会山行紀行文 2016年
 5月5日(木)〜6日(金)
晴れ
(はちこくさん)
八石山
514m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
4名
(男性1名・女性3名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
≪5日≫八石山峰コース駐車場(12:00-13:00)…萱刈場分岐(13:35)…第三休憩所(14:05)…八石山山頂(14:15 泊)
≪6日≫山頂(6:50)…沢コース分岐(7:00)…沢コース散策…分岐点(7:25)…赤尾八石山頂(7:35-7:55)…三ツ小沢コース…水場分岐(8:25)
     …萱刈場(8:35-8:50.)…萱刈場分岐(13:55)…八石山峰コース駐車場(9:10)
≪紀行文≫
〜〜〜秋も来てみたいな…と思う山〜〜〜

 「八石山」、名前は幾度か聞いてはいたが、登ることは一度も無かった。
 せいぜい地元の里山ぐらいにしか思っていなかったので、登ることは全くと言っていいほど
考えていなかった。

 ところが、友人から「八石山に行きませんか、泊で」とのお誘いがあり、「じゃあ、行ってみようか」と急に登ることになった。

 無人小屋で水源もないとの考えから、大量の飲料、寝袋、マット、調理器具等々をリュックに
詰め込み現地へ…、しかし山歩屋には毛布等があるよとの話しでマットは置いて登山開始。

 登りは峰コースを選んだが、結構階段が多い。
 ただ、所々の木々の切れ間から望める柏崎市内や遠く米山の展望に癒される。

(クリックで拡大)
林道終点登山口(地図上@) 新緑の中登る(少々階段が多い) 途中開けた場所から観た米山

 暫く新緑の中を登っていくと、萱刈場分岐へ、今日は峰コースを選択。この山は綺麗な道標が立っていてとても整備されている。
 峰コースを進み、少し斜度が増してくると、展望の良い第三休憩所でここからは山頂は近い。
萱刈場分岐で峰コースに進む 沢コースへの分岐点 第三休憩場からの展望

 第三休憩場から一汗かくと、山頂に建つ二階建ての小屋「やまぼうし」が見えてくる。
 山頂はとても広く、中央部分に山頂標や三角点、お社、その向こうに三角屋根の小さな山小屋「豆の木小屋」がある。
 トイレはお社の脇を入っていくと設置されている。
山頂の小屋「やまぼうし」が見えてきた 山頂標とお社 山頂の豆の木小屋(後ろはやまぼうし)

 今日はこの山頂「やまぼうし」に泊まることにした。
 山頂からの展望は素晴らしいのだがやや霞んでいた。しかし、陽が沈むころには気温も下がり素晴らしい夕陽と山々のシルエットが美しく観ることが出来た。
 日没前から夕食の準備をし、窓から差し込む夕日を受けながら楽しいディナータイムとなった。
 当たり前のことだがテレビもラジオも無い夜は長い。早々に寝袋の人になった。
素晴らしい展望が待っていた 日が沈むころ小屋(やまぼうし)の中では豪華なランチタイムとなった。

 早朝目が覚めると東の空がオレンジ色に輝きはじめていた。
 多少寒かったが、カメラを持って展望の効く場所に移動しご来光の変化をカメラに収めた。
 小屋に戻るときアルプス方面を見ると残雪が輝く白馬連山を見ることができた。
早朝、東の空が明るい カメラを構えてご来光の変化を撮る 白馬連山が美しい

 ボリューム豊かな朝食を食べ、隣のピーク“赤尾八石山”を目指して出発。
 途中、沢コース分岐から沢コースに下がり、ニリンソウの群生地やシラネアオイ等を楽しみ、分岐戻り赤尾八石山山頂に立った。
 この山頂も広く展望も良い。
沢コース分岐 ニリンソウに囲まれていた炭窯跡地 赤尾八石山山頂

 いよいよ、三ツ小沢コースを下山。このコースは歩き易い。
 途中、水場のある分岐点に、水音が聞えるの水場を探しに下って行くも草が生い茂り途中で戻った。
 分岐点から沢コースに向かうと途中に萱を刈ったような広い斜面に出る(萱刈場らしい)。
三ツ小沢コースから沢コースへの分岐 水場?(水音は聞こえるが)  萱刈場

  萱刈場を後に歩きはじめると直ぐに、昨日通過した萱刈場分岐。
 後は駐車場まで直ぐの距離、米山の展望等を楽しみながら無事下山した。
 この山は、可憐な花々も豊富な春も良いが、紅葉の秋も是非訪れてみたいと思った。

≪山で出逢った可憐な花々の一部≫