会山行紀行文
No−138
グレード:C
2016年
 11/15(火)〜16(水)
 雨     曇り
(はちこくさん)(かりわくろひめやま)
八石山・刈羽黒姫山

518m 891m  
参加者 (紀行文) 2070 S/F 
9名
(男性2名・女性7名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
≪11/15(雨)≫新潟駅南口(10:00)=登山口(12:00-12:15)…峰コース…南条八石山頂避難小屋「やまぼうし」(13:15 泊)
≪11/16(曇)≫やまぼうし(8:10)…赤尾八石山頂(8:30-8:35)…三ツ小沢コース…登山口(9:20-9:45)=磯之辺登山口(10:45-10:50)
         …刈羽黒姫山山頂(11:45-12:20)…磯之辺登山口(13:00-13:10解散)=新潟駅南口(14:50)
≪紀行文≫
〜〜〜刈羽三山の2座を楽しく歩き、そして楽しい小屋泊まり〜〜〜

 40周年記念で上越の青田南葉山から観た刈羽三山(米山・八石・黒姫)の中で、米山を除く2座は一度だけしか登ったことがなく遠望からの三座同定もいい加減な説明をしてしまったかもしれないとの反省と山小屋泊りの魅力で参加させてもらった。
≪11/15(雨)≫
 しかし、11月の越後は天気が不安定で中止と言われても仕方のない予報だったが、強気なリーダーからは「中止です」との連絡はなかった。
 当日、今にも降りそうな空を見上げながら高速を走り、南条の登山口に集合するころには細い雨が降っていた。

 全員が時間通りに集合し、雨具で身を固めたのちリーダーの挨拶と説明を受け出発。
 天気のせいもあるがやや暗い樹林帯を登るも、降ったりやんだりの雨で、暑いを連発しながらも雨着は脱げない。そしてカメラが曇る。
駐車場でリーダーの説明を聴く 登山口(貸し出し用のストックが一杯) 樹林帯を登っていく

 しばらく登ると小さな駐車場に着く。ここまで車で上がれるが林道を大回りするのでここまで歩いても時間は変わらない。
 道路の反対側にある登山口を登っていくが、このあたりから広葉樹が多く明るい登山道になる。また時々開けた場所からは柏崎の町や米山が望める。歩いている時は気づかなかったが山の裾野には紅葉が美しく広がって観えた。 
上の駐車場 途中立休憩で振り返る  振り返り観る美しい紅葉と柏崎方向

 その後も、階段状の登山道を登り続けるが“桜街道”との看板が立つ付近はとても紅葉が美しく、しばし観紅葉休憩。
 しかし、この付近から雨脚が強くなり、写真撮影どころでなくカメラをリュックにしまった。
紅葉を楽しみながら登る(階段状が多い) 美しい紅葉 雨の中休憩

 強い雨の中、ひたすら山頂の山小屋を目指し登り続け、ようやく山小屋“やまぼうし”に到着。
 到着や否やストーブに火を入れ、濡れた雨具を干し、着替え、懇親会の準備とおおわらわ。カメラのレンズが曇って写真がうまく撮れない。
 なんだかんだと大騒ぎをしながらも懇親会がスタート。男性2名では主導権も出る幕もなくまるで女子会状態。
 でも楽しく過ごすことが出来た夜会も食べ疲れて早々に就寝。 
山頂に建つ山小屋“やまぼうし” 濡れた髪の毛も乾かないうちに「乾杯!」 美味しかった寄せ鍋。締めはうどん。

 ≪やまぼうし≫地元の有志の方が建てられた山小屋で、小さいながらも石油ストーブ、毛布、炊事道具等々が整っている。
          宿泊(利用)料金の設定はないが小屋内の募金箱か登山口の近くの事務局に謝礼の形で支払うと良い。
          ちなみに我々は一人1,000円を支払ってきた。
≪11/16(曇)≫
 深夜まで降り続いた雨もようやく上がったものの、相変わらず空には厚い雲が覆っていた。
 雨も止んだことからリーダーからの提案通り、下山後刈羽黒姫山に登ることになった。
 そうと決まれば準備も早い。手際よく小屋の掃除を済ませ、登山準備、集合写真に収まり準備OK。
柏崎市街地と日本海を観ながら準備
お世話になった山小屋“やまぼうし”をバックに集合写真 遠く米山を望む

