会山行紀行文 2016年
 6月10日(金)
曇りのち晴れ
(めざしだけ)
目指岳
650m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
4名
(男性2名・女性2名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
新津(7:05)=土井(つちい)集落(8:30)…九才坂峠(9:45)…目指岳(10:23-10:35)…九才坂峠(11:03-12:34)土井集落(13:43)
=七福温泉七福荘=新津(16:30)
≪紀行文≫
〜〜〜山に登れるのでしたらどんな山でも幸せ〜〜〜

 山仲間から近く(車で2時間以内)て山歩きの時間は短く余り登る人も少なく近くに日帰り温泉の有る山は無いかと、話が有り何処か良い所は無いかと考え思い浮かんだ所は3年前に行った事の有る新潟、福島の県境の山、目指岳へ行く事にしました。
 阿賀町七名(ななめ)地区には7カ所の集落が有りそれぞれに七福神が祀って有り今日の登山口土井には弁財天が祀って有ります。
 又帰りの温泉は七名に有る七福温泉に寄る事にしました。

 土井の集落に着き消防器具置場の直ぐ横の弁財天の祠の前に車を停め準備の後集落を横切り(4〜5軒位の集落)九才坂峠の説明文の書いて有る看板の所より歩き出します。
 別に目指岳の登山口を示す看板など有りません。
土井集落に祀って有る七福神の弁財天 集落の中を通ります 九才坂峠の説明看板 
此処より山道に入ります

 杉林を通り手入れされて居な草の茂る道をトラバース気味に歩き沢を横切り杉林を過ぎた所より沢に入ります。

 水量の少ない小川を右に左に渡り川沿いの道を歩きます。

 殆ど整備されて居ない道を川沿いに歩き沢の合流地点より沢を離れ九才坂峠への登りが始まります。

 九才坂峠の名前の由来は弘法大使が9歳の時通ったからその名が付けられたそうで昭和20年頃までは越後と西会津を結ぶ峠道として多数の人の往来が有ったそうです。
沢に入ります 沢歩き
ヘツリ個所も有ります 整備されていない道 小川を渡ります
滑りに気をつけて 此処より沢から離れます 峠を目指して

 九才坂峠に着き一休みの後此処より目指岳を目指します。峠には目指岳への登山口の標柱や標識は何も有りません。
 綺麗に笹の刈り払われた道を進みます。
 3年前に来た時は笹藪でしたが今日は気持ち良く歩けます。でも尾根の終る所まででその先から始まる激下りの道は3年前より藪に成って居ました。
 此処より目指す目指岳が初めて見えました。
九才坂峠 峠より西会津へ行く道 此処より目指岳へ
広く刈り払われた道 目指岳 遠くに雲に覆われた磐梯山

 木につかまり鞍部まで下ります。此処より急登りが始まり木につかまり必死に登りますが葉っぱに毛虫が付いている所も有り毛虫に触れないように気を使います。

 北限の木高野槇を過ぎれば直ぐ山頂です。

 山頂は狭く日陰に成る木も無く又時間も昼ご飯には少し早いので山頂より景色を見た後は峠まで帰り昼ご飯にする事にしました。
眼下に竜ヶ岳
雲に隠れた飯豊連峰 狭い山頂と3等三角点 山頂で
袴腰山 土埋山 西会津の水沢集落 御神楽岳

 下りも藪化した道を毛虫に気をつけ木につかまり下ります。
 峠に着くと峠は風通りが良く少し涼しすぎるので峠より会津側に少し下りた道の真ん中で誰も来ない事を願い昼ご飯にしました。
 ブナ林を渡ってくる風は涼しく1時間半余りのんびりと過ごしました。
藪の中を毛虫に気をつけながら下山 道の真ん中で食事 倒木を潜り


 帰りもヘツリ道や沢沿いの歩きが有り滑らないように気をつけ土井の集落に着きました。


 後は何時の様に温泉に入り車を運転する人には悪いですが私ら3人は生ビール(運転手はノンアルコール)で乾杯。


 山に登れるのでしたらどんな山でも幸せです。又良い山仲間が居て幸せです。 

                                          (おわり)
川沿いに下山
ヘツリ道 草の中を歩く 土井集落よさようなら