすい道が続く 緩やかな階段が少しある

 階段状の坂を上がり切ると、平坦な道に出る。

 この道はかつて木材を運んだトロッコ道だそうで、歩いてみるとなるほど思える。

 とても歩きやすい道を平行移動するように歩くと、渓流の音が大きくなり、やがて左手に古いお堂が観えてくる。

 お堂を過ぎると直ぐ左手に素晴らしく豪快な瀑布の不動の滝が出迎えてくれる。

 この滝は高さ40mで、一年を通して水量が変わらないそうです。

 滝の真正面に来ると、とても涼しいイオンを受ける。

 そして、お堂脇から滑りやすい道を入っていくと滝の懐近くまで寄れる。

 ここまでくると滝の大きさが実感できる。

 しばらく此処で滞在し、新潟に戻ることにしたが、紅葉期はもっと素晴らしい景色を見せてくれると確信した。

                                            終わり
大迫力の不動の滝(手前に登山者が)