 下りのルートは、山頂か赤尾八石山頂経由し三ツ小沢コースを降り、途中から沢コースを横切り、峰コースに戻って降りることにした。
 山頂からは三角点傍の登山道を下り明るく落ち葉を踏みしめながら気持ちよく歩ける。
 わずかに下り、沢コースの最高点分岐を通過し登り切ると赤尾八国の山頂となる。
山頂三角点と山頂標。その脇を下る。 落ち葉を踏みしめ赤尾八石を目指す もう少しで赤尾八石の山頂

 赤尾八石は山頂と言うより展望台と言う感じがするほどいい展望が開けていた。晴れていればと思う。
 しばし、雲に隠れた遠望の山々に思いを馳せながら休憩し、下山開始。下山早々に米山が美しい山容を魅せたくれた。
赤尾八石到着  遠望は叶わないもの開けた展望を楽しむ 下山早々米山が観えた

 赤尾八石からの下りは、かなり急で木々の枝などを掴みながら慎重に下る。
 滝コースとの分岐まで降りると後は緩やかな下りとなり、沢コースを過ぎすぐに峰コースに合流。あとは昨日登った道を下れば上の駐車場に到着し、濃い樹林帯を僅か下れば駐車場に戻る。  
見晴らしからの急斜面を下る 急斜面はここまで 上の駐車場に到着(もう少し)

 雨も降りそうにないし、予定通り刈羽黒姫山に行くことになり、登山口のある高柳町磯之辺に向かう。
  小一時間車を走らせ磯之辺登山口があるキャンプ場に到着。キャンプ場は当然シーズンオフであり、看板も外され柱に括り付けられており、下山時まで我々の車しか止まっていなかった(最後まで他の登山者とは一人も会わなかった)。
 事前調査でも、ふもとのお店のおばさんも「クマに気を付けて」と言われ、登山口でも大きな熊注意看板となればクマ除けの鈴や笛を鳴らし続けながら登っていった。
既にシーズンオフか、看板は外されていた 広い駐車場は我々だけ 登山口の熊注意

 登山道は広いものの斜度があり、「下りは要注意だね」と話しながら登っていく。
 登山標識は「五合目」「七合目」と奇数でしか目に入らなった。
落ち葉が絨毯のような広い登山道 五合目通過(結構斜度はある) 七合目通過(落ち葉の下が滑りそう)

 急斜面が続くため、休憩は僅かな緩斜面でとるも、いかにも熊が出そうな雰囲気の森で休憩中も鈴を鳴らしていた。
 急斜面も終わり広場に出たので山頂かと思いきや九合目。山頂示す道標が朽ちて地面に転がっていて、一瞬「道はどっち?」と思うも、山頂への道は一本しか見当たらず狭い階段上の道を登ることにした。道脇には苔むした数多くの石仏が並べられていたが往時を忍ぶ説明看板も何なく.
静かに手を合わせて通過していった。
休んでいても熊が気になる 九合目到着(お社がある広場) 九合目すぐ先に多くの石仏が立つ

 九合目から少し登ると間もなく山頂に到着。
 山頂には小さなお社が建ち、片方には小さな避難小屋が建っていた。晴れていたら展望も叶うと思われるいい山頂。
 気温も下がってきたので小屋内で昼食休憩、しかし、空から細かく白いものが落ちてきた。
 「雪だよ!」との声で、皆下山準備に入り即下山開始。 
黒姫山山頂(小さなお社と避難小屋が建つ)
雪が降って来たので下山開始 山頂標にて集合写真(冷たい雪が降ってきた) 

 下山はとても滑りやすいため、皆で「気を緩めないで!」と声を掛け合いながら登ってきた道を降り、無事に登山口まで戻ることが出来た。
 この二日間、とても恵まれた天気とは言えない状況ではあったが、面白い刈羽三山の二座を楽しむことが出来た。
 食料調達もこなしたHリーダーや、山荘での調理に腕を振るってくれたメンバーに感謝、またどこかでご一緒しましょう。