会山行紀行文
No−124
グレード:C
2016年
 10/30(日)
晴れ
(まないたくらやま)
俎倉山

  857m
参加者 (紀行文) 1767 K/S 
21名
(男性7名・女性14名) (写真) 2097 T/Y
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:15)=俎倉山登山口(8:25-8:35)…琴沢(9:30)…お京平(10:35)…山頂(11:40-12:30)…お京平(13:30)…琴沢(14:20)
…登山口(15:22-15:30)=新潟駅南口(16:55)
≪紀行文≫
〜〜〜厳しくも、紅葉の盛り、「紅」に「黄色」にと目を楽しむ〜〜〜
 新潟駅7時15分集合。
 昨日の午前中迄雨が降っていたので、あわや中止か!の危惧も何の!晴天の様相に皆さんうれしそうに集合、出発です。
 今日の会計さんは、名簿には、表示なしで会計定番の席に座ったお二人に急きょ決定!にもかかわらず、流石の早業、現地到着待たず会計報告も終了です。
 リーダーからは渡渉、へつりの箇所があるので、十分気を付けての歩行。ストックのキャップを外した方がよいことなどの注意事項を聞きながら登山口に到着です。

 いよいよ「爼倉山」857m「標高差650m」目指して登山開始です。
県道335号滝谷上赤谷線の
鳥越林道登山口で登山準備
鳥越林道入口からスタート  鳥越林道登山口で熊出没注意看板あるが、大勢なので気にしない

    前を行く3,4人のパーティもいます。里山特有の用水沿いの草むらと杉林の道を進みます。と、「琴沢」の豊かな水量で流れる渡渉地点が見えてきました。ドキドキしながら並んだ石を選びながら渡ると、続いて岩場が待っていました。
最初は歩きやすい登山道 琴沢直前の登山道で
丸太組橋を注意して渡る
琴沢の渡渉です。
ここから大きい沢の渡渉が全部で5か所ある

 ロープと鉄杭を使って登ります。1班が渡ったところで、リーダーはロープを継ぎ足して、サブリーダーの皆さんたちも声をかけながら、無事全員が登り終えました。 
 その後も「へつり」状の箇所や、小さな渡渉がありました。
琴沢の渡渉を過ぎたあたりから
足元の悪いヘツリ道が続く
ヘツリ道と急登が続く道で
ロープがない箇所にリーダーロープを張る
3か所目の一番きついヘツリ道で
へっぴり腰?
2番目の沢は大きな岩をよじ登る、
ここでヘツリ道は終わり
尾根に取り付く急坂を登ると、
緩やかな尾根道が暫く続く
渡渉・ヘツリ道・岩場の急登が終わり
ホット一息入れる
3回目の渡渉 少し紅葉していた穏やかな樹林帯 4回目の渡渉、もうすぐお京平に

 遭難慰霊碑の岩がある一帯はお京平ということです。
 誰かが「こまでくれば後は!」と言ってくれる声が聞こえたので、「そうかもう少しかっ!」「沢も終わったのか!」と勝手に思い込みながら歩いて行けば何と、沢の音も聞こえ小さいながら渡渉も出現。そして、もう一つの難所が出現しました。
 ロープと鉄杭のある岩場です。足の置き場を確認し皆なで声を掛け合いながら慎重に足を運びます。無事に乗り越えホットしつつも、まだまだ、木々の中を歩くなかなかの急登が続きます。
この辺から紅葉が綺麗 お京平の遭難慰霊碑 最後の急登かな?
天狗の庭(北峰)方面の岩の紅葉が見事 ここにもヘツリ道と渡渉が 本当にこれが最後の急登?

    しかし、やがて先を歩く人の「着いたよー!」の声に最後の力を込めて一歩を出せば、爼倉山の頂上に到着!三角点にタッチです。
眺望もよく、近くには、蒜場山が大きく見えました。その右手奥には、御神楽岳も見えます。山頂で味わう感動の一コマです。
 晴天の元、楽しいランチタイムをゆっくりとって、居合わせた数学系の方からシャッターを押していただいて和やかに全員揃って記念写真…と予定通りの時間配分です。
ずっと山頂近くまで急登が続いたが、
なんか抜けた様だ
山頂近くの紅葉、青空に映えるね 初めて周囲の山が見えた、
10/2に記念登山で登った蒜場山だ
 俎倉山頂に到着
紅葉と青空で今日は美味しいぞ  山頂で集合写真、後ろは蒜場山 写真

  そして、下山は同じ道を歩きます。山頂到達という誇りをもっての帰り道なのですが、登りに苦労した箇所はやはり「厳しいなぁ」と慎重に歩きます。
 それでも、目に入る周囲の景色は、紅葉の盛り、「紅」に「黄色」にと目を楽しませ、心を爽やかにさせてくれます。同行者とその感動を共有する至福のひとときでもあります。
下山開始 下山先に、馬ノ髪山の尾根続きの八ツ峰  素晴らしい紅葉で満足、満足 

 1時間ほど歩いて「お京平」の休憩では、石碑に上って碑文を眺めている元気なメンバーもいましたが、私は怠けていました。
 登るときより怖い下山の急坂  お京平の遭難慰霊碑で遭難の状況を読む 午後の光で紅葉が綺麗

 さらに下り、やがて沢の音も大きくなり、左下に沢の渡渉地点が見えれば、岩場の「へつり」です。下りの方が恐怖感ありそうです。
 リーダーのロープが継ぎ足され、リーダー、サブリーダーの支援を受けながら一人一人慎重に下ります。「一人3分×21人の所要時間は?」など話しをして順番を待ちます。

 やがて全員無事着地!  疲れと満足感でしばらく歩けば、バスの待つ終点です。リーダーとハイタッチで感謝を。
 予定時間を50分ほど遅れて帰路へ着きます。 
一番最初の渡渉前の岩場が急坂で
慎重に下りる
登山口でリーダーとハイタッチ  鳥越林道入口バスが待機していた 

   車中でリーダーは「最後の班長さんの人数確認がなかったよね?」と言われました。
 途中の飲料買い出しもなく皆、元気で新潟駅に到着しました。
 リーダー、サブリーダー、班長さん、皆さんお疲れさまでした。