≪紀行文≫ |
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〜〜〜快晴に恵まれ、360度の展望と素晴らしい紅葉を楽しむ〜〜〜 |
谷川連峰に「大源太山」は2座あります。一つは馬蹄形縦走路の七ッ小屋山の少し北、もう一つは平標山の南です。
今回登ったのは、「上越のマッターホルンの異名をもつ鋭鋒」(山と高原地図)と呼ばれる前者に、旭原登山口から登りました。
大源太山は、以前の山行で「紅葉がきれい」とのCLの一言で参加を決めておりました。
朝6時過ぎ、新潟駅を定刻に出発、途中巻潟東ICで5名、栄Pで1名と合流し、訳あって10分ほど遅れての出発です。
旭原登山口駐車場には、車が多くて入れませんでした。
林道をバックで少し戻り、駐車場手前の最後のカーブの所に駐車スペースを見つけました。
10月半ばの紅葉真っ盛りの時期と、快晴が3日続いた最後の日で雨の心配がない事、関東圏から近い事、などが重なって混んでいたのでしょ
うか?
登山口まで約5分位林道を歩きます。登山口には「山頂まで約3.5km」の標識と登山届入れがあります。
各自準備を整え、はやる気持ちを抑えながら我々も出発です。 |
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駐車場まで入れず、手前から歩き出します |
山頂まで約3.5kmです |
リーダーの登山前の指示と各自の準備体操 |
始めは杉林の中の緩登を、沢音を聞きながら登ります。10分ほど歩くと最初の渡渉点で、北沢の右岸から左岸へ渡ります。
ガイドブックと地図では丸太橋となっている(資料が古い?)が、実際は渡渉です。水害で丸太橋が流されたのでしょうか?
今日は雨の心配は有りませんが雨天の時や増水時は、撤退も含めて注意と検討が必要です。
更に10分ほど進むと分岐が有り、右に「謙信ゆかりの道」の標柱がある。大源山から七ッ小屋山・シシゴヤの頭を周回すると、この分岐に
戻ってくる。
いくつかの小沢を越えると2回目の渡渉が待っていた。渡渉後ここで小休止し水分やエネルギーを補充。 |
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始めは杉林の中を歩きます |
最初の渡渉。北沢の右岸から左岸へ |
2回目の渡渉。左岸から右岸へ |
ここから道は沢を離れ、ブナ林の急登が連続する。木々の間からは紅葉が始まった弥助尾根が左手に見える。
徐々に高度を稼ぎ、背後に湯沢の町のマンションが見え始めて来たら弥助尾根は近い。
傾斜も緩やかになり、やがて弥助尾根に到着する。木々の間からこれから登る大源太山が初めてその姿を見せてくれる。大源太山の右隣には七ッ小屋山も確認できる。いずれも立派な山だ。差し入れの干し柿を頂き、元気を取り戻す。 |
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気持の良いブナ林。それにしても急登です |
こんな所もあります |
弥助尾根に到達すると、木々の間から
ようやく大源太山が顔を出してくれました |
弥助尾根に乗ってからは、紅葉の大源太山頂が徐々に近づいてくる。
登山道は次第に岩稜となり、傾斜を増し、最後の急登を登り切ると山頂に到着する。 |
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紅葉の登山道を進みます |
結構急な登りです |
稜の急登が続きます |
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ちょっと怖いんですけど・・・・ |
徐々に山頂が近づいてきます |
山頂までもう少しです |
山頂からは360度見渡せる。素晴らしい景色だ。七ッ小屋山の左右に馬蹄形縦走路の山々、三角の形をした万太郎山、その右側になだらかな仙ノ倉山と平標山、谷を挟んでいつもの平頂の苗場山、遠くに今日教えてもらった妙高山と火打山、そして湯沢のマンション群、井戸尾根が
立ち上がる大きな山塊の巻機山、そして朝日岳に連なる山並み。素晴らしいの一言に尽きる。 |
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それにしても風が強く、とても地図を広げて山座同定どころではない。油断していると帽子はもちろん昼食のカップ麺まで飛ばされそうだ。 |
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予定通り11:50、山頂着 |
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山頂で全員揃っての昼食。
風が強くまったりもできません |
昼食後、全員揃っての集合写真。後ろ右方面は巻機山です。(1958) |
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山頂からは360度の大パノラマです。
中央が七ッ小屋山、その左の窪んだ所が清水峠、その左から尾根伝いに中央に向かってジャンクションピーク、朝日岳、笠ヶ岳。
七ッ小屋山の右の尾根伝いに蓬峠、奥に向かって武能岳、茂倉岳、一ノ倉岳、一番奥が谷川岳から右に万太郎方面。 |
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頂上から右奥が巻機山から朝日岳方面。風が強いので、山頂からこぼれ落ちない様に注意!注意!・・・です。 |
あわただしい昼食と集合写真を済ませ、予定の時刻に下山開始だ。
岩稜の激下りもあり、ゆっくりと降ります。
二カ所の渡渉も無事越えて登山口に到着です。
風はかなり強かったが快晴に恵まれ、360度の展望と素晴らしい紅葉を楽しむことができました。 |
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名残惜しいのですが、12時30分に下山開始 |
これから下る稜線が一望できます |
紅葉を楽しみながら(1958) |
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左岸への渡渉と |
右岸への渡渉 |
15時05分、無事に登山口到着 |