会山行紀行文
No−094
グレード:B
2016年
 9月10日(土)
晴れ
(あだたらやま)
安達太良山・湯川

  1140m(中の滝)
参加者 (紀行文) 2208 A/I 
11名
(男性7名・女性4名) (写真) 1862 Y/I
≪コースタイム≫
新潟(5:00)=二本松IC=二本松塩沢スキー場(8:30-45)…登山道分岐(9:00)…入渓(9:05)…三階滝(11:00)…八幡滝(二俣)(11:55)…中の滝(12:10)…八幡滝(二俣)(昼食12:20-13:20)…(登山道)…分岐(14:20)…二本松塩沢スキー場(14:35-15:00)=岳温泉(15:30-16:30)=新潟(18:30)
≪紀行文≫
〜〜〜安達太良の清流に遊ぶ〜〜〜

 安達太良の沢登りに行ってきました。
 新潟から福島県の安達太良山ふもとにある塩沢スキー場に車を止め、身支度をして沢の方へ出発しました。
 今回は、沢に添って登山道があり、何かあったら登山道に戻ることができると言うことですなので安心して、入渓しました。

 道を下るとすぐに沢。前に進むには、水の中に入らなければなりません。水が冷たいのでは?と躊躇しているとリーダーは進んでいきます。
 恐る恐る水に入ると、案の定冷たくて、これから先の沢歩きが心配になりました。
 水に入ってしまうと、水は冷たいですが、このくらいの温度かと気持ちは定まりました。
 合わせて足手まといにならないように、歩みを進めました。今までの山登りとは、全く異なった「山の歩き方」です。

 ・水が流れている川の中を歩く。
 ・流れのある川の中で、足場の良いルートを自分で探して歩く。
 ・川が大きな岩で囲まれ水が深い池のようになっている箇所では、足場の良い所を見つけて、岩につかまって落ちないように歩く。
 ・川が大きな岩に阻まれ滝になっているところでは、草や木をつかんで上っていく。
 ・川が大きな岩に囲まれているところでは、潔く水に入って歩く
 ・滝の中にいる自分
 ・流れる水を克服して休憩・昼食

 まさに、大人のチャレンジ、大人の冒険です。

 いつもの山歩きと違ってとても疲れました。が、上手に沢を歩けたときには、思わず「やったー」と声を出してしまいました。
 滝の真下にいる自分、滝から流れ散るしぶきを受けている自分、水が流れている大きな岩の上に立っている自分、いずれも楽しくそしてちょっぴり怖い山行でした。

 沢の山登りは、一人ではとても怖くて行けません。計画したリーダー、同行した皆さんに感謝です。   
 楽しい時間をありがとうございました。          以上
 沢の準備は大変です。
沢靴にハーネス、ヘルメットもしっかりと。
二本松塩沢スキー場から出発です。
大雨のせいか道路がえぐられていました。 
ここが入渓点です。
でも一般登山道でもあるんですよ。
橋が流され、ロープが張ってありました。
大雨の名残か結構な水量です。
慣れない身には少し怖かった。
小滝も現れ、
いよいよ沢の醍醐味が感じられました。
大きな釜です。
落っこちたら首まで浸かるかな。
大分慣れてきました。
この程度の渡渉はへっちゃらよ。
どんどん行きましょう。気持ちいいなあー。 フェルト底の沢靴は優れものです。
岩に密着して滑りません。
滝の前で一休み。
こんな贅沢はなかなか味わえません。
リーダーは笑っているけど、
腰までの水は女性には応えます。
ここはちょっと難関だぞ。慎重に慎重に。
これぞナメトコ(滑床)、一枚岩の上をサラサラと水が流れる。超気持ちいい〜。
ナメトコを静々と、
こんなの経験したら沢に嵌っちゃいそー。
ピークを狙うわけではない。この辺で記念写真を撮りましょう。
おっ!またもや滝だ。
でも左岸を楽々登れました。
八幡滝が見えたぞー!
ここが一般登山道と合流している場所です。
これが八幡滝、見事な滝だなー!
感激感激!
八幡滝の左岸を登ります。
急でしたが足場はしっかりしていました。
今年沢デビューした4人娘。ここまで来ればまずは合格点、バンザーイ! ;霧降滝を目指しましたが、ここ中の滝で時間切れ。ここが本日の最高点です。

(クリックで拡大)
戻って、八幡滝を下降、
今回の沢のフィナーレです。
八幡滝の脇で楽しいランチ、安堵と満足、
皆さんの顔見りゃ分かりますね。
歩いた軌跡です。
青っぽい線が沢遡行でした。