会山行紀行文
No−123
グレード:C
2016年
 10/22(土)
晴れ
(ろくじゅうり)
六十里越街道(山形)
900m(細越峠)
参加者 (紀行文) 2244 Y/K 
32名
(男性11名・女性21名) (写真)1866S/T 2244Y/K
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:05)=七ツ滝駐車場(9:15)…蟻腰坂入口(9:30)…弘法茶屋跡(9:50)…国道112号横断(10:15)…独鈷茶屋跡(10:45)
…昼食(11:55-12:30)…細越峠(12:35)…ザンゲ坂(14:00)…湯殿山神社(14:15)…本宮参拝(14:45-15:30)…湯殿山神社(16:00)
=新潟駅南口(19:25)
≪紀行文≫
〜〜〜1200年の歴史を重ねる出羽の古道、紅葉に彩られた街道を訪ねて〜〜〜

 六十里越街道は庄内地方と内陸とを結ぶ約30キロの街道ですが、今回は歴史の面影を数多く残す見所の多い蟻腰坂入口から湯殿山神社までの約8キロの街道を歩きます。

 新潟駅を定刻5分前に出発し、途中乗車の方を乗せ全員揃ったところで「六十里越街道」の資料が配られました。
 リーダーの軽快なトークによる挨拶、行程の説明があり街道への期待が高まります。
 湯殿山ICを出て田麦俣の独特の造りの美しい「多層住宅」を車窓から眺めるとバスは七ツ滝駐車場に到着。
 七ツ滝をゆっくりと眺める間もなくすぐに出発準備。
車窓からの多層住宅 七ツ滝駐車場 七ツ滝

 少し歩いて「蟻腰坂入口」に到着。この街道は色々なイベントが計画されているとのことで「のぼり」も各所に備えられていて街道も歩きやすいように整備されているのがわかります。
 リーダーの「山歩きのコツは最初の30分はゆっくりと歩く」との指示により一班を先頭に登り始めます。
いよいよ出発 蟻腰坂入口 体も温まり一枚脱いで

 良く整備された歩きやすい街道を足取り軽く進んで行きます。
 パンフレットでは国道112号線を横断するに迂回路約20分と書かれていましたが、新しくできていた国道横断用通路により20分の行程短縮ができました。更に「ラブラブナ」、「千手ブナ」など眺めながら進んで行きます。
出羽の古道足取りも軽く 国道横断用の道 ラブラブナ
美しいブナ林 千手ブナ 登りが続く街道

 紅葉を眺めながら更に進みます。
ブナ林の街道 視界が開けたら一面の紅葉 明るい林の中

 昼食予定の護身仏茶屋跡を通り過ぎ、小堀抜、大堀抜を過ぎたところで「お腹がすいた」との声なき声を敏感に察知したリーダーの判断により街道の両側で昼食。食事中、キノコ採りの地元のオジサン二人が通っていきました。
 歩いていれば暖かいけれど食事をとって休んでいると体が冷えてきました。昼食も終わり出発したらすぐに最高点、標高約900mの「細越峠」に到着、ここで集合写真。
 ブナ林に囲まれた広場がありここで昼食をとりたかったとのリーダーの声が聞こえました。
大堀抜(オホノキ) 街道の両側で昼食 細越峠
細越峠 集合写真 1、2班 細越峠 集合写真 3、4班

 細越峠から道は下りとなり美しい紅葉に感動の声を上げながら進んで行きます。

 視界が開けたところからは紅葉に染まった中腹に湯殿山神社が見えます。

 最後の登り「ザンゲ坂」にそなえ薬師小屋後で最後の休憩を取ります。
マユミ ピンボケでした
美しいブナ林 紅葉の中に湯殿山神社 下りも緩やかになり
川にかかる鉄橋 薬師小屋跡での休憩 ザンゲ坂

 湯殿山神社に到着。ここからは「庄内バスの本宮参拝バス」に乗り5分ほどで本宮へ。
 祈祷料500円で祈祷を受けた後御神体に参拝し御神湯(足湯)で疲れた足を労わります。
 靴を履き歩き出せば「足が軽くなったみたい!」との声も聞こえてきました。
 本宮は御神域のため撮影禁止となっていました。
 天候に恵まれ、美しい紅葉を楽しみながらの山行は皆さん心も体もリフレッシュしたと思います。

 今回、一般山行に初めて参加し初めての紀行文でした。
 勝手のわからないこともありましたが先輩方に色々と教えてもらいながらカメラとメモ帳片手に見事な紅葉を楽しみながら歩くことができました。
 リーダーを始めとして皆様お疲れ様でした。ありがとうございました。
湯殿山神社に到着
 湯殿山御神牛  本宮参拝後、全員で集合写真