≪紀行文≫ |
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〜〜〜東京スカイツリーが観えた!〜〜〜 |
来月に控えている会山行下見の為に群馬県桐生市の「吾妻山」に向かった。
前日からの天気予報では“晴れ”と言うことで安心して新潟を出るも、県内は雨風が強く、県境のトンネルを出て自身の目で陽の光を観るまでは多少の不安はあった。
予定通りと言うかトンネルを抜けると強い陽射しが待っていた。
赤城ICを降り、国道353号線で桐生に向かう。当初は桐生市にあるICまで高速で行くつもりだったが「赤城ICの方が良いよ」とのアドバイスに従った。
桐生市内でややこしい道を進むが、予定より早く登山口の“吾妻公園”に到着。
準備が終わり次第、駐車場脇の車道を進み、公園内の道に入るが吾妻山に誘導するための道標は少なく少し不親切。
公園内の登り道を上がり切ると、車道をまたぐ橋に出る。
これを渡ると吾妻山への登山道となる。 |
(クリックで拡大) |
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歩いたコース |
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快晴の吾妻公園駐車場 |
公園内を進む |
公園から登山道につながる橋 |
登山口には“河津桜”が満開で迎えてくれた。
しばし美しい桜に見惚れた後、登山開始。
しばらくは広く明るく緩やかな登りを進むと、岩の多い登山道となり“第一男坂・女坂”の分岐点に到着。
右手の男坂を見上げると岩場が続いている。 |
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綺麗な河津桜が迎えてくれた |
明るく広く緩やかな登山道を進む |
第一男坂、女坂分岐点 |
第一男坂を選択し、岩をつかみながらの登山を楽しみ暫く登ると“トンビ岩”に出る。
トンビ岩からの展望は素晴らしく、足元には桐生市街地が広がっていた。(足元が切れ落ちているの要注意)
トンビ岩から暫く登ると“第二男坂・女坂”となるが、今度は女坂を選択した。
途中女坂から男坂を観ることが出来るが結構な斜度の岩場登りに診えた。 |
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トンビ岩からの展望 |
第二男坂・女坂分岐 |
第二女坂から観る男坂 |
第二男坂から少しで吾妻山の山頂に到着。
山頂には大勢の登山客が居たが、多くは温かい陽射しが当たる南斜面で休憩していたので、我々も南斜面に腰を下ろし昼食とした。
昼食を観ながら大展望を楽しんだが、良く目を凝らすと“新宿副都心のビル群”や“東京スカイツリー”が望め思わず歓声。 |
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吾妻山山頂標 |
山頂に立つお社 |
山頂から観た大展望 |
山頂の展望を楽しんだ後、萱野山経由自然観察の森に下山すべく出発。
吾妻山から萱野山への登山道は樹林帯が続くこととアップダウンが多い為、実際の時間より長く感じてしまった。
ただ、途中木々の切れ間から上州武尊山が望めたり、ツツジが咲いていて楽しむことも出来た。 |
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萱野山に向かう登山道 |
木々の切れ間から上州武尊が望める |
ツツジも発見 |
萱野山に向かうも途中一度も“萱野山”と記載された案内表示に出逢えず、行き過ぎてしまった。
戻る途中の小高い藪の中に“萱野山”と記載された山頂標を見つけた。(かなり不親切)
萱野山の山頂を確認した後、下山口の自然観察の森に向かった。 |
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途中の広いピーク(菅野山の名前は出ない) |
藪の中に山頂はあった |
自然観察の森に向かう道 |
大小のアップダウンを繰り返しながら“自然観察の森”をめざし歩いていたが、突然“自然観察の森”を示す文字が一切無くなり、カタカナの奇妙な名前の道標ばかりとなった(“自然観察の森”に入った為だが、出口を示す文字は一切出てこない)。
取り敢えず下がる方向への道を進むことにした。 |
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この道標を最後に出口指示が無くなる |
このような道標ばかりになる |
“ノスリの丘”と言われても? |
観察の森を右往左往しながら降りていくと立派な看板を見つける。(この森に来た人だけの看板のようだ)。
この看板をこの森の上部付近にも設置しないと吾妻山方面から来た登山者は迷ってしまう。 |
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下山口で漸く全容が解る |
こんな花も咲いていました |
自然観察の森入口付近に下山 |
なんだかんだと下山路を探しながらも駐車場に到着。
少し早く到着したので予約してあったタクシー会社に電話して早めに来てもらった。
車を停めてある登山口までタクシーで向かう途中、運転手さんに「この山は全体的に道標が良くない、機会があったら桐生市にでも言って欲しい」と話すと、「桐生市は駄目なんだよね」との返事。(妙に納得)
風は強かったものの快晴下、楽しい登山が出来た。
同行者の意見では「今日のコースはD時々Cですね」とのこと。本番ではゆっくりと足を進めたい。 |