≪紀行文≫ |
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〜〜〜50年ぶりの登山〜〜〜 |
大阪で野暮用(OB戦)があるため、夜行バスで向かった。
早朝大阪なんばに到着するが、明日の試合まで時間があるため何をしようかと考えるが、今回は大阪の最高峰“金剛山”に登ることにした。
金剛山は実に50年ぶりの登山、中学生時代に冬の金剛山が好きでゴム長に荒縄を巻いて雪道を登って以来。
河内長野駅で友人と待ち合わせをし、友人の車で登山口の百ヶ辻に向かう。 百ヶ辻には平日と言うのに多くの車が停まっていた。
駐車場で手早く準備し、すぐ近くの登山口から沢沿いの広い道を登り始めた。 |
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歩いた道(クリックで拡大) |
百ヶ辻登山口 |
沢沿いの広い道 |
途中沢の合流点があり狭い踏み跡のレベルの道があったがガイドブックには記載が無い道だったので入らず広い道を進んだ。
結構な斜度の道が延々と続き、登山者と全く合わなくなった。後ろから来たいた団体の声も聞こえなくなった。「うん!変だな?」
メンバーと首を傾げながら登り続けると伏見峠に到着「やはり、間違っていない」。 |
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沢の合流点左から人が降りてくる? |
地図通り進むも全く人と会わない |
それでも伏見峠に到着 |
伏見峠からキャンプ場の脇を通っていくとやがて小高いところがあり、看板には「大阪府の最高点」と書かれていたが、「金剛山山頂」とは書かれていなかった。(金剛山山頂は奈良県なのだ)
さらに道を進むと“出迎え不動さん”との説明書きがあった不動尊を見て、さらに進むと山頂がある葛城神社の鳥居をくぐる。 |
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大阪府最高点 |
出向え不動さん |
古く朽ちそうな鳥居 |
山頂の葛城神社に到着するも、本当の山頂はご神体の為入れず。
神社を過ぎ少し行くと転宝輪寺の境内に到着。
広い境内にはベンチやテーブルが有ったので昼食…、しかし気温は氷点下1度レベルでとても寒かった。
昼食後、すぐそばの展望台に上がると登山者向けの山頂標が建っていた。 |
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葛城神社(この後ろに山頂がある) |
転宝輪寺脇の展望台 |
展望台に立つ山頂標 |
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山頂の景色を楽しんだ後、スギやブナの林が続く樹林帯の登山道を下って行った。
途中、展望台があり、そこで展望を楽しみながら休憩をしていたら、眼下のケーブルカーの
金剛山駅からスピーカーで「間もなくケーブルが発車します。次は14:30です」と。
「へぇ〜次は一時間半も後なんだ、歩いて降りるから関係ないけど」と話していたら、駅員さんが「乗りませんか、待ってますから」と声を掛けてきた。
何か断るのが悪いような気分になって「じゃ乗ります」と言ってしまった。
軟弱にもケーブルで降りてしまった、高い乗車券を買って。 |
緩やかな登山道を下っていく |
(余談)
結局、とても速い下山となり、予約してあったホテルのチェックインにも早すぎてしまった。
それでも夜は大阪なんばの極めて安く美味しい大阪の味を楽しんだ。 |
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