≪コースタイム≫
1日目(天候:曇り)
新津(4:00)=大日杉小屋(6:30-7:00)…ザンゲ坂(7:20)…長之助清水(8:12)…御田(8:29)…滝切合(9:58)…地蔵岳(10:39-11:30)
…目洗い清水(12:27)…御坪(13:29)…すてきな水場(14:23)…切合小屋(15:00)
2日目(天候:曇り)
切合小屋(5:20)…草履塚(5:57)…御秘所(6:23)…1王子水場(7:23)…飯豊神社(7:40)…飯豊山(7:56〜8:13)…御西小屋(9:36)
…御西岳(9:57)…玄山道分岐(10:35-11:05)飯豊山(12:04)…本山小屋(12:36)…御秘所(13:32)…草履塚(14:00)…切合小屋(14:30)
3日目(天候:曇り)
切合小屋(6:30)…御坪(7:53)…目洗清水(8:39-8:53)…地蔵岳(10:00-10:10)…滝切合(10:36-11:21)…長之助清水(12:30)
…大日杉小屋(13:35)=いいでのゆ=新津(17:00) |
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≪紀行文≫ |
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≪1日目(7/21)≫
飯豊山だけに咲くイイデリンドウを見たくて飯豊山に登って来ました。
車の運転ができない今は飯豊山は初めての山友を誘い登って来ました。
お天気は曇りですが雨の心配は無く福島県川入りから飯豊トンネルを通り大日杉小屋から登ります。
今日は平日で車は6台と少ないです。
登山届ポストに登山届を投函歩き出します。
ザンゲ坂を鎖につかまり慎重に登ります。
2泊の予定なので寝袋食糧その他でザックの重さは15キロと重たくゆっくり歩きで時間は掛かります。
立ち休みを入れながら長之助清水で腰をおろしゆっくり休憩。
曇り空で日差しも無く風も少しは有り涼しいですがでも荷物が重く汗は流れます。
昨晩切合小屋泊まりの男性が下山して来ました小屋は15人くらいの人が宿泊して居たそうです。
騙し地蔵で休憩その後時間を掛けて地蔵岳迄登り少し早いですが昼ご飯にしました。
此処より少し下りに成り荷物が重く足に負担が掛かります。
語らいの丘で休憩、その後目洗い清水、御坪で休憩、切合の小屋までの日帰りの男性が下山して来ました。
今日此のコースで会った人は2人だけと静かなコースです。メインコースの川入りは多数の人が登って居て居る事でしょう。
すてきな水場で休憩、此処にはハクサンコザクラやチングルマの群落が有り綺麗に咲いた花を見ると心が癒されます。
小屋手前の登山道を雪渓が塞ぎ横切るには危険と判断雪渓の横を途中腰位までの笹藪を分けて歩き三国岳からの縦走路に出て切合小屋に着きました。
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尾根歩き |
すてきな水場 |
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ハクサンコザクラの群落 |
チングルマの群落 |
危険で通れない登山道 |
受付で宿泊の申し込みをします。
管理人は若い男性で伸平さんはと聞くとせがれさんだそうで親父も80歳に成りもう山には登れないと言っていました。
小屋の中はガスコンロは使用禁止なので外で持参の酒や800円のビールを飲み食事を作り早々と寝袋に入りました。
≪2日目(7/22)≫
今日は飯豊山から大日岳迄行く予定なので早立ちをする予定でしたが疲れたのか寝過ごしてしまい予定より出発が遅れる。
雪渓を少し歩き綺麗に咲いたハクサンコザクラやその他多くの花を見ながら草履塚で休憩、姥権現迄下り慎重に御秘所を越え御前坂
を喘ぎながら登り一王子の水場に寄り本山小屋に着きます。
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出発前のグループ |
雪渓を登る |
緑のトンネルを潜り |
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草履塚 |
姥権現 |
御秘所 |
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御秘所の登り |
ジープを背負った栃木の青年 |
あのピークを越えて |
御西岳方面 |
管理人から何処までと聞かれたので大日岳迄往復切合小屋まで帰りますと言ったら時間的に厳しいですと言われたので御西小屋で時間を見て決めると返答しました。
飯出神社でお参りをした後飯豊山に着きました。小屋から山頂の間御目当てのイイデリンドウが満開でした。
思うように歩が進まず予定時間より遅れるばかりもうこの時点で大日岳は諦めが半分に成りました。
8回目の山頂で記念写真を撮り駒形山を目指します。
右側には宝珠山へと続づくダイグラ尾根、5年前の今頃持参した水も無くなり苦しい思いをして登った思い出の尾根です。
駒形山から御西の小屋までの間お花畑が続づき目を楽しませてくれます。
御西小屋に着き時間を見ると大日岳を往復すると切合の小屋に着くのは17時を過ぎるので無理と判断、今日は曇りで大日岳は少しも姿を見せず登っても眺望は無いのでここより御西岳の三角点に寄り綺麗に咲いているお花を見ながら帰る事にしました。
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満開のイイデリンドウ |
飯豊山への登り |
もう少しで山頂 |
玄山道分岐で昼ご飯を食べ飯豊山を越え切合の小屋に着きました。
途中の御前坂で川入りから登って来た人が川入りにはマイクロバスが何台も有り切合の小屋は混みそうなので本山小屋まで行くそうです。
情報どうり私らと同じ時間に団体さん60人が到着した所で混雑して居る所で受付はもう少し待ってくれと言われました。
今晩は小屋は混み合いそうですがでも飯豊では此の小屋は大きく又食事の前に800円のビールと持参の酒を飲みゆっくりと寝る事が出来ました
≪3日目(7/23)≫
今日は大日杉へ下山するだけなので団体さんが出発した後に出掛ける事にしました。
お天気も良くテント場から昨日登れなかった大日岳が良く見えます。
朝露で草は濡れて居て靴やズボンが濡れます。
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日の出前の飯豊山 |
切合小屋の前より |
テント場からの大日岳 |
雪渓の巻道が腰位の笹藪歩きは大変と思ったが上から見たら雪渓沿いに踏み跡が有り余り濡れる事無く登山道に出れました。
すてきな水場で顔を洗いハクサンコザクラやチングルマの群生ともお別れ少し登った尾根から飯豊山や切合小屋が見えます。
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マツムシソウと大日岳 |
朝のすてきな水場 |
切合小屋 草履塚 飯豊山 |
御坪で休憩して居ると登って来る人が居ました。此の時間ですと飯豊山を日帰登山りする人で大日杉を4時前から歩き出したそうです。
今日は土曜日でお天気も良く目洗い清水に着く迄の間に6人の荷物の少ない日帰り者に会いましと。
此の後会う人は皆大きな荷物を背負泊の人達です。
地蔵岳直ぐ手前で若い女性2人組の人に素適なストックですねと手作りの杖を褒めらました。
地蔵岳では6人の若者が休憩中でした。
此処で少し休憩、此処まで登る人40人近くの多くの人に会いました。
時間が未だ早いので騙し地蔵迄下山して昼ご飯にしました。 |
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地蔵岳と語らいの丘 |
御田の大杉 |
後は長之助清水で休憩ザンゲ坂を慎重に下り無事大日杉に到着し川で顔を洗い途中に有る「いいでのゆ」で3日間の汗を流し帰りました。
年男(72歳)同士の爺さん2人で重い荷物を担ぎ時間は掛かりましたが目的の満開のイイデリンドウやその他の花も見られ思い出の残る山歩きが出来ました。 (おわり) |
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長之助清水 |
ザンゲ坂 |
無事下山出来ました |
≪今回出逢った花々≫ |
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