会山行紀行文
No−098
グレード:B
2016年
 9月11日(日)
曇り後晴れ
(たにがわだけ)
谷川岳縦走

  1978m(茂倉岳)
参加者 (紀行文) 2166 Y/S 
25名
(男性11名・女性14名) (写真)2131Y/S・ 2166Y/S
≪コースタイム≫
ゴザレヤ橋P(4:30)=新潟駅南口(5:00)=新潟西IC=巻東IC(5:23)=栄PA=水上IC(7:20)=谷川岳RW土合口駅(7:40-50)
≒天神平駅(8:10-8:30)…肩の小屋(10:30-11:00)…谷川岳トマの耳(11:10-20)…オキノ耳(11:30-40)…一ノ倉岳(12:50-13:00)
…茂倉岳(13:20)…矢場の頭(14:40-15:00)…土樽登山口(16:50-17:10)=湯沢IC=栄PA=巻潟東IC(19:16)=新潟西IC(19:32)
=新潟駅南口(19:45)=ゴザレヤ橋P(20:10)
≪紀行文≫

                〜〜〜今はもう秋 誰もいない…谷川岳から茂倉岳♪〜〜〜


 谷川岳1963・1977mの双耳峰、交通の便が良くて毎年登る大好きな山です。

 友達誘って食材とビールしこたま持ってロープウェイ利用して登るもよし、足慣らしに下から
登るも良しで、また首都圏からいまどきの山ガールも沢山登るので、目の保養にもなるしです
\(^o^)/。

 ただシーズンの休日には渋滞の列がつながるほど人が多くて大変ですが。

 今回は谷川岳から一ノ倉岳・茂倉岳から土樽に降りる初めてのコースで楽しみにしてました。
 ロープウェイ利用するので楽な稜線歩きかなと思っていたのですが。友人に話すと、登りは
いいけど、くだりがなぁ……。と

 ホームページや地図で調べてみると、なかなかのコースらしく、雨だけは降らないでぇとコロコロ変わる天気予報ばかりみてました。
行程MAP(クリックデ拡大)
 幸いにこの週末は天気良く、道も乾いていそうです。

 ロープウェイ駅に着くと、また混んでいるかと思いきや意外に空いている。25人グループで大丈夫かなと心配もしていたのですが。

 みなさん本格的に紅葉が始まるまで控えてるんでしょうか?

 あっという間に着いたロープウェイ山頂駅では残念ながらガスって景色は全く見えません。
 まあ涼しくていいのですが。
空いているロープウエイ乗り場 山頂駅でミーティング さあ谷川岳目指して出発!


 よく整備された道を順調に登って、休憩をいれながら避難小屋・天狗の溜まり場をすぎて、やがて肩の小屋到着。

 ここで昼食タイムですが、じっとしてると寒いので早めにすまして谷川岳トマの耳1963mからオキの耳1977mへ。

 ここでガスがかかったり消えて景色が開けたりどんどん変わっていきます。

 ガスの晴れた間に見える色づきはじめた草紅葉の景色は絶景です\(^o^)/
谷川岳頂上でガスが晴れてきた! 谷川岳頂上(オキの耳)にて、1斑の皆さん
2班の皆さん 3班の皆さん

 富士浅間神社奥宮をすぎて一旦降りて一ノ倉岳へ。
 この先に進む人はほとんどいなくなり、先ほどの喧騒が嘘のようです。

 初秋の静かな山旅もやっぱりいいなぁと思ったのも束の間、いったん降りて登り返すのですが蛇紋岩がピカピカに光って、ここに脚をかけろと誘ってますf^_^;


 慎重に降りていくと、途中ノゾキというところがあって、下をのぞくと一ノ倉沢の絶壁が……見えるはずですが、真っ白でなにも見えませんでしたf^_^;)
慎重に降りていきます 
 鳥居をくぐって一ノ倉岳へ ノゾキから下を見ると目も眩む… 覗いても真っ白でなんも怖くなかった
これから歩く稜線を望む 登り返し
けっこうキツそう!
緊張の岩場。
一歩一歩確実に
一ノ倉岳1974mタッチ!
一ノ倉岳避難小屋 

 一ノ倉岳1974mから茂倉岳1978mまでは快適な稜線歩きです。
 景色を楽しみながらルンルン気分で歩いていきます。

 時々ガスが消えて振り返れば歩いてきた道のりが、前方を見ればはるか下に町が見えます。
 いつものことですが、よく歩いてきたなぁと、そしてゆっくりでも歩いてればそのうちに着くんですね。
一ノ倉岳山頂にて
茂倉岳までは快適な稜線散歩 草紅葉の絶景 振り返ると歩いてきた道のりが一望
夏も終わってちょっとさびしいね
茂倉岳山頂にて

 茂倉岳避難小屋でひと息入れてあとは降りるだけです。
 でもここからが本番なのです(友人曰く)(・_・;
 慎重に降りていくとキタァー。

 巨大根っこゴロゴロ地帯。待ってましたぁ。
 これが噂に聞いた天然フィールドアスレチック!
 「自分が中学生だったら面白い道だったろうなぁ」とか考えながら降りていきましたが、脚は上がらず、バランス取れずヨタヨタ、ヨッコラショと越えていきます。
 そんなに長い間ではないのですが既に脚力はレッドゾーンに!
 続く下山道も粘土質で見るからに滑りそうで、時々歓声ともとれる声が聞こえます。

 もうゴールも近いと思ったとたん、ズルズルスッテンとやってしまいました。
 柔道なら一本取られてるぐらい見事に背中まで着いて(>_<)
 はぁぁ「キミキミ歩き方なってないよう」スパスパ(煙)という声が聞こえてきそうです(汗)
 ほんと下手なんですよね。
 お疲れ様でした

 さらに慎重に降りていくと、まもなくバスが見え到着!!

 リーダーさん、サブリーダーさん、そして皆さん、ありがとうございました。
 静かないい山旅を満喫して、充実した思い出深い山行になりました。
 充実しすぎて、次の日は階段登るのにも両手とも手摺から離せませんでしたが(笑)
 これからまたいい季節になります。またご一緒できる日を楽しみにしてます\(^o^)/