≪紀行文≫ |
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〜〜〜アルプスの雄大さ岩峰の鋭さ槍・奥穂の一部を垣間見ました〜〜〜 |
山歩きを始めたころに槍ヶ岳に登ろうとは思いもよらず遠い写真や映像の中の風景でしたが、少し経験し行けそうかなと思い今回憧れの槍の穂先に立ってみようと思い参加しました。ただ天候が気になります後は日ごろの行い次第で仕方ないと良い風に思うことに。
≪1日目≫
定刻に新潟駅南口を出発雨は降っていません、やがて長野県に入るころからガスが濃くなり上高地に着く。
雨対策をして出発しばらくは林道歩き行楽客の方もいます。
横尾に到着、ここからは少し登山道らしくなりますこのあたりから小雨がふりだす。 |
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おなじみの河童橋からスタ−ト |
明神で休憩 ここから紅葉が始まります |
槍沢は紅葉が始まったばかり |
合羽を着たり脱いだりしながら今晩の宿の槍沢ロッジに到着です。宿は客で混んでいて、私たちの割り振られた部屋は10畳ほどで布団4枚に5人寝るくらいで今の季節では普通のようで少し狭く感じました。
風呂に入り汗を流して夕食までの時間に明日に向けての英気を養い、相談を兼ねて楽しみの懇親会を行い自己紹介等、楽しい時間を過ごし夕食の後早めに就寝しました。 |
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≪2日目≫ |
星空が見える中で朝を迎え定刻通りに出発です。
しばらくは槍沢沿いに遡上、日が昇るにつれて山は錦秋の紅葉が鮮やかになり空は快晴。
天狗原分岐ころまで来ると、槍ヶ岳が威風堂々その雄姿が近く見え、紅葉と槍の穂先絵になります。
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「孫槍」を見ながら2日目のスタ−ト |
「曾孫槍」もありました |
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槍沢に沿って「横尾尾根」の紅葉がきれい |
槍沢に沿ってババ平で東鎌尾根を望む |
槍沢に沿って
大喰岳、中岳が朝日に輝いていた |
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槍沢に沿って次第に高度を上げていく |
槍沢に沿って大岩の紅葉がきれい |
槍沢に沿って天狗原の紅葉 |
リーダーの提案で全員で天狗の遊ぶ天狗原に行きましたが、ここがまた素晴らしい池に映る槍の穂先が絶景でした。
ここで30分くらい時間を忘れて眺めいるも、心残りですが槍に向けて出発です。 |
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天狗原の分岐から槍沢を横切り天狗原に向かう |
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天狗原に向かう途中後方に槍が |
天狗池と槍 |
グリーンバンドという場所で早目の昼食にして歩を進める。
播隆上人窟を過ぎてから急坂が始まります。ゆっくりゆっくり呼吸を整え一歩・一歩と登ります素晴らしい展望をみるための試練です。やがて槍ヶ岳山荘に到着です。
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絶景探訪「さぁ心ゆくまでながめるがいい…お前にはその資格がある…」なんてつぶやいて眺める |
西岳、常念眺めながら |
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槍を目指してさらに高度を上げて行く |
ガスが沸いてきた〜殺生ヒュッテを望む |
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肩まで110m槍が真近に迫る |
槍ヶ岳山荘(肩の小屋)に到着 |
槍ヶ岳をバックに集合写真 |
ガスが出てきたこともあり休憩なしで山頂を目指すことにしました20分くらいで山頂に到着。憧れの槍の穂先に立ちました。
風が強く360度の展望とはいきませんが一瞬ガスが飛ばされたときにアルプスの山々が展望できました。
下りは慎重にゆっくり3点確保を忘れずに、山荘は大きい小屋で部屋にも余裕があり一人布団1枚で快適です。
夕食まで時間があり懇親会を少し行い夕食後早目に就寝しました。 |
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直ぐに槍を目指す |
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山頂直下の長いはしごは登りと下りが |
ついに山頂に着きました |
鳥になって空を飛んでいるような気分です |
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≪3日目≫
朝起きると濃いガスと小雨、今日は長い下りです。
リーダーから滝谷出会の渡渉が心配ですが大丈夫と判断し予定通り下ると話があり出発です。
始めは強風と雨とザレ石のなか呼吸を整えて慎重に歩きます。
6〜7か所ほど大きい渡渉を経て標高差2000bを一気に下ります。
何とか白出分岐に到着ですが、このころから大粒の雨になりここからも長い長い林道歩きです。
疲れもピークでここが辛抱のしどころでした新穂高温泉に着いた時にはこれで歩かなくてよい思いホッとしました。
後は温泉と食事を済まして岐路につきました。 |
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滝谷出合の応急はしごわたる 大きな
岩の上に24時間監視カメラが置いてある |
3日目雨の中飛騨乗越と千丈乗越の分岐
ファ−ストエイドが |
槍平キャンプ場にてドシャブリのなかを行く |