会山行紀行文
No−097
グレード:C緩
2016年
 9月10日(土)
曇り時々晴れ
(ことおみやま)
小遠見山

  2007m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
25名
(男性5名・女性20名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:00)=糸魚川IC=五竜とうみ(9:40-9:50)≒(テレキャビン・展望リフト)≒リフト降り場(10:30)…地蔵の頭(10:40)
…小遠見山(12:00-12:40)…地蔵沼(14:10)…アルプス平(14:30-14:40)≒五竜とうみ(15:00-15:15)=新潟駅南口(18:50)
≪紀行文≫
〜〜〜期待した展望は叶わなかったが楽しい山歩きを〜〜〜

 不安定な秋口の天気。一週間前から気をもむののこの日だけは天気が良さそう。

 新潟を定刻に出発し現地に向かうと青空の世界で期待が高まる。

 遠見尾根の玄関口「テレキャビン」乗り場に到着すると頭の上は青い空が広がっているもののこれから歩く予定の方向には雲が出始めてきた。

 テレキャビンを降りて高山植物園の下を歩き、展望リフトへ、八方尾根の上部は雲に隠れてしまった。

 地蔵の頭直下でリフト降り地蔵の頭への登りに着くも、自分たちのいるところは晴れてはいるが
五竜や鹿島槍の山並みは何も見えない。

(クリックで拡大)
 小遠見山のコース概要(ネットから頂きました)
テレキャビン乗り場(とおみ駅)  乗り換え展望リフト、その向こうに八方尾根 展望リフトを降りて登山開始

 リフトを降りていきなりの急登だが、ちょっと踏ん張れば“地蔵の頭”に着く。
 ここは素晴らしい展望ポイントなのだが…。遠望が効かず観えたつもりで小遠見を目指す。
 ここからは大小様々な階段が繰り返すが、親切な道標で気分よく歩ける。
先ずは地蔵頭まで一登り 地蔵の頭。晴れているが…、山は観えない 見返り坂(登ってきた道を振り返る)

 “一ノ背髪”を過ぎアップダウンを繰り返しながら、急な階段を登り切ると“二ノ背髪”に到着。
 ここまで登れば、後は展望の良い緩やかな尾根歩きとなる…筈!、雲に覆われて少し先位しか観えなくなってきた。
ほっと一息の一ノ背髪 二ノ背髪に向かって最後の急登り やっと二ノ背髪「ふう〜」

 それでも、なんとなく山頂が近い様な開けた尾根歩きとなると山頂が近く、山頂直下に来ると五竜岳への分岐点に着く。
 ここから山頂まで100mは無い。
小遠見山山頂に向かって緩やかな尾根歩きとなる(山頂は近い) 小遠見山と五竜岳の分岐点

 ほぼ時間通りに到着した山頂は多くの登山者で賑わっており、空いている場所を確保して昼食休憩となった。
 本来は鹿島槍ヶ岳や五竜岳を観ながらの昼食休憩のはずだったが、山だけ隠れていた。
 暖かい日差しをいっぱい受けての昼食がせめてもの救いだった。
賑わう山頂で昼食 本来は後方に鹿島槍と五竜を写すはずだった集合写真

 昼食休憩も終わり下山開始し、歩き始めてすぐ山頂が雲に隠れてしまった。(我々の昼食時だけのライトアップのようだった)
 下山は皆さん余裕のようで、途中幾度も草木を愛でる姿が観られた。
 また、どんどん下って行くとやがて下界が開け、遠く戸隠方面の山容が薄っすらと浮かんで観えた。
下山開始(山頂が雲の中に) 下りは草花を愛でる余裕が 下界のガスは切れて綺麗な展望が

 地蔵の頭手前にある、自然遊歩道への道標に従い“アルプス平自然遊歩道”歩いた。
 やがて開けた“白馬五竜高山植物園”の斜面を花を楽しみながら降りるとテレキャビン乗り場に到着。
 アルプス平自然遊歩道に入る 自然遊歩道を下る   五竜高山植物園を下る

 テレキャビンを降り、バスに乗り込み新潟に向かった。

 今回は展望は十分ではなかったがすがすがしい気分での山歩きを楽しむことができた。
 また季節を変えて来てみたいと思った。

≪今山行で出逢えた花々≫の一